佐世保競輪のライン決着|2-2-2-1は別線56.3%・3-3-3平均配当27,600円

佐世保競輪のライン決着|2-2-2-1は別線56.3%・3-3-3平均配当27,600円

佐世保は直線が短い競輪場です。ラインが長ければそのまま残るのか、それとも短い直線へ入る前に別線が仕掛けて着順を動かすのか。ラインの人数だけでは、払戻の大きさまでは読めません。

ラインの情報が分かった5,618レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は57.7%、最長ラインが1・2着に入った割合は25.4%。2-2-2-1は別線56.3%でも平均14,731円、3-3-3は別線38.3%で平均27,600円でした。

佐世保は400mバンクで、みなし直線40.2m、カント31°28′37″。差し42.7%・平均配当19,119円という決まり手も横に置き、ライン構成、得点1位の選手の位置、級班を一緒にまとめます。

佐世保競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-19〜2026-07-24
  • 調べたレース数:6,415レース
  • バンク:400m・短直線・みなし直線40.2m・カント31°28′37″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

佐世保でラインが1・2着に残る割合、最長ラインが残る割合、得点上位2人が別ラインで決まる割合を見てみましょう。

3-2-2-2や2-2-2-1などのライン構成ごとに、別線決着と3連単平均配当がどう違ったのかを比べます。

短い直線でも差しが届く佐世保で、得点1位の選手が先頭・番手・3番手のどこにいると本命成績と払戻が動くのかを、当日の出走表に合わせて使える形にします。

佐世保競輪のライン決着|どこかのラインが1・2着に入る割合は57.7%

ラインの情報が分かった5,618レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は57.7%(3,239/5,618レース)、最長ラインが1・2着に入った割合は25.4%(1,427/5,618レース)でした。短い直線で前が残りやすい印象はありますが、最長ラインがそのまま上位を独占するわけではありません。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は86.8%(4,879/5,618レース)。ライン内で連動して残るレースが多い一方、得点上位2人が別ラインで決着した割合は42.3%でした。ライン内の残り方と、別線が届く割合を別々に読めます。

差し42.7%・平均配当19,119円の佐世保では、短い直線へ入る前の位置取りが重要になります。長いラインの人数だけでなく、先頭の選手が逃げるのか、番手が差すのか、別線が捲るのかを出走表に合わせて考えます。

佐世保競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着57.7%(3,239/5,618レース)
最長ラインが1・2着25.4%(1,427/5,618レース)
同じラインから2人が3着以内86.8%(4,879/5,618レース)
得点上位2人が別ラインで決着42.3%(2,379/5,618レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

400m・短直線40.2m|ラインの長さより、最後の位置取りが効く?

佐世保は周長400m、みなし直線40.2m、カント31°28′37″です。ゴール前の直線が短いので、先頭の選手が早めに踏んだ形を後ろから大きく逆転するのは簡単ではありません。それでも差し42.7%が出ています。

短い直線で差しが届くときは、最終直線へ入る前から番手や別線の選手が近い位置を確保している可能性があります。ラインの人数より、どの位置から差しが届いたのかを見ておきたい方が、佐世保のラインを読みやすくなります。

最長ラインが1・2着に入る割合は25.4%ですが、どこかのラインが1・2着に入る割合は57.7%。最長ラインではない選手が上位へ入るレースも多く、ラインの長さをそのまま着順へ置き換えないことが大切です。

ライン構成別配当|3-3-3は別線38.3%でも平均27,600円

3-2-2は別線43.4%・平均12,728円、3-3-1は37.0%・10,530円、3-2-1-1は44.3%・10,797円でした。別線決着が4割前後でも、平均配当は1万円前後に収まっています。

3-2-2-2は別線44.2%で平均23,237円、3-3-2-1は別線40.4%・21,082円、3-3-3は別線38.3%・27,600円でした。別線の割合が一番高い形が、一番高い払戻になるわけではありません。ラインの人数と組み合わせが広がる形が、払戻へ出ています。

2-2-2-1は別線56.3%で、別線決着は多いのに平均14,731円でした。短いラインがばらけて別線になっても、着順が順当に収まれば払戻はそれほど広がりません。別線率と平均配当は、必ず一緒に見てみましょう。

佐世保競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,885レース56.6%(1,067/1,885レース)43.4%(818/1,885レース)12,728円
3-3-1713レース63.0%(449/713レース)37.0%(264/713レース)10,530円
3-2-2-2430レース55.8%(240/430レース)44.2%(190/430レース)23,237円
2-2-2-1410レース43.7%(179/410レース)56.3%(231/410レース)14,731円
3-2-1-1404レース55.7%(225/404レース)44.3%(179/404レース)10,797円
3-3-3339レース61.7%(209/339レース)38.3%(130/339レース)27,600円
3-3-2-1322レース59.6%(192/322レース)40.4%(130/322レース)21,082円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

得点1位の選手の成績|4着以下27.1%・1万円以上28.7%

佐世保の得点1位の選手が1着になった割合は38.2%(2,445/6,396レース)、3着以内は72.9%(4,665/6,396レース)、4着以下は27.1%(1,731/6,396レース)でした。競走得点が単独で最も高かった選手を本命としており、人気1位とは別です。

3連単1万円以上は28.7%(1,841/6,409レース)、平均配当14,672円、中央値4,100円。本命の選手が残ったまま別線の相手が入ることも、本命の選手が4着以下になることも、払戻を広げる可能性があります。ラインの残り方と本命の着順を一緒に見てみましょう。

同型場と本命4着以下の差は1%未満で、ほぼ同じ範囲です。佐世保のラインに独自性が出るのは、全体の本命成績よりも、短い直線で差しが届いたときのライン構成と払戻の組み合わせです。

佐世保競輪の基本数値と同型場比較
項目佐世保比較・意味
3連単の平均配当14,672円同型場平均 17,676円
3連単の中央値4,100円同型場の場別中央値平均 4,588円
3連単1万円以上28.7%(1,841/6,409レース)同型場平均 32.1%
得点1位の選手が1着38.2%(2,445/6,396レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.9%(4,665/6,396レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.1%(1,731/6,396レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

差し42.7%の佐世保|ライン内の差しと別線の差しを分ける

佐世保の差しは42.7%、平均配当19,119円、中央値5,800円、1万円以上36.9%。短い直線でも、差しの回数と払戻が高い側へ出ています。ラインの後ろから近い距離で差しが届く形が、佐世保の特徴を考える材料になります。

しかし、差しのすべてが別線の一撃ではありません。最長ラインの番手が前の選手を使って差すレースもあります。ライン構成の別線率と平均配当を並べることで、順当な差しと着順が広がった差しを区別しやすくなります。

2-2-2-1は別線56.3%でも平均14,731円、3-3-3は別線38.3%で平均27,600円。この差からも、差しがどのラインから出たのか、相手の組み合わせがどう広がったのかが払戻へ影響すると分かります。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ24.6%(1,569/6,385レース)8,450円2,400円17.2%23.6%
捲り32.7%(2,087/6,385レース)13,461円4,005円26.8%31.7%
差し42.7%(2,729/6,385レース)19,119円5,800円36.9%44.7%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

得点1位の選手の位置|先頭の差しタイプは4着以下39.8%

得点1位の選手がラインの先頭にいるか、番手・3番手にいるかで、短い直線へ入るまでの役割が変わります。先頭は自分で前へ踏み、番手・3番手は前の選手の仕掛けを使って最後に伸びます。

先頭の逃げタイプは4着以下17.4%・平均配当9,270円、捲りタイプは23.7%・8,186円、差しタイプは39.8%・11,082円でした。先頭の差しタイプは、短い直線で自分が前を踏む役割と得意戦法がずれ、本命の選手が崩れやすい結果です。

番手・3番手では、捲りタイプ18.7%・6,423円、差しタイプ31.3%・9,342円。先頭の差しタイプより着外率は低く、差しを得意にする得点1位の選手は番手の方が残りやすい数字です。位置とライン構成を同じ出走表で見てみましょう。

佐世保競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭捲り1,08523.7%8,186円17.0%
先頭差し66139.8%11,082円23.3%
先頭逃げ1,11817.4%9,270円17.6%
番手・3番手捲り13918.7%6,423円12.2%
番手・3番手差し2,39631.3%9,342円20.0%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

S級・A級・チャレンジ|ライン構成が同じでも数字は同じにならない

S級の平均配当は19,569円、中央値5,720円、1万円以上35.2%、本命4着以下31.3%。A級は14,668円・4,425円・30.2%・28.7%、チャレンジは11,306円・2,845円・22.5%・23.9%です。

3-3-3の平均27,600円や3-2-2-2の23,237円は、ライン構成だけで決まった数字ではありません。S級で出た結果と、チャレンジで出た結果では、選手の脚力や仕掛けの速さが違います。まず級班をそろえてから、構成と位置を比べます。

別線率が高いライン構成でも、級班が変われば平均配当は変わります。佐世保のラインを予想へ使うときは、全体の構成表から当日の級班に合わせ、近い分母の数字だけを参考にします。

佐世保競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級19,569円5,720円35.2%(530/1,507レース)31.3%(471/1,506レース)22,455円
A級14,668円4,425円30.2%(905/2,998レース)28.7%(858/2,992レース)17,883円
チャレンジ11,306円2,845円22.5%(350/1,558レース)23.9%(371/1,553レース)12,340円
ガールズ8,544円1,965円16.2%(56/346レース)9.0%(31/345レース)9,593円

級班ごとに分母が異なります。

佐世保のラインを出走表へ戻す順番

最初にラインの人数を見てみましょう。3-3-3や3-3-2-1のように複数の長いラインがあるのか、2-2-2-1のように短いラインが分かれているのかで、別線率と平均配当が変わります。

次に得点1位の選手の位置と得意戦法を見てみましょう。先頭の差しタイプなら4着以下39.8%、先頭の逃げタイプなら17.4%。短い直線へ入る前に、誰が前を踏み、誰が近い位置で差すのかを考えます。

最後に、差し・捲り・逃げのどの決着になりそうかをまとめます。差しなら平均19,119円・中央値5,800円・1万円以上36.9%が参考になりますが、当日の払戻を約束する数字ではありません。近い構成、級班、位置の過去結果だけを予想へ生かします。

別線率が高いからといって、必ず平均配当も高くなるわけではありません。佐世保では2-2-2-1がその例です。ラインの残り方、決まり手、本命の着順、払戻を同じ条件で見てみましょう。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順・払戻を約束する数字ではありません。ラインの人数や短い直線だけで結果を決めず、当日の級班、得点1位の選手の得意戦法と位置、別線の仕掛けを見てください。