武雄競輪の特徴|400m・直線64.4mで差し46.9%と配当を検証

武雄競輪場 バンクデータ
周長
400m
みなし直線
64.4m全国2位
最大カント
32°0′19″全国23位
ややきつめ

武雄競輪の特徴|400m・直線64.4mで差し46.9%と配当を検証

武雄競輪の特徴といえば、まず長い直線です。みなし直線は64.4mで、400mバンクの中では最も長い直線。逃げた選手が最後まで粘るのか、後ろの差しが届くのか、気になりますよね。

過去の1着決まり手は差し46.9%が最多で、差し決着の平均配当は20,250円でした。得点1位の選手の4着以下は27.0%、3連単1万円以上は29.9%。長直線のイメージと、実際の荒れ方が重なるかを数字で見てみましょう。

S級の平均配当、ラインの残り方、得点1位の選手が先頭か番手・3番手かによっても結果は変わります。武雄らしい数字を一つに決めつけず、バンクの形から順番に読み解きます。

武雄競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。

  • 対象期間:2016-10-29〜2026-07-25
  • 調べたレース数:6,025レース
  • バンク:400m・長直線・みなし直線64.4m・カント32°0′19″(400mの中で最も長い直線)
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

武雄の400m・直線64.4m・カント32°0′19″という特徴と、逃げ・捲り・差しの決まり手を比べます。

3連単の平均配当・中央値・金額帯、得点1位の選手の成績、S級・A級・チャレンジ・ガールズの違いをまとめます。

ラインが残った割合と、得点1位の選手の位置・得意戦法を並べ、武雄の直線が高配当や本命の着外へどう表れたのかを追います。

武雄は400m・直線64.4m|長い直線が決まり手と配当にどう出た?

武雄は400mバンクで、みなし直線は64.4m、カントは32°0′19″です。400mの中で最も直線が長いバンクなので、ゴール前で後ろの選手が伸びる展開を想像しやすい場所です。 この記事では、みなし直線58m以上を「400m・長直線グループ」として比べています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の基準ではありません。400m・長直線グループの平均は逃げ22.5%、捲り30.9%、差し46.7%。武雄競輪では逃げはほぼ同じ、捲りはほぼ同じ、差しはほぼ同じです。

過去の1着決まり手は差し46.9%、捲り30.9%、逃げ22.2%。差しが半分近くを占め、逃げの約2倍ありました。長い直線で、先頭の選手だけでなく後ろの選手が最後に届いたレースが多かった結果です。

ただし、直線が長いから差しが出た、とバンクだけを理由に決めることはできません。級班、ラインの人数、得点1位の選手の位置、相手の仕掛けが重なった結果として決まり手が記録されています。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ22.2%(1,309/5,907レース)9,236円2,310円18.8%22.5%
捲り30.9%(1,827/5,907レース)13,513円3,820円27.8%30.9%
差し46.9%(2,771/5,907レース)20,250円5,950円36.8%46.7%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

武雄の本命はどれくらい残る?得点1位の選手の4着以下27.0%

武雄で競走得点が単独で最も高かった得点1位の選手は、1着40.5%(2,428/5,991レース)、3着以内73.0%(4,371/5,991レース)、4着以下27.0%(1,620/5,991レース)でした。人気1位ではなく、競走得点を基準にした本命です。

3着以内に残る割合は7割を超えます。つまり、武雄の長い直線だから本命が毎回差されるわけではありません。それでも4着以下は約4分の1あるので、決まり手やラインの位置を加える余地があります。

3連単1万円以上は29.9%(1,778/5,939レース)、同型場平均は30.7%。本命の4着以下27.0%と高配当29.9%は別の数字です。本命が残ったまま相手の選手で配当が広がる場合も含まれます。

武雄競輪の基本数値と同型場比較
項目武雄比較・意味
3連単の平均配当15,754円同型場平均 16,902円
3連単の中央値4,220円同型場の場別中央値平均 4,286円
3連単1万円以上29.9%(1,778/5,939レース)同型場平均 30.7%
得点1位の選手が1着40.5%(2,428/5,991レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内73.0%(4,371/5,991レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.0%(1,620/5,991レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

平均配当15,754円・中央値4,220円|武雄の払戻はどの帯に集まる?

武雄の3連単平均配当は15,754円、中央値は4,220円でした。平均だけを見ると高配当の印象が強くなりますが、中央値はレースを金額順に並べた真ん中の値です。普段の払戻に近い感覚を知るには、両方を並べます。

5,000円未満は54.4%(3,228/5,939レース)、1万円以上は29.9%、5万円以上は6.7%、10万円以上は2.6%です。半分以上は5,000円未満で、少数の大きな払戻が平均を押し上げています。

決まり手別では差しの平均配当が20,250円、中央値5,950円、1万円以上36.8%で、逃げや捲りより数字が大きい側でした。多い決まり手と、高配当が出やすかった決まり手が重なっています。

武雄競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当15,754円
中央値4,220円
5,000円未満54.4%(3,228/5,939レース)
1万円以上29.9%(1,778/5,939レース)
5万円以上6.7%(398/5,939レース)
10万円以上2.6%(156/5,939レース)

払戻が分かった5,939レースを分母にしています。

差し46.9%の武雄|本命の選手が差すのか、相手が差すのか

武雄の差し46.9%は、1着になった選手の決まり手を集めた割合です。得点1位の選手が差し切ったレースだけではありません。得点1位の選手が先頭で粘れず、番手や別線の選手が差して1着になったレースも入っています。

この差し決着の平均配当は20,250円で、1万円以上は36.8%。差しで決まったときは、普段の払戻も高配当の割合も大きくなりました。長直線の特徴と、数字の方向はよく似ています。

ただし、差しの多さだけで買い目を決めません。得点1位の選手が差せる番手にいるのか、先頭で自分から踏むのか。ここが違えば同じ差しタイプでも結果は変わります。

S級の平均配当23,500円|長直線の荒れ方は級班で変わる

級班別の平均配当はS級23,500円、A級15,731円、チャレンジ11,680円、ガールズ6,509円でした。中央値はS級6,115円、A級4,920円、チャレンジ2,720円、ガールズ1,875円です。

1万円以上の割合はS級38.9%、A級32.1%、チャレンジ22.9%、ガールズ13.5%。得点1位の選手の4着以下はS級31.3%、A級27.8%、チャレンジ25.9%、ガールズ9.7%でした。武雄の高配当は、長直線だけでなくS級のレースで目立ちます。

今回のガールズは得点1位の選手の基本成績と決まり手を分かる数字がありません。数字がない部分をS級・A級・チャレンジの結果で補わず、比較できる範囲だけを記事へ載せます。

武雄競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級23,500円6,115円38.9%(500/1,286レース)31.3%(404/1,291レース)22,195円
A級15,731円4,920円32.1%(866/2,700レース)27.8%(756/2,718レース)18,972円
チャレンジ11,680円2,720円22.9%(368/1,605レース)25.9%(420/1,623レース)11,590円
ガールズ6,509円1,875円13.5%(42/312レース)9.7%(31/319レース)10,475円

級班ごとに分母が異なります。

武雄競輪ガールズの1着決まり手
決まり手割合1着回数
逃げデータなしデータなし
捲りデータなしデータなし
差しデータなしデータなし

ガールズの1着選手について集計しています。

武雄のラインはどこまで残る?長さだけで決めない理由

ラインの情報が分かった5,302レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合が54.0%(2,863レース)、最長ラインが1・2着に入った割合は25.6%(1,357レース)でした。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は85.6%、得点上位2人が別ラインで決着した割合は46.0%。ラインの選手がまとまって残るレースは多いものの、最長ラインが毎回そのまま上位へ来るわけではありません。

長直線では、先頭の選手が最後まで粘るか、番手の選手が伸びるか、別線の捲りが届くかで着順が変わります。ラインの人数と、得点1位の選手がどの位置にいるかを同じ出走表で見てみましょう。

武雄競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着54.0%(2,863/5,302レース)
最長ラインが1・2着25.6%(1,357/5,302レース)
同じラインから2人が3着以内85.6%(4,539/5,302レース)
得点上位2人が別ラインで決着46.0%(2,439/5,302レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

先頭の差しタイプは4着以下41.3%|武雄の長直線で本命が飛ぶ形

得点1位の選手が先頭にいる場合、逃げタイプは4着以下19.5%・平均配当10,618円、捲りタイプは25.2%・7,634円、差しタイプは41.3%・12,364円でした。差しタイプの得点1位の選手が先頭へ置かれたとき、着外が一番高い側です。

差しを得意にする選手は、前の選手を使って最後に伸びる形が得意です。先頭では自分で前を踏み続ける必要があり、長い直線で後ろから来る選手に差される余地が広がります。武雄の長直線で考えやすい仮説が、実際の数字にも表れました。

番手・3番手の差しタイプは4着以下29.8%・平均配当8,820円。先頭の41.3%より低い数字ですが、全体の27.0%より高い側です。差しを得意にする得点1位の選手が、差せる位置にいるのかを区別します。

先頭の逃げタイプは4着以下19.5%で、長い直線だから逃げがすべて不利になるわけではありません。武雄では、戦法と位置の組み合わせで本命の残り方が変わったと読めます。

武雄競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ1,17019.5%10,618円19.7%
先頭差し62441.3%12,364円28.0%
先頭捲り1,12725.2%7,634円17.3%
番手・3番手差し1,98929.8%8,820円19.3%
番手・3番手捲り13225.8%8,780円16.2%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

武雄の長直線と荒れ方|差しの回数・払戻・本命成績を並べる

武雄の全体平均配当15,754円は同型場平均16,902円より低く、本命4着以下27.0%も同型場平均28.6%より低い結果でした。場全体を比べると、武雄は特別に荒れやすい場とは言いにくい数字です。

それでも差し決着は46.9%・平均配当20,250円・1万円以上36.8%。先頭の差しタイプは4着以下41.3%・平均配当12,364円。S級の平均配当も23,500円で、条件を加えた場所には武雄らしい荒れ方があります。

長直線という特徴は、どのレースにも同じ強さで出るわけではありません。差しが多いだけではなく、得点1位の選手が先頭で差しを生かせない、相手の差しが届く、S級で払戻が大きくなる。こうした組み合わせまでそろって初めて、予想へ使いやすい情報になります。

数字の差が1%未満なら、ほぼ同じ範囲として扱います。平均配当や本命4着以下の小さな差を無理に武雄だけの特徴とは呼ばず、複数の数字が同じ方向へ動いた条件を重くします。

武雄の出走表で特徴を生かす順番

最初に級班を見てみましょう。S級は平均配当23,500円・1万円以上38.9%、A級は15,731円・32.1%。武雄全体の平均配当15,754円だけで、すべてのレースを考えません。

次に得点1位の選手の得意戦法と位置を見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下41.3%、番手・3番手の差しタイプは29.8%。長い直線で差しが届く前提でも、その選手が差せる場所にいるかを見てみましょう。

最後にラインの人数と相手の仕掛けを見てみましょう。どこかのラインが1・2着に入った割合は54.0%ですが、最長ラインは25.6%。別線の捲りや番手の差しが届く形なら、平均配当や1万円以上の数字が高い側へ動く可能性があります。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順や払戻を約束するものではありません。長直線の印象だけで展開を決めず、当日の級班、ライン、得点1位の選手の位置と得意戦法を見てください。