松山競輪のライン決着|最長ライン1・2着24.4%・構成別配当を検証

松山競輪のライン決着|最長ライン1・2着24.4%・構成別配当を検証

松山のラインは、長い方がそのまま残るのでしょうか。400m・みなし直線58.6mの長直線なら、最後に番手や別線が伸びる形も気になります。実際、最長ラインが1・2着に入った割合は24.4%でした。

一方、どこかのラインが1・2着に入った割合は57.2%。ラインの選手が残るレースは半分を超えますが、最長ラインだけで決まるわけではありません。3-3-3の平均配当25,585円や、2-2-2-1の別線決着54.6%も気になる数字です。

差し45.7%・平均配当20,531円という決まり手の結果と、得点1位の選手の位置を並べます。松山のラインが残る形と、残っても払戻が広がる形を分けてまとめます。

松山競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-04〜2026-07-25
  • 調べたレース数:6,605レース
  • バンク:400m・長直線・みなし直線58.6m・カント34°1′48″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

松山のラインが1・2着に入った割合、最長ラインの残り方、得点上位2人の別線決着をまとめます。

3-2-2、3-3-1、3-3-3、3-2-2-1など、ライン構成ごとの別線決着率と3連単平均配当を比べます。

長直線で差しが多い結果を踏まえ、得点1位の選手が先頭・番手・3番手のどこにいると本命の着外や払戻が動くのかを見てみましょう。

松山競輪のラインを読む前に|400m・長直線58.6mの特徴

松山は周長400m、みなし直線58.6m、カント34°1′48″です。400mの中では長直線のグループに入ります。先頭の選手が踏んだあと、後ろの選手が伸びる時間を取りやすく、番手の差しや別線の追い込みが着順へ入りやすい形を考えられます。

1着の決まり手は差し45.7%、捲り32.6%、逃げ21.6%。差しが最多で、差しの平均配当も20,531円でした。長直線の特徴は決まり手と払戻へ表れていますが、ラインが長ければ必ず残るという話ではありません。

ラインの人数、最長ラインが残った割合、別線決着、配当を順に置きます。最後に、得点1位の選手がどの位置でどの戦法を得意にしていたかを加えると、長直線の印象と実際の荒れ方がつながります。

松山競輪の基本数値と同型場比較
項目松山比較・意味
3連単の平均配当15,465円同型場平均 16,922円
3連単の中央値4,130円同型場の場別中央値平均 4,293円
3連単1万円以上29.9%(1,967/6,574レース)同型場平均 30.7%
得点1位の選手が1着39.5%(2,601/6,577レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.5%(4,769/6,577レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.5%(1,808/6,577レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

松山競輪の本命成績|得点1位の選手の4着以下は27.5%

松山で得点1位の選手が1着になった割合は39.5%(2,601/6,577レース)、3着以内は72.5%(4,769/6,577レース)、4着以下は27.5%(1,808/6,577レース)でした。人気順位ではなく、競走得点が単独で最も高い選手を本命として集計しています。

3連単1万円以上は29.9%(1,967/6,574レース)。本命の選手が4着以下になる割合と近い数字ですが、同じ指標ではありません。本命が車券内に残っても、ラインの相手や別線の入り方で払戻は広がります。

松山の本命4着以下27.5%は、同じ400m・長直線グループの平均28.6%より1.1%低い結果です。1%未満の差はほぼ同じと扱うため、ライン記事では本命の数字より構成別の別線決着と配当へ目を向けます。

松山競輪のライン全体像|最長ライン1・2着は24.4%

ラインの情報が分かった5,788レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合が57.2%、最長ラインが1・2着に入った割合が24.4%、同じラインから2人が3着以内に入った割合が86.7%でした。ラインの選手が車券内に残る場面は多い一方、最長ラインだけで1・2着を独占する場面は4回に1回弱です。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は42.8%。長いラインが残るレースでも、別のラインの選手が着順へ入る余地があります。松山では『ラインが残るか』と『どのラインが1着・2着へ入るか』を別の質問として考えた方が、数字を読み違えません。

松山競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着57.2%(3,309/5,788レース)
最長ラインが1・2着24.4%(1,412/5,788レース)
同じラインから2人が3着以内86.7%(5,020/5,788レース)
得点上位2人が別ラインで決着42.8%(2,479/5,788レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

松山競輪のライン構成別結果|2-2-2-1は別線決着54.6%

2-2-2-1の構成では、どこかのラインが1・2着に入った割合が45.4%、別線決着が54.6%、3連単平均配当は14,241円でした。別線が半分を超えていますが、平均配当は松山全体15,465円を少し下回っています。別線が入れば必ず大穴になるわけではありません。

3-3-3ではラインが1・2着に入った割合61.2%、別線38.8%、平均配当25,585円。3-3-2-1では58.7%、41.3%、26,641円でした。ラインが残る割合は高いのに、払戻は全体より大きくなっています。ライン内の着順や相手の位置で金額が動いた結果です。

3-2-2-2も、ラインが1・2着に入った割合52.5%、別線47.5%、平均配当25,051円。長いラインが完全に崩れなくても、1着・2着の並びが入れ替われば払戻は伸びます。松山では、別線率だけでなく構成別の平均配当も一緒に読んでください。

ライン構成は人数の並びを表すだけで、着順の原因を単独で示すものではありません。級班、得点1位の選手の位置、決まり手、対象レース数が違えば結果も変わります。構成名と数字が近い出走表だけに当てはめます。

松山競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,711レース55.9%(956/1,711レース)44.1%(755/1,711レース)12,175円
3-3-1625レース60.6%(379/625レース)39.4%(246/625レース)12,624円
3-3-3466レース61.2%(285/466レース)38.8%(181/466レース)25,585円
3-2-2-2446レース52.5%(234/446レース)47.5%(212/446レース)25,051円
3-3-2-1409レース58.7%(240/409レース)41.3%(169/409レース)26,641円
2-2-2-1346レース45.4%(157/346レース)54.6%(189/346レース)14,241円
3-2-1-1330レース55.2%(182/330レース)44.8%(148/330レース)10,729円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

松山競輪の決まり手とライン|差し45.7%・平均配当20,531円

逃げは21.6%で平均配当8,483円、捲りは32.6%で12,723円、差しは45.7%で20,531円でした。差しが一番多く、平均配当と1万円以上の割合も一番高い決まり手です。長直線で後ろから伸びた選手が着順へ入り、払戻を押し上げています。

ただし、差しが決まったレースが別線決着だったとは限りません。同じラインの番手が差したのか、別線の選手が差し込んだのかで、ラインの残り方は変わります。差し45.7%と別線42.8%は、別々の数字として扱います。

ラインを予想へ使うなら、先頭が逃げて残る形、番手が差してライン内で決まる形、別線の捲りや差しで相手が入れ替わる形を考えます。得点1位の選手がどこを走るかを加えると、数字を出走表に合わせやすくなります。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ21.6%(1,416/6,544レース)8,483円2,260円19.4%22.5%
捲り32.6%(2,135/6,544レース)12,723円3,830円26.4%30.7%
差し45.7%(2,993/6,544レース)20,531円5,710円37.3%46.8%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

松山競輪の本命とライン位置|先頭の差しタイプは4着以下40.6%

得点1位の選手がライン先頭にいる場合、逃げタイプの4着以下は16.4%、捲りタイプは27.5%、差しタイプは40.6%でした。差しが多い松山でも、得点1位の選手が差しタイプで先頭にいると、本命の着外が大きく上がっています。

番手・3番手では、差しタイプ31.4%、捲りタイプ19.9%。番手・3番手の逃げタイプは対象が少なく、掲載されていません。先頭で自分が前を踏む場合と、前の選手の仕掛けを使える場合は、同じタイプでも成績が違います。

ライン先頭の差しタイプは平均配当9,313円、1万円以上21.2%。番手・3番手の差しタイプは平均8,314円、1万円以上17.7%でした。着外率ほど配当は動いていないため、成績と払戻が両方高い条件だけを荒れ方の候補に残します。

松山競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ1,07516.4%8,868円16.6%
先頭差し63840.6%9,313円21.2%
先頭捲り1,24327.5%7,621円14.9%
番手・3番手差し2,40431.4%8,314円17.7%
番手・3番手捲り13619.9%5,658円14.0%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

松山競輪のラインで荒れる場面|残るラインと高配当は別の顔

松山で高配当が目立つのは、3-3-2-1の平均26,641円、3-3-3の25,585円、3-2-2-2の25,051円です。これらはラインが1・2着へ入る割合も5割を超えています。ラインが残ったから堅いのではなく、残った選手の着順や相手で配当が広がっています。

反対に2-2-2-1は別線決着54.6%ですが、平均14,241円。別線が増えても、人気のある選手が相手へ入れば払戻は大きくなりません。荒れるかどうかは、ラインの崩れ方と着順の組み合わせで判断する必要があります。

得点1位の選手が差しタイプでライン先頭なら4着以下40.6%。この数字が当日の並びに近く、S級やA級の差しタイプが別線と競るなら、本命の着外を警戒する理由になります。ただし、平均配当まで同じ方向に動くとは限りません。

松山競輪の出走表でラインを読む順番

最初にラインの人数を見てみましょう。3-3-3や3-3-2-1のようにラインが1・2着へ入りやすくても配当が高い構成なのか、2-2-2-1のように別線が多くても払戻が平均以下の構成なのかで、考え方が変わります。

次に得点1位の選手の得意戦法と位置を見てみましょう。逃げタイプが先頭なら4着以下16.4%、差しタイプが先頭なら40.6%。同じ得点1位でも、ラインのどこにいるかで注意する数字が変わります。

最後に差し45.7%・平均配当20,531円という決まり手の数字を加えます。長い直線で差しが届くと考えられる並びでも、ライン内の差しか別線の差しかで相手の広がり方は違います。過去の割合は当日の確率ではなく、条件をそろえるための材料です。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。ラインの長さやバンクの形だけで結果を決めず、当日の級班、得点1位の選手の位置、別線の仕掛けを見てください。