松山競輪の特徴|400m・長直線で差し45.7%・平均配当15,465円

松山競輪場 バンクデータ
周長
400m
みなし直線
58.6m全国15位
最大カント
34°1′48″全国7位タイ

松山競輪の特徴|400m・長直線で差し45.7%・平均配当15,465円

松山競輪の特徴といえば、400mの長い直線です。逃げた選手が最後まで残るのか、それとも番手や別線の差しが届くのか。過去の1着決まり手では差しが45.7%と一番多く、平均配当も20,531円でした。

一方、得点1位の選手の4着以下は27.5%で、同じ長直線グループと大きな差はありません。差しが多いから本命も崩れやすい、とは限らないのが松山の面白いところです。

バンクの形、決まり手、配当、級班、ライン、得点1位の選手の得意戦法と位置を順番に比べます。松山で差しが高配当へつながる場面と、逃げタイプの本命が残る場面を数字からまとめます。

松山競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。

  • 対象期間:2016-01-04〜2026-07-25
  • 調べたレース数:6,605レース
  • バンク:400m・長直線・みなし直線58.6m・カント34°1′48″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

松山の400m・長直線58.6m・カント34°1′48″と、得点1位の選手の基本成績をまとめます。

3連単の平均配当、中央値、1万円以上、S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当と本命の着外を比べます。

逃げ・捲り・差しの決まり手、ラインの残り方、得点1位の選手の得意戦法と位置を並べ、松山の特徴がどこで荒れ方へ表れるのかを見てみましょう。

松山競輪は400m・長直線|58.6mの直線をどう読むか

松山の周長は400m、みなし直線は58.6m、カントは34°1′48″です。400mの中では長直線のグループに入ります。最後の伸びが効く距離なので、先行した選手の後ろから番手が差す形や、別線の追い込みが届く形を考えやすいバンクです。

実際の決まり手は差し45.7%、捲り32.6%、逃げ21.6%。差しが最多で、差しの平均配当も20,531円でした。長直線のイメージと結果の数字は重なっていますが、バンクの形だけで払戻の理由を決めることはできません。

松山の数字は、差しが多いという一言で終わりません。本命の選手が逃げタイプか差しタイプか、ライン先頭か番手・3番手か、S級かA級かで着外と配当が動きます。ここを順にほどいていきます。

松山競輪の基本数値と同型場比較
項目松山比較・意味
3連単の平均配当15,465円同型場平均 16,922円
3連単の中央値4,130円同型場の場別中央値平均 4,293円
3連単1万円以上29.9%(1,967/6,574レース)同型場平均 30.7%
得点1位の選手が1着39.5%(2,601/6,577レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.5%(4,769/6,577レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.5%(1,808/6,577レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

松山競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.5%

松山で得点1位の選手が1着になった割合は39.5%(2,601/6,577レース)、3着以内は72.5%(4,769/6,577レース)、4着以下は27.5%(1,808/6,577レース)でした。競走得点が単独で最も高かった選手を本命として、人気順位とは別に集計しています。

1着まで届いたのは4割弱ですが、3着以内には7割以上が残っています。勝ち切れなくても車券内へ入る本命の選手が多い一方、4着以下も4回に1回以上。松山を堅いと決めるには、着外の数字も見逃せません。

3連単1万円以上は29.9%(1,967/6,574レース)。同じ400m・長直線グループの本命4着以下は28.6%で、松山との差は1.1%。1%未満の差はほぼ同じと扱うため、本命の着外だけで松山の特徴を決めず、差しの配当へ目を向けます。

松山競輪の配当|平均15,465円・中央値4,130円

3連単の平均配当は15,465円、中央値は4,130円でした。平均は一部の大きな払戻に引っ張られますが、中央値は配当を低い順に並べた真ん中の金額です。普段のレースに近い景色を知るなら、二つを一緒に置きたいところです。

5,000円未満は54.8%、1万円以上は29.9%、5万円以上は7.0%、10万円以上は2.7%。半分以上は5,000円未満ですが、10万円以上の払戻も含まれています。毎回高配当ではなく、落ち着いた決着に大きな払戻が混ざる形です。

差しの平均配当は20,531円で、全体平均15,465円を上回りました。差しが出る回数だけでなく、決まったときの払戻まで高い。松山を読むときの最初の発見は、ここにあります。

松山競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当15,465円
中央値4,130円
5,000円未満54.8%(3,603/6,574レース)
1万円以上29.9%(1,967/6,574レース)
5万円以上7.0%(462/6,574レース)
10万円以上2.7%(179/6,574レース)

払戻が分かった6,574レースを分母にしています。

松山競輪の級班別配当|S級の1万円以上は38.1%

S級の平均配当は19,055円、中央値5,800円、1万円以上38.1%、得点1位の選手の4着以下31.6%。A級は平均16,200円、中央値4,385円、1万円以上30.8%、4着以下29.2%。チャレンジは平均10,181円、中央値2,655円、1万円以上21.0%、4着以下24.0%でした。

S級は配当も本命の着外も高い側へ動いています。長直線で差しが届く展開と、力が拮抗する級班の特徴が重なったと考えやすい数字です。A級やチャレンジへ同じ割合を広げず、級班ごとに予想の材料を変えます。

ガールズは平均配当11,674円、中央値1,730円、1万円以上16.7%、得点1位の選手の4着以下8.1%。通常の級班と本命成績の形が違うため、表では別の集計として扱っています。

松山競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級19,055円5,800円38.1%(683/1,791レース)31.6%(567/1,797レース)22,512円
A級16,200円4,385円30.8%(935/3,038レース)29.2%(889/3,040レース)18,938円
チャレンジ10,181円2,655円21.0%(278/1,322レース)24.0%(317/1,319レース)11,697円
ガールズ11,674円1,730円16.7%(68/408レース)8.1%(33/406レース)10,106円

級班ごとに分母が異なります。

松山競輪の決まり手|差し45.7%・平均配当20,531円

逃げは21.6%で平均配当8,483円、捲りは32.6%で12,723円、差しは45.7%で20,531円でした。差しは割合、平均配当、1万円以上37.3%のすべてで高い結果です。長い直線で後ろから伸びる決着が、払戻にも表れています。 この記事では、みなし直線58m以上を「400m・長直線グループ」として比べています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の基準ではありません。400m・長直線グループの平均は逃げ22.5%、捲り30.7%、差し46.8%。松山競輪では逃げはほぼ同じ、捲りは1.9%高い、差しは1.1%低いです。

逃げの1万円以上は19.4%、捲りは26.4%。逃げで前がそのまま残れば、払戻は比較的落ち着きます。差しや捲りで着順が変わり、相手が広がったレースほど高い金額になりやすいと読めます。

ただし、差しを決めたのが本命の選手なのか、番手や別線の選手なのかは、この表だけでは分かりません。得点1位の選手の得意戦法とライン内の位置を加えて、差しの意味を具体化します。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ21.6%(1,416/6,544レース)8,483円2,260円19.4%22.5%
捲り32.6%(2,135/6,544レース)12,723円3,830円26.4%30.7%
差し45.7%(2,993/6,544レース)20,531円5,710円37.3%46.8%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

松山競輪のライン|最長ライン1・2着は24.4%

ラインの情報が分かった5,788レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合が57.2%、最長ラインが1・2着に入った割合が24.4%、同じラインから2人が3着以内に入った割合が86.7%でした。ラインの選手が車券内に残る一方、最長ラインだけで1・2着を決めるレースは4回に1回弱です。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は42.8%。最長ラインが残るかどうかだけでなく、別線の捲りや番手の差しが着順へ入る余地もあります。長直線の松山で高配当を考えるなら、ラインの人数だけで本線を固定しない方がよさそうです。

ラインの長さは着順の原因を一つで説明する数字ではありません。得点1位の選手が先頭か番手・3番手か、差しや逃げを得意にする選手がどこへ入るかで、同じ並びでも結果が変わります。

松山競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着57.2%(3,309/5,788レース)
最長ラインが1・2着24.4%(1,412/5,788レース)
同じラインから2人が3着以内86.7%(5,020/5,788レース)
得点上位2人が別ラインで決着42.8%(2,479/5,788レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

松山競輪で本命が飛ぶ場面|差しタイプが先頭で4着以下40.6%

得点1位の選手を直近4ヶ月の得意戦法で分類すると、差しタイプの4着以下は33.3%、逃げタイプは16.1%、捲りタイプは26.8%でした。1着決まり手は差しが最多なのに、本命の成績では差しタイプが一番崩れやすい結果です。

ライン先頭の差しタイプは4着以下40.6%、平均配当9,313円。番手・3番手の差しタイプは4着以下31.4%、平均配当8,314円でした。差しタイプの本命の選手が前で踏むのか、前の選手を使えるのかで、着外率が動いています。

逃げタイプはライン先頭で4着以下16.4%、番手・3番手の対象は少数で掲載されていません。松山では、長い直線だから差しだけを警戒するのではなく、逃げタイプの本命が残る側の数字も並べておくと、判断が偏りません。

松山競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ1,07516.4%8,868円16.6%
先頭差し63840.6%9,313円21.2%
先頭捲り1,24327.5%7,621円14.9%
番手・3番手差し2,40431.4%8,314円17.7%
番手・3番手捲り13619.9%5,658円14.0%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

松山競輪の特徴を予想へ生かす|差しと逃げの数字を両方使う

松山らしい数字は、差し45.7%・平均配当20,531円・1万円以上37.3%です。長い直線で差しが届き、その決着が払戻まで広げています。ここは他の数字と比べても目立つ部分です。

ただ、得点1位の選手では逃げタイプの4着以下16.1%、差しタイプ33.3%。差しタイプが先頭なら40.6%まで上がりました。松山の荒れ方を読むときは、差しが多いことと本命のタイプ別成績を別々に置き、当日の並びで重なるかを考えます。

S級では1万円以上38.1%、本命4着以下31.6%。長直線、差しタイプ、S級という条件が近いなら、番手や別線の差しまで候補へ入れる理由になります。一方、逃げタイプの本命なら残る側の数字もあり、相手を広げる範囲を考え直せます。

松山競輪の出走表で見ておきたいこと

まず級班と車立てを見てみましょう。S級なら平均配当19,055円、1万円以上38.1%が参考になります。次に得点1位の選手の得意戦法を見て、差しタイプならライン先頭か番手・3番手かを見てみましょう。

続いてラインの人数と別線の仕掛けを並べます。最長ラインが1・2着に入る割合は24.4%、得点上位2人の別線決着は42.8%。長いラインをそのまま信じるか、差しや捲りで着順が入れ替わる方へ広げるかを考えます。

最後に、差し45.7%・平均配当20,531円という決まり手の数字を当日の並びへ比べます。過去の割合は当日の確率ではありません。バンク、級班、得意戦法、位置、ラインが近い場合だけ、予想の手がかりとして使ってください。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形や決まり手だけで結果を決めず、当日の級班、ライン、得点1位の選手の得意戦法と位置を見てください。