広島競輪は荒れる?400m・直線57.9mで差しとS級配当を検証
「広島は荒れるの?」と気になったら、本命が残るか、最後の差しで相手まで広がるかを知りたくなりますよね。広島は400mバンクで、みなし直線は57.9m。カントは30°47′34″です。
10年分の集計では、3連単1万円以上が34.2%、得点1位の選手が4着以下になった割合が29.5%でした。得点1位の選手は3着以内に70.5%残っていますが、配当の1万円以上は全体の3分の1を超えています。
1着の決まり手は差しが47.5%で、差しの平均配当は24,827円、1万円以上は43.4%。S級の平均配当は25,464円、差しタイプの得点1位の選手がライン先頭にいると4着以下40.3%でした。広島は、場全体の本命成績よりも、差し・S級・ライン位置を並べたときの数字が気になります。
レース結果を当サイトのデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。本文の基本成績・得意戦法・ライン位置は、S級・A級・チャレンジの数字です。
- 対象期間:2016-01-13〜2026-07-24
- 調べたレース数:4,499レース
- バンク:400m・みなし直線57.9m・カント30°47′34″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
広島の得点1位の選手の基本成績、3連単の平均配当と中央値、S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当をまとめます。
続いて、逃げ・捲り・差しを得意にする得点1位の選手がどれだけ残るのか、ライン先頭か番手・3番手かで本命着外と払戻がどう変わるのかを比べます。広島ではS級の配当が全体を押し上げているのか、差しタイプの本命がどの位置で崩れたのかを数字でたどります。
広島競輪は差しが47.5%。平均配当24,827円で1万円以上43.4%
広島の1着の決まり手は、逃げ18.7%(818/4,386レース)、捲り33.8%(1,483/4,386レース)、差し47.5%(2,085/4,386レース)でした。差しが最も多く、逃げは2割を下回っています。中直線の広島でも、前が残るより後ろの差しで決まるレースが多い結果です。
払戻を比べると、逃げは平均10,029円、中央値2,415円、1万円以上19.2%。捲りは平均14,352円、中央値4,270円、1万円以上29.1%、差しは平均24,827円、中央値7,500円、1万円以上43.4%でした。差しは回数だけでなく、平均・中央値・1万円以上でも大きく上回っています。
広島の直線57.9mで差しが多く、差しの払戻も高い。さらに全体の1万円以上は34.2%で、S級の平均配当は25,464円です。ここまで数字が動くと、単に『差しが多い競輪場』と片づけず、級班と本命のタイプまで確かめたくなります。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 18.7%(818/4,386レース) | 10,029円 | 2,415円 | 19.2% | 23.3% |
| 捲り | 33.8%(1,483/4,386レース) | 14,352円 | 4,270円 | 29.1% | 31.7% |
| 差し | 47.5%(2,085/4,386レース) | 24,827円 | 7,500円 | 43.4% | 45.0% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
広島競輪の本命成績。得点1位の選手の4着以下は29.5%
この記事でいう本命は、人気1位の選手ではありません。出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手を、得点1位の選手として集計しています。人気やオッズとは別の基準なので、車券で一番売れている選手と一致しない場合があります。
広島で得点1位の選手が1着になった割合は37.1%(1,645/4,433レース)、3着以内は70.5%(3,127/4,433レース)、4着以下は29.5%(1,306/4,433レース)でした。3着以内に残る割合は7割ほどで、4着以下も約3割あります。
3連単1万円以上は34.2%(1,516/4,438レース)です。本命が3着以内に残ったレースでも、差しで相手が入れば払戻は広がります。広島の荒れ方を読むときは、本命の着外が特別に高いかだけでなく、差しの決着と高配当が重なったかも見てみましょう。
| 項目 | 広島 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 18,667円 | 同型場平均 17,763円 |
| 3連単の中央値 | 5,010円 | 同型場の場別中央値平均 4,434円 |
| 3連単1万円以上 | 34.2%(1,516/4,438レース) | 同型場平均 31.5% |
| 得点1位の選手が1着 | 37.1%(1,645/4,433レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 70.5%(3,127/4,433レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 29.5%(1,306/4,433レース) | 同型場平均 28.6% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
広島競輪の平均配当18,667円。中央値5,010円で普段の水準も高め
広島の3連単平均配当は18,667円、中央値は5,010円でした。平均配当は一部の大きな払戻で上がりやすく、中央値は払戻を小さい順に並べた中央の金額です。中央値が5,000円を超えているので、平均だけでなく普段の払戻もやや高い方へ寄っています。
5,000円未満は49.9%(2,216/4,438レース)、1万円以上は34.2%(1,516/4,438レース)、5万円以上は8.4%(374/4,438レース)、10万円以上は3.3%(148/4,438レース)でした。5,000円未満が半分を少し下回り、1万円以上は3分の1を超えています。
決まり手別の中央値は、差し7,500円、捲り4,270円、逃げ2,415円です。差しは平均24,827円だけでなく中央値も高く、普段の払戻まで広がっています。広島は、差しで決まったレースの金額を具体的に追う価値がある場です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 18,667円 |
| 中央値 | 5,010円 |
| 5,000円未満 | 49.9%(2,216/4,438レース) |
| 1万円以上 | 34.2%(1,516/4,438レース) |
| 5万円以上 | 8.4%(374/4,438レース) |
| 10万円以上 | 3.3%(148/4,438レース) |
払戻が分かった4,438レースを分母にしています。
広島競輪の級班別配当。S級は平均25,464円、1万円以上41.9%
S級の3連単平均配当は25,464円、中央値7,310円、1万円以上41.9%、得点1位の選手の4着以下32.0%でした。A級は平均17,996円、中央値5,560円、1万円以上36.2%、本命着外31.3%。S級はA級より配当も本命着外も高い数字です。
チャレンジは平均13,591円、中央値2,890円、1万円以上24.4%、本命着外27.7%。ガールズは平均8,491円、中央値1,630円、1万円以上16.5%、本命着外6.4%でした。級班をまたぐと払戻の水準も本命の残り方も変わるため、広島全体の平均を別の級班へそのまま移しません。
場全体の1万円以上は34.2%ですが、S級では41.9%まで上がります。本命の4着以下もS級で32.0%です。広島の荒れ方を考えるときは、差しの多さだけでなく、S級の高配当と本命着外が同じ方向へ動くかも重要になります。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 25,464円 | 7,310円 | 41.9%(517/1,234レース) | 32.0%(397/1,239レース) | 23,308円 |
| A級 | 17,996円 | 5,560円 | 36.2%(701/1,938レース) | 31.3%(616/1,970レース) | 19,142円 |
| チャレンジ | 13,591円 | 2,890円 | 24.4%(244/1,002レース) | 27.7%(278/1,002レース) | 11,764円 |
| ガールズ | 8,491円 | 1,630円 | 16.5%(37/224レース) | 6.4%(14/218レース) | 10,264円 |
級班ごとに分母が異なります。
広島競輪の得点1位の選手。逃げタイプの3着以内80.1%、差しタイプの4着以下35.4%
得点1位の選手について、出走時点から直近4ヶ月の逃げ・捲り・差しの回数を比べ、最も多かった戦法でタイプを分類しました。逃げタイプの得点1位の選手、捲りタイプの得点1位の選手、差しタイプの得点1位の選手を、それぞれ広島でどんな成績と払戻になったか比べています。タイプの違う選手の優劣を決める集計ではありません。
逃げタイプの得点1位の選手は、1着51.2%、3着以内80.1%、4着以下19.9%、平均配当8,889円でした。捲りタイプは1着44.0%、3着以内74.5%、4着以下25.5%、平均配当7,216円。差しタイプは1着27.1%、3着以内64.6%、4着以下35.4%、平均配当8,109円です。
差しの決着は47.5%と多く、差しの払戻も高いのに、得点1位の選手のタイプ別では逃げタイプが最も残り、差しタイプが最も4着以下になりました。広島の差しは、誰が差すかによって本命の残り方が変わります。決まり手と得意戦法を同じものにしないことが大切です。
| 得意戦法 | 対象 | 1着 | 3着以内 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 797 | 51.2% | 80.1% | 19.9% | 8,889円 | 15.8% |
| 捲り | 889 | 44.0% | 74.5% | 25.5% | 7,216円 | 12.4% |
| 差し | 2,081 | 27.1% | 64.6% | 35.4% | 8,109円 | 17.2% |
得点1位の選手が1人に絞れたレースを集計しました。得意戦法は、出走時点からさかのぼった4ヶ月間の回数で決めています。
広島競輪では、チャレンジの差しタイプが4着以下38.9%
S級では、逃げタイプの得点1位の選手の4着以下が27.0%、平均配当7,801円でした。捲りタイプは24.8%、4,776円、差しタイプは35.2%、4,983円です。S級では差しタイプの本命着外が最も高くなっています。
A級では逃げタイプの4着以下が20.3%、平均配当5,965円。捲りタイプは29.1%、6,343円、差しタイプは34.3%、7,993円でした。チャレンジでは逃げタイプ16.7%、12,214円、捲りタイプ18.3%、14,113円、差しタイプ38.9%、14,025円です。
広島では、チャレンジの差しタイプが4着以下38.9%まで上がり、平均配当も14,025円でした。一方、チャレンジの捲りタイプは平均14,113円です。差しタイプの着外が高いから配当も必ず一番高い、とは限りません。級班の中でも得意戦法ごとに数字の表情が変わります。
| 級班 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 逃げ | 137 | 27.0% | 7,801円 | 10.3% |
| S級 | 捲り | 318 | 24.8% | 4,776円 | 7.2% |
| S級 | 差し | 682 | 35.2% | 4,983円 | 9.3% |
| A級 | 逃げ | 330 | 20.3% | 5,965円 | 13.8% |
| A級 | 捲り | 402 | 29.1% | 6,343円 | 14.3% |
| A級 | 差し | 1,016 | 34.3% | 7,993円 | 17.9% |
| チャレンジ | 逃げ | 330 | 16.7% | 12,214円 | 20.0% |
| チャレンジ | 捲り | 169 | 18.3% | 14,113円 | 17.8% |
| チャレンジ | 差し | 383 | 38.9% | 14,025円 | 29.4% |
30レースに届かない組み合わせは載せていません。
広島競輪で差しタイプの得点1位の選手が先頭だと、4着以下40.3%
得点1位の選手がラインの先頭にいるのか、番手・3番手にいるのかで、レース中の役割は変わります。先頭なら自分で前へ踏み、番手・3番手なら前の選手の動きに乗って最後に伸びる形です。広島では、差しタイプが先頭にいると本命着外が目立ちました。
ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下が19.7%、平均配当8,878円。捲りタイプは25.5%、7,310円、差しタイプは40.3%、8,649円でした。差しタイプが先頭にいると、4着以下が4割を超えます。
番手・3番手では、差しタイプの4着以下が34.0%、平均配当7,958円、捲りタイプは26.6%、6,023円でした。先頭の差しタイプ40.3%より低い数字です。広島の直線57.9mで最後に伸びる力があっても、差しタイプが先頭を走る形では本命着外が増えた。この差はライン位置まで調べたくなる材料です。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 790 | 19.7% | 8,878円 | 15.6% |
| 先頭 | 捲り | 825 | 25.5% | 7,310円 | 12.3% |
| 先頭 | 差し | 459 | 40.3% | 8,649円 | 18.9% |
| 番手・3番手 | 捲り | 64 | 26.6% | 6,023円 | 14.1% |
| 番手・3番手 | 差し | 1,622 | 34.0% | 7,958円 | 16.7% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
広島競輪の荒れ方は、S級の高配当と先頭の差しタイプに出る
広島の3連単1万円以上は34.2%、平均配当18,667円、中央値5,010円。得点1位の選手の4着以下は29.5%でした。全レースをまとめると、本命が特別に飛びやすい場とは言い切れません。
一方で、差しは1着の47.5%、平均配当24,827円、中央値7,500円、1万円以上43.4%。S級では平均配当25,464円、1万円以上41.9%。得点1位の選手では差しタイプの4着以下35.4%、ライン先頭にいると40.3%まで上がりました。
広島は、全体の本命着外が極端に高いわけではないのに、差しの払戻とS級の配当が大きくなっています。差しタイプの本命が先頭にいると着外も増える。『本命が飛ぶ荒れ方』と『相手が広がる荒れ方』が別々にあり、条件が重なると広島らしい波乱になります。
広島競輪は荒れる?直線57.9mで差しとS級配当を読む
広島は400mで、みなし直線57.9m、カント30°47′34″です。3連単1万円以上は34.2%、得点1位の選手の4着以下は29.5%。基本数字だけなら、毎回本命が飛ぶ場とは言いにくい結果です。
ただ、差しは1着の47.5%を占め、平均配当24,827円、中央値7,500円、1万円以上43.4%。S級の平均配当は25,464円で、差しタイプの得点1位の選手がライン先頭にいると4着以下40.3%でした。配当と本命着外が同じ方向へ動く形を探します。
広島で出走表を開いたら、級班とラインの並びを確認し、得点1位の選手が逃げ・捲り・差しのどのタイプに当たるかを見てみましょう。差しタイプが先頭にいるなら、4着以下40.3%と差しの高配当に近い形かを考える。S級なら平均配当25,464円にも近いかをそろえると、広島で警戒したいレースを考えやすくなります。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。