宇都宮競輪の特徴|500m・直線63.3mでスタミナと配当を検証

宇都宮競輪場 バンクデータ
周長
500m
みなし直線
63.3m全国3位
最大カント
25°47′44″全国40位

宇都宮競輪の特徴|500m・直線63.3mでスタミナと配当を検証

宇都宮競輪は500mバンクです。400mより一周が長く、先行した選手が最後まで脚を残せるのか、後ろから差しや捲りが届くのかが気になります。

1着決まり手で一番多いのは差し52.0%、その平均配当は21,356円。得点1位の選手の4着以下は27.7%、3連単1万円以上は28.8%でした。

先頭の逃げタイプは4着以下17.4%、先頭の差しタイプは39.6%。500mの距離と得意戦法、ライン内の位置が本命の成績と払戻にどう表れたのかをまとめます。

宇都宮競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。

  • 対象期間:2016-01-01〜2026-07-15
  • 調べたレース数:5,969レース
  • バンク:500m・みなし直線63.3m・カント25°47′44″・改修前は67.9m
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

宇都宮の500mバンク、みなし直線63.3m、カント25°47′44″という特徴と、決まり手・配当の関係を見てみましょう。改修前の直線は67.9mでした。

得点1位の選手の基本成績、S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当、逃げ・捲り・差しの決着、ラインと位置を比べます。

500mでスタミナが問われるというイメージが、逃げ・捲り・差しの本命成績と払戻へ実際に表れているかを、数字の差が残ったところに絞って読みます。

宇都宮は500m・みなし直線63.3m|差し52.0%が一番多い

宇都宮は500mバンクで、みなし直線は63.3m、カントは25°47′44″です。改修前は67.9mでした。今の数字を基準に、長い周回で脚を使った逃げが残るのか、最後に差しや捲りが届くのかを考えます。 この記事では、500mバンクを同じ比較グループとして扱っています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の分類ではありません。500mグループの平均は逃げ19.2%、捲り28.4%、差し52.4%。宇都宮競輪では逃げは3.4%高い、捲りは3%低い、差しはほぼ同じです。

1着決まり手は差し52.0%、捲り25.4%、逃げ22.6%。差しが半分を超えて一番多く、平均配当も21,356円で最高でした。500mの距離を走った最後に、後ろの選手が伸びる決着が多く、払戻も広がっています。

ただし、差し52.0%は得点1位の選手が差し切った割合ではありません。番手の選手や相手の選手による差しも含まれます。500mの特徴を本命の成績へ結び付けるには、得意戦法と位置を加える必要があります。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ22.6%(1,329/5,873レース)10,943円2,350円16.8%19.2%
捲り25.4%(1,492/5,873レース)12,874円3,290円23.7%28.4%
差し52.0%(3,052/5,873レース)21,356円5,800円36.6%52.4%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

宇都宮の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.3%、4着以下27.7%

宇都宮で競走得点が単独で最も高かった得点1位の選手は、1着39.7%(2,341/5,899レース)、3着以内72.3%(4,264/5,899レース)、4着以下27.7%(1,635/5,899レース)でした。人気1位ではなく、競走得点を基準にしています。

3着以内は7割を超えますが、4着以下も約3割あります。500mでスタミナのある選手が有利という印象があっても、本命の選手が先頭で脚を使うのか、後ろから差すのかで結果は変わります。

3連単1万円以上は28.8%(1,699/5,898レース)で、同型場平均の本命4着以下29.3%より低い結果でした。全体だけなら、宇都宮は特別に荒れるとは言いにくい数字です。

宇都宮競輪の基本数値と同型場比較
項目宇都宮比較・意味
3連単の平均配当16,851円同型場平均 17,576円
3連単の中央値4,010円同型場の場別中央値平均 4,762円
3連単1万円以上28.8%(1,699/5,898レース)同型場平均 32.0%
得点1位の選手が1着39.7%(2,341/5,899レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.3%(4,264/5,899レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.7%(1,635/5,899レース)同型場平均 29.3%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

平均配当16,851円・中央値4,010円|宇都宮の払戻を金額帯で読む

宇都宮の3連単平均配当は16,851円、中央値は4,010円でした。5,000円未満は55.2%(3,254/5,898レース)、1万円以上28.8%、5万円以上6.8%、10万円以上3.1%です。

平均は一部の大きな払戻に引っ張られています。普段のレースに近い金額を知るなら中央値、高配当の出やすさを知るなら1万円以上や10万円以上の割合を使います。平均だけで宇都宮を荒れる場と決めません。

差し決着の平均配当は21,356円、中央値5,800円、1万円以上36.6%。宇都宮全体より差しの払戻が高く、500mの最後で差しが届いたレースは高配当になりやすい結果でした。

宇都宮競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当16,851円
中央値4,010円
5,000円未満55.2%(3,254/5,898レース)
1万円以上28.8%(1,699/5,898レース)
5万円以上6.8%(401/5,898レース)
10万円以上3.1%(185/5,898レース)

払戻が分かった5,898レースを分母にしています。

S級の平均配当21,453円|500mでも級班をそろえる

級班別の平均配当はS級21,453円、A級17,771円、チャレンジ10,648円、ガールズ11,888円。中央値はS級4,765円、A級4,770円、チャレンジ2,720円、ガールズ1,940円でした。

1万円以上はS級32.5%、A級31.9%、チャレンジ21.7%、ガールズ13.1%。得点1位の選手の4着以下はS級32.5%、A級27.3%、チャレンジ26.8%、ガールズ8.4%です。S級は本命の着外と配当が高い側に出ています。

500mだから全級班でスタミナ勝負になるとは限りません。選手の力関係やラインの組み方が変わるため、当日の級班に近い表で数字を見てみましょう。ガールズは別に扱います。

宇都宮競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級21,453円4,765円32.5%(524/1,612レース)32.5%(526/1,618レース)21,918円
A級17,771円4,770円31.9%(843/2,641レース)27.3%(723/2,645レース)19,026円
チャレンジ10,648円2,720円21.7%(294/1,356レース)26.8%(362/1,349レース)11,994円
ガールズ11,888円1,940円13.1%(38/289レース)8.4%(24/287レース)8,598円

級班ごとに分母が異なります。

500mで得意戦法を比べる|先頭の逃げタイプは4着以下17.4%

得点1位の選手が先頭にいる場合、差しタイプの4着以下は39.6%・平均配当9,700円、捲りタイプは27.0%・7,499円、逃げタイプは17.4%・8,271円でした。

500mで先頭を走る逃げタイプは、宇都宮全体の4着以下27.7%より低い側でした。長い距離を自分で踏む形でも、得点1位の選手が逃げを得意にしている場合は本命が残りやすかった結果です。

反対に、先頭の差しタイプは39.6%。差しを得意にする選手が前を使えない位置にいると、最後の伸びを出しにくい可能性があります。500mの特徴から立てた仮説が、得意戦法と位置の数字に表れました。

番手・3番手では、差しタイプ31.3%、捲りタイプ24.7%、逃げタイプ33.3%。差しタイプは先頭より低くなりましたが、全体より高い側です。後ろの位置なら安心と決めず、別線の仕掛けまで考えます。

宇都宮競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭差し61139.6%9,700円20.7%
先頭捲り1,00927.0%7,499円15.7%
先頭逃げ1,09717.4%8,271円15.4%
番手・3番手差し2,24731.3%9,192円18.9%
番手・3番手捲り9924.7%5,743円10.2%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

ライン決着|最長ラインが1・2着に入る割合は24.7%

ラインの情報が分かった5,196レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は53.8%、最長ラインが1・2着に入った割合は24.7%でした。500mの距離で先頭が脚を使うと、別線や番手が最後に届く余地があります。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は84.4%、得点上位2人が別ラインで決着した割合は46.2%。ラインがまとまって残るレースは多い一方、最長ラインだけで結果を決めるほど単純ではありません。

差し52.0%・平均配当21,356円という結果も、ラインの後ろから届いた決着と重なります。得点1位の選手が先頭か番手・3番手か、相手のラインに捲りの選手がいるかを出走表で見てみましょう。

宇都宮競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着53.8%(2,795/5,196レース)
最長ラインが1・2着24.7%(1,283/5,196レース)
同じラインから2人が3着以内84.4%(4,387/5,196レース)
得点上位2人が別ラインで決着46.2%(2,401/5,196レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

宇都宮は荒れる?500m・差し・本命の位置を並べる

宇都宮の本命4着以下27.7%は同型場平均29.3%より低く、3連単1万円以上28.8%も同型場平均32.0%より低い結果でした。場全体の数字は、同型場より落ち着いている側です。

それでも差し決着は平均21,356円・1万円以上36.6%、S級は平均21,453円・1万円以上32.5%、先頭の差しタイプは4着以下39.6%。500mで最後に差しが届いた場面と、本命が前で脚を使った場面に荒れ方が表れました。

先頭の逃げタイプは17.4%で、本命が残りやすい側です。500mだから逃げが苦しいと決めず、得点1位の選手の得意戦法が逃げなら、長い距離を踏み切った過去の結果を参考にできます。

差の小さい数字は、1%未満ならほぼ同じ範囲です。500mという共通点だけで特徴を作らず、得意戦法、位置、級班、決まり手、払戻が同じ方向へ動いたところを重く扱います。

宇都宮の出走表で500mの特徴を生かす順番

まず級班を見てみましょう。S級の平均配当は21,453円・1万円以上32.5%、A級は17,771円・31.9%。全体の平均16,851円を、すべてのレースへそのまま当てはめません。

次に得点1位の選手の得意戦法と位置を見てみましょう。先頭の逃げタイプは4着以下17.4%、先頭の差しタイプは39.6%。500mで自分が前を踏む選手なのか、前の選手を使って最後に伸びる選手なのかを考えます。

最後にラインの人数と相手の決まり手を見てみましょう。差しの平均配当21,356円は過去の参考値です。当日の並びが近いときだけ、逃げの粘り、番手の差し、別線の捲りを相手の候補へ寄せます。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順や払戻を約束するものではありません。500mの距離だけで逃げや差しの有利不利を決めず、当日の級班、ライン、得点1位の選手の位置と得意戦法を見てください。