広島競輪のライン|3-2-2-2は別線決着55.6%・配当31,726円
広島のラインは強いのでしょうか。ラインの情報が分かったレースでは、同じラインから2人が3着以内に入った割合が84.7%でした。ところが、最長ラインが1・2着に入った割合は20.9%。ラインの仲間が残ることと、長いラインがそのまま決めることは別です。
ライン構成別では、3-2-2-2の別線決着が55.6%で、3連単平均配当は31,726円。広島のラインは、人数が多いほど単純に堅くなるというより、並びが細かくなると着順と払戻がずれる形が出ています。
広島は400mバンクで、みなし直線は57.9mの中直線です。差しが47.5%と多い決まり手も踏まえ、ラインが残る割合、最後に差し込む形、配当の広がりを順番に比べてみます。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。
- 対象期間:2016-01-13〜2026-07-24
- 調べたレース数:4,499レース
- バンク:400m・中直線・みなし直線57.9m・カント30°47′34″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
広島でどこかのラインが1・2着に入る割合、最長ラインの残り方、同じラインから2人が3着以内に入る割合を掲載します。
3-2-2や3-3-3、3-2-2-2など、ライン構成ごとの残り方・別線決着・3連単平均配当も比べます。
得点1位の選手の成績、決まり手、級班、ライン内の位置まで比べ、広島で払戻が膨らみやすい並びを出走表に合わせて使える形にまとめます。
広島競輪のバンク特徴|400m・みなし直線57.9mでラインの残り方を比べる
広島は400mバンクで、みなし直線は57.9m、カントは30°47′34″です。400mの中では中直線にあたり、先行ラインがそのまま粘るか、最後の直線で番手や別ラインが伸びるかは、ライン構成と選手の位置で変わります。
ラインの情報が分かった3,814レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は53.7%でした。半分を少し超えるレースでライン内から1着・2着が出ていますが、残りの46.3%は得点上位2人が別ラインで決着したレースです。
同じラインから2人が3着以内に入った割合は84.7%。ラインの選手が車券内に残る力は高い一方、最長ラインが1・2着に入った割合は20.9%にとどまりました。広島のラインを読むときは、残る力と着順を独占する力を分けて考えます。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 53.7%(2,049/3,814レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 20.9%(798/3,814レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 84.7%(3,230/3,814レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 46.3%(1,765/3,814レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
広島競輪のライン構成|3-2-2-2は別線決着55.6%
対象が多い3-2-2では、どこかのラインが1・2着に入った割合は54.4%、別線決着45.6%、3連単平均配当12,068円でした。3人・2人・2人の三つのラインでも、ライン内の決着は半分を少し超える程度です。
3-3-3はライン内の1・2着が58.3%、別線決着41.7%、平均配当25,166円。3-3-1は65.6%、別線決着34.4%、平均15,536円でした。同じ三分戦でも、ラインの人数が違うと残り方と払戻は同じになりません。
3-2-2-2ではライン内の1・2着が44.4%、別線決着55.6%、平均配当31,726円。2-2-2-1もライン内41.2%、別線58.8%、平均14,140円でした。細かくラインが分かれる形では別線決着が増えますが、配当は同じ方向へ動くとは限りません。
3-3-2-1はライン内50.6%、別線49.4%、平均30,589円。3-2-1-1は48.8%、別線51.2%、平均12,680円です。平均配当は大きな払戻の影響を受けるため、ライン内・別線の割合と対象レース数を一緒に読みます。
| ライン構成 | 対象 | どこかのラインが1・2着 | 別線決着 | 3連単平均配当 |
|---|---|---|---|---|
| 3-2-2 | 924レース | 54.4%(503/924レース) | 45.6%(421/924レース) | 12,068円 |
| 3-3-3 | 384レース | 58.3%(224/384レース) | 41.7%(160/384レース) | 25,166円 |
| 3-2-2-2 | 372レース | 44.4%(165/372レース) | 55.6%(207/372レース) | 31,726円 |
| 3-3-1 | 360レース | 65.6%(236/360レース) | 34.4%(124/360レース) | 15,536円 |
| 3-3-2-1 | 346レース | 50.6%(175/346レース) | 49.4%(171/346レース) | 30,589円 |
| 2-2-2-1 | 216レース | 41.2%(89/216レース) | 58.8%(127/216レース) | 14,140円 |
| 3-2-1-1 | 201レース | 48.8%(98/201レース) | 51.2%(103/201レース) | 12,680円 |
ラインの情報が分かったレースを対象にしています。
広島競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内70.5%
広島で得点1位の選手が1着になった割合は37.1%(1,645/4,433レース)、3着以内は70.5%(3,127/4,433レース)、4着以下は29.5%(1,306/4,433レース)でした。ラインが複雑なレースでも、本命の選手が3着以内に残る割合は7割を超えています。
3連単1万円以上は34.2%で、同じ400m・中直線グループの平均31.5%を上回りました。一方、本命4着以下29.5%と同型場平均28.6%はほぼ同じです。広島の高配当は、本命の選手がいつも飛ぶからではなく、相手の組み合わせや決まり手の違いから出ている可能性があります。
得点上位2人が別ラインで決着した割合は46.3%でした。二人の得点上位選手が別々のラインにいると、最長ラインだけでは車券内の候補を絞り切れません。ラインの人数と得点の順位を同じ出走表で見ておく必要があります。
| 項目 | 広島 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 18,667円 | 同型場平均 17,763円 |
| 3連単の中央値 | 5,010円 | 同型場の場別中央値平均 4,434円 |
| 3連単1万円以上 | 34.2%(1,516/4,438レース) | 同型場平均 31.5% |
| 得点1位の選手が1着 | 37.1%(1,645/4,433レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 70.5%(3,127/4,433レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 29.5%(1,306/4,433レース) | 同型場平均 28.6% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
広島競輪のラインと決まり手|差し47.5%・平均配当24,827円
広島の1着決まり手は逃げ18.7%、捲り33.8%、差し47.5%。差しの平均配当は24,827円、中央値7,500円、1万円以上43.4%で、逃げ・捲りより高くなっています。ラインがそのまま残るだけでなく、最後に差し込む決着が払戻を押し上げています。
最長ラインが1・2着に入る割合が20.9%にとどまることも、差しの多さとつながります。長いラインの先頭が粘るだけでなく、番手や別ラインの選手が最後に上位へ来るレースがあるためです。原因を断定はできませんが、ラインの残り方と差しの数字は同じ出走表で確かめたい組み合わせです。
差し47.5%は1着選手の決まり手であり、得点1位の選手が差しを得意にしているかは別集計です。広島では差しタイプの得点1位の選手の4着以下が35.4%なので、決まり手の多さを本命の成績へそのまま置き換えないようにします。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 18.7%(818/4,386レース) | 10,029円 | 2,415円 | 19.2% | 23.3% |
| 捲り | 33.8%(1,483/4,386レース) | 14,352円 | 4,270円 | 29.1% | 31.7% |
| 差し | 47.5%(2,085/4,386レース) | 24,827円 | 7,500円 | 43.4% | 45.0% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
広島競輪で本命が飛ぶ場面|ライン先頭の差しタイプは40.3%
得点1位の選手がライン先頭にいる場合、逃げタイプの4着以下は19.7%、捲りタイプ25.5%、差しタイプ40.3%でした。先頭の差しタイプは459レースあり、平均配当8,649円、1万円以上18.9%。差しタイプが先頭で前を踏む形では、本命の着外が増えています。
番手・3番手の差しタイプは4着以下34.0%、平均配当7,958円、1万円以上16.7%。先頭の差しタイプより着外率は低いものの、差しタイプ全体の35.4%と近い数字です。番手・3番手の捲りタイプは64レースなので、26.6%は参考値にとどめます。
ライン構成を見て『長いから残る』と考える前に、得点1位の選手が先頭なのか、番手・3番手なのかを見てみましょう。広島では、差しが多いという場の特徴と、本命の選手の位置が重なったときに着外の数字が目立ちます。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 790 | 19.7% | 8,878円 | 15.6% |
| 先頭 | 捲り | 825 | 25.5% | 7,310円 | 12.3% |
| 先頭 | 差し | 459 | 40.3% | 8,649円 | 18.9% |
| 番手・3番手 | 捲り | 64 | 26.6% | 6,023円 | 14.1% |
| 番手・3番手 | 差し | 1,622 | 34.0% | 7,958円 | 16.7% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
広島競輪の級班別配当|S級の平均25,464円・1万円以上41.9%
S級の平均配当は25,464円、A級17,996円、チャレンジ13,591円、ガールズ8,491円でした。1万円以上はS級41.9%、A級36.2%、チャレンジ24.4%、ガールズ16.5%。ライン構成が同じでも、S級なら払戻が大きくなりやすい基準があります。
得点1位の選手の4着以下はS級32.0%、A級31.3%、チャレンジ27.7%、ガールズ6.4%。S級は高配当の割合だけでなく、本命の着外も高くなっています。広島でラインの崩れを考えるなら、S級の数字を別枠で扱う意味があります。
ガールズは別に集計した数字です。平均配当8,491円、1万円以上16.5%、本命4着以下6.4%なので、S級・A級・チャレンジのライン感覚をそのまま持ち込むことはできません。当日の区分と同じ表を使います。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 25,464円 | 7,310円 | 41.9%(517/1,234レース) | 32.0%(397/1,239レース) | 23,308円 |
| A級 | 17,996円 | 5,560円 | 36.2%(701/1,938レース) | 31.3%(616/1,970レース) | 19,142円 |
| チャレンジ | 13,591円 | 2,890円 | 24.4%(244/1,002レース) | 27.7%(278/1,002レース) | 11,764円 |
| ガールズ | 8,491円 | 1,630円 | 16.5%(37/224レース) | 6.4%(14/218レース) | 10,264円 |
級班ごとに分母が異なります。
広島競輪の3連単配当|ライン構成で平均31,726円まで広がる
広島全体の3連単平均配当は18,667円、中央値5,010円、1万円以上34.2%。5,000円未満は49.9%なので、ライン戦が毎回高配当になるわけではありません。
一方で、3-2-2-2の平均配当は31,726円、3-3-2-1は30,589円でした。どちらもライン内の1・2着が半分前後で、別線決着もほぼ半分あります。ラインが一つに固まらないとき、相手の組み合わせが広がって平均配当を押し上げる形が出ています。
ただし、3-2-2は平均12,068円、3-3-1は15,536円でした。ラインの数が増えれば必ず配当が上がるわけではありません。構成ごとの対象数、ライン内の残り方、別線決着を並べて、当日の並びに近い数字だけを参考にします。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 18,667円 |
| 中央値 | 5,010円 |
| 5,000円未満 | 49.9%(2,216/4,438レース) |
| 1万円以上 | 34.2%(1,516/4,438レース) |
| 5万円以上 | 8.4%(374/4,438レース) |
| 10万円以上 | 3.3%(148/4,438レース) |
払戻が分かった4,438レースを分母にしています。
広島競輪のラインを読む順番|人数だけでなく本命の位置まで確認
広島の出走表では、最初にラインの人数を数えます。3-2-2なのか、3-2-2-2なのか、2-2-2-1なのかで、過去の別線決着は45.6%から58.8%まで違います。形が近い行を選ぶだけで、ラインの読み方が変わります。
次に、得点1位の選手がどのラインにいるのか、ラインの先頭なのか番手・3番手なのかを見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下40.3%。最長ラインの人数だけを見て本命の残り方を考えないことが大切です。
最後に、差し47.5%・平均配当24,827円という広島の決まり手を、当日の並びへ当てはめます。先行ラインが粘るのか、番手が差すのか、別ラインが捲るのか。過去の表に近い形がどれなのかを、決まり手と払戻の両方で見てみましょう。
数字が0.何%しか違わない場合は、ほぼ同じとして扱います。本命4着以下29.5%と同型場平均28.6%は、広島だけの強い特徴とは呼びません。ライン構成の別線決着や差しの高配当のように、差がはっきりして対象数も十分な数字を重く置きます。
広島競輪は荒れる?|ラインが割れると差しの高配当が生きる
広島では同じラインから2人が3着以内に入る割合が84.7%で、ラインの仲間は車券内に残りやすい結果でした。ただし、最長ラインの1・2着は20.9%。ラインが残ることと、最長ラインが着順を独占することは違います。
3-2-2-2では別線決着55.6%で平均配当31,726円、2-2-2-1では別線58.8%でした。ラインが細かく分かれた形では、別線が1・2着に入りやすくなります。差し47.5%・平均24,827円という広島の決まり手も重なり、ラインのずれが払戻を広げる候補になります。
それでも本命の選手は3着以内70.5%なので、ラインが複雑なレースをすべて荒れるとは考えません。S級かどうか、得点1位の選手の戦法と位置がどこか、過去の対象レース数が十分かをそろえたときだけ、広島のラインデータを予想へ生かします。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。ラインの人数だけで結果を決めず、当日の級班、車立て、得点1位の選手の位置、決まり手を見てください。