防府競輪ガールズは荒れる?得点1位の選手の成績と配当を検証
防府のガールズで、得点1位の選手をそのまま軸にしていいのでしょうか。過去の集計では、3着以内が90.0%、4着以下は10.0%でした。数字だけなら本命の選手はかなり残っています。
ただ、3連単の平均配当は13,724円なのに、中央値は1,685円。大きな払戻が混ざったことで平均が上がっています。『本命が残るから配当も安い』と決めるには、もう少し中身を確かめたいところです。
防府は333mバンクで、みなし直線は42.5m。決まり手、得点差、車番、予選と決勝の違いを並べ、どんなレースで本命の選手が残り、どんな場面で払戻が広がったのかをまとめます。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズのレースだけを対象にしています。
- 対象期間:2016-02-28〜2026-05-02
- 調べたレース数:272レース
- バンク:333m・みなし直線42.5m・カント34°41′9″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
防府のガールズで、得点1位の選手が1着・3着以内・4着以下に入った割合と、3連単の平均配当・中央値を見てみましょう。
逃げ・捲り・差しの1着割合、得点差、車番、予選と決勝の違いも比べます。対象レース数が少ない条件は、数字が大きくても参考値として扱います。
防府競輪ガールズのバンク特徴|333m・みなし直線42.5m・カント34°41′9″
防府は333mバンクで、みなし直線は42.5m、カントは34°41′9″です。短い走路では、先に動いた選手が押し切るのか、後ろの選手が最後に伸びるのかで結果が変わります。ガールズの決まり手と払戻を並べ、走路の印象が数字に出ているかを見てみましょう。
ただし、バンクが333mだから本命の選手が必ず残る、という話ではありません。得点差が小さいレースなのか、得点1位の選手がどの車番にいるのか、予選なのか決勝なのかで、同じ防府でも条件は変わります。
防府競輪ガールズの基本成績|得点1位の選手は3着以内90.0%
防府ガールズで得点1位の選手が1着になった割合は61.3%(166/271レース)でした。3着以内は90.0%(244/271レース)、4着以下は10.0%(27/271レース)。本命の選手が車券内に残ったレースは9割あります。
3着以内90.0%だけを見ると、かなり堅そうに感じますよね。でも、1着率は61.3%です。得点1位の選手が3着以内に残っても、2着や3着なら1着の相手が入ります。そこに配当の広がる余地があります。
3連単の平均配当は13,724円、中央値は1,685円、1万円以上は14.6%(39/268レース)。平均と中央値が大きく離れているため、普段の払戻は落ち着いている一方、少数の高配当が平均を押し上げた形です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 得点1位の選手が1着 | 61.3%(166/271レース) |
| 得点1位の選手が3着以内 | 90.0%(244/271レース) |
| 得点1位の選手が4着以下 | 10.0%(27/271レース) |
| 3連単平均配当 | 13,724円 |
| 3連単中央値 | 1,685円 |
| 3連単1万円以上 | 14.6%(39/268レース) |
割合と払戻は項目ごとに集計に出たレース数が違う場合があります。
防府競輪ガールズの決まり手|1着は捲り45.1%
1着の決まり手は逃げ31.0%(83/268レース)、捲り45.1%(121/268レース)、差し23.9%(64/268レース)でした。最も多かったのは捲りで、逃げとは14.1%差があります。
333mの短い走路では逃げが目立つのかと思いきや、防府ガールズで最多だったのは捲りです。ただ、捲りが多いことと、捲りで高配当が出ることは同じではありません。払戻を含めた数字が必要です。
得点1位の選手が3着以内に残ったレースでも、捲りで別の選手が1着になれば、払戻は変わります。決まり手の回数は展開の傾向を知る材料、中央値や1万円以上の割合は配当の広がりを知る材料です。役割を分けて使います。
| 決まり手 | 割合 | 1着回数 |
|---|---|---|
| 逃げ | 31.0%(83/268レース) | 83 |
| 捲り | 45.1%(121/268レース) | 121 |
| 差し | 23.9%(64/268レース) | 64 |
ガールズの1着選手について集計しています。
防府競輪ガールズの配当|平均13,724円、中央値1,685円
防府ガールズの3連単平均配当は13,724円でした。中央値は1,685円で、平均の8分の1ほどです。平均だけを見て『防府ガールズは荒れる』と考えると、普段のレースの印象から離れてしまいます。
1万円以上は14.6%(39/268レース)。10回に1回を少し超える割合です。高配当が毎回出るわけではありませんが、得点1位の選手が2着や3着に残ったレースでも相手の入り方によって払戻は伸びます。
平均と中央値の差が大きいときは、二つの数字を別々に読むのが自然です。中央値1,685円は普段の払戻の目安、平均13,724円は高配当が出たときの振れ幅を含んだ数字です。
防府競輪ガールズの条件別成績|予選と決勝で本命の残り方が違う
予選では、得点1位の選手の3着以内が95.5%、4着以下が4.5%。3連単平均配当は6,915円でした。決勝では3着以内77.8%、4着以下22.2%、平均配当31,818円です。
予選から決勝へ進む選手の顔ぶれが変わり、決勝は対象も45レースと少なくなります。そのため、決勝の4着以下22.2%や平均31,818円を、そのまま防府ガールズ全体の数字とは扱いません。ただ、予選より決勝で本命の選手が崩れ、払戻も広がったという差は残っています。
レース段階が出走表で分かるなら、全体の90.0%だけでなく、予選か決勝かを寄せて考える方が実戦的です。決勝の数字は参考値として、相手を広げる理由の一つに置きます。
防府競輪ガールズの得点差|差が小さいと本命はどうなる?
得点1位の選手と2番目の選手の差が1点未満だったレースでは、3着以内86.1%、4着以下13.9%、平均配当9,791円でした。差が1点以上3点未満では3着以内90.7%、4着以下9.3%、平均配当19,310円です。
得点差が3点以上あるレースは、3着以内93.2%、4着以下6.8%、平均配当9,216円。得点差が広いほど本命の選手は残りやすい結果です。ただし、平均配当は差が中くらいのレースが最も高く、成績と払戻が同じ順番にはなっていません。
得点差が小さいから必ず荒れる、という単純な結果ではありません。3連単の平均配当や1万円以上の割合も一緒に置き、得点1位の選手が残ったまま相手が広がったのか、本命の選手まで崩れたのかを区別します。
防府競輪ガールズの車番|得点1位の選手が4〜7番車のとき
得点1位の選手が4〜7番車だったレースでは、1着61.9%、3着以内91.2%、4着以下8.8%、3連単平均配当15,113円でした。全体の3着以内90.0%、4着以下10.0%と比べると、本命の選手はほぼ同じ水準で残っています。
車番の条件で平均配当が全体より高くなっていても、車番だけが理由だと決めることはできません。得点差やレース段階、得意戦法が重なった結果かもしれないからです。車番は、出走表の条件をそろえるための一項目として使います。
4〜7番車という条件が当日の出走表にあれば、全体の数字だけでなく、この条件の91.2%と8.8%も比較先になります。ただし、対象レース数や他の条件が違うなら、数字の重みも軽くします。
| 条件 | 対象 | 得点1位の選手3着以内 | 得点1位の選手4着以下 | 3連単平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 272レース | 90.0% | 10.0% | 13,724円 | 14.6% |
| 予選 | 180レース | 95.5% | 4.5% | 6,915円 | 8.3% |
| 決勝 | 45レース | 77.8% | 22.2% | 31,818円 | 23.3% |
| 得点差1点未満 | 79レース | 86.1% | 13.9% | 9,791円 | 13.9% |
| 得点差1点以上3点未満 | 118レース | 90.7% | 9.3% | 19,310円 | 17.4% |
| 得点差3点以上 | 74レース | 93.2% | 6.8% | 9,216円 | 9.6% |
| 得点1位の選手がバック回数1位 | 154レース | 92.2% | 7.8% | 16,372円 | 9.8% |
条件ごとに対象レース数が異なるため、割合だけでなく分母も見てください。
防府ガールズの条件別データでは、得点1位の選手がバック回数1位だったレースも、3着以内92.2%、4着以下7.8%でした。3連単平均配当は16,372円ですが、これも154レースの結果です。全体の数字から少し離れた条件として参考にし、当日の選手の近況や並びまで同じだと考えないようにします。
数字が近い条件と離れた条件を並べると、どこまでを防府ガールズの傾向として扱えるかが見えてきます。得点差、車番、バック回数、レース段階のうち一つだけが当てはまる場合は、全体の90.0%を土台にした方が読み違いを減らせます。
防府競輪ガールズの出走表で確かめたいこと
まず、得点1位の選手と2番目の選手の得点差を見てみましょう。1点未満、1点以上3点未満、3点以上のどこに近いかで、過去の本命成績と払戻の比較先が変わります。
次に、車番とレース段階を見てみましょう。得点1位の選手が4〜7番車なのか、予選なのか決勝なのか。全体の3着以内90.0%に、条件別の数字を並べると、目の前のレースがどの結果に近いかを考えやすくなります。
決まり手では捲り45.1%が最多でした。得点1位の選手が直近4ヶ月で逃げ・捲り・差しのどれを得意にしているかも確認し、短い333mでその戦法が生きる並びなのかを考えます。決まり手の割合だけで買い目を決めるのではなく、選手の位置と相手の動きまで含めます。
最後に、平均配当だけでなく中央値を置きます。中央値1,685円と平均13,724円の差を知っていれば、目立つ高配当だけを見て場全体を荒れると決めにくくなります。条件別の対象レース数も同時に見てみましょう。
防府競輪ガールズは荒れる?|本命は残るが決勝で数字が動く
防府ガールズでは、得点1位の選手が3着以内に入った割合は90.0%、4着以下は10.0%でした。全体としては本命の選手が残りやすく、毎回大きく荒れる場とは言いにくい結果です。
一方で、決勝は4着以下22.2%、3連単平均配当31,818円。対象が45レースなので参考値ですが、予選の4着以下4.5%・平均6,915円とは差があります。決勝で相手を広げる余地が、全体の数字だけでは見えない形で出ています。
捲りは45.1%で最多でしたが、得点差が中くらいのレースでは平均配当19,310円まで伸びました。車番4〜7番の条件では本命の選手が91.2%で3着以内に残っています。防府ガールズは、本命を消す場というより、レース段階や得点差によって相手の広げ方を変えたい場です。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の車立て、得点差、車番、得点1位の選手の位置を見てください。