福井競輪のライン|短直線で残るラインと別線決着を検証
福井のラインは堅いのでしょうか。ラインの情報が分かったレースでは、同じラインから2人が3着以内に入った割合が85.2%でした。ところが、最長ラインが1・2着に入った割合は22.7%。ラインの仲間が残ることと、長いラインがそのまま決めることは同じではありません。
福井は400m・みなし直線52.8mの短直線です。短い直線なら前のラインが有利に見えますが、3-2-2-2では別線決着56.4%、2-2-2-1では60.9%。並びが細かくなると、別ラインが上位へ入るレースが増えています。
差し41.7%・平均配当23,948円という決まり手の数字も加え、ラインの残り方と払戻の関係を比べます。人数だけで結論を出さず、福井で配当が広がる並びを具体的に拾います。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。
- 対象期間:2016-03-14〜2025-09-24
- 調べたレース数:4,957レース
- バンク:400m・短直線・みなし直線52.8m・カント31°28′37″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
福井でどこかのラインが1・2着に入った割合、最長ラインの残り方、同じラインから2人が3着以内に入った割合を掲載します。
3-2-2、3-3-1、3-2-2-2、2-2-2-1など、ライン構成ごとの残り方・別線決着・平均配当を比べます。
短直線のバンク、差しの多さ、得点1位の選手の位置と級班を並べ、どんなラインが福井の高配当につながりやすいのかをまとめます。
福井競輪のバンク特徴|400m・みなし直線52.8mでラインの残り方を見ておきたい
福井は400mバンクで、みなし直線は52.8m、カントは31°28′37″です。400mの中では短直線にあたり、最後の直線が短いぶん、前にいる選手が残る展開を想像しやすい走路です。実際のライン決着がその印象に近いのか、結果を見てみましょう。
ラインの情報が分かった4,493レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は54.8%。最長ラインが1・2着に入った割合は22.7%でした。半分以上はライン内から1着・2着が出ていますが、最長ラインの独占は4分の1に届きません。
同じラインから2人が3着以内に入った割合は85.2%。ラインの仲間が車券内に残るレースは多い一方、最長ラインが1・2着を取る形は限られます。福井のラインは『残りやすいけれど、長いラインだけで決まるわけではない』という結果です。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 54.8%(2,463/4,493レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 22.7%(1,018/4,493レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 85.2%(3,830/4,493レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 45.2%(2,030/4,493レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
福井競輪のライン構成|3-2-2-2は別線56.4%、2-2-2-1は60.9%
対象が多い3-2-2では、どこかのラインが1・2着に入った割合54.0%、別線決着46.0%、平均配当14,889円でした。3-3-1はライン内64.9%、別線35.1%、平均11,617円。ラインが3人・3人・1人に分かれる形は、ライン内の決着が比較的多くなっています。
3-2-2-2ではライン内43.6%、別線56.4%、平均配当27,484円。2-2-2-1ではライン内39.1%、別線60.9%、平均12,820円でした。ラインが細かく分かれる形では別線決着が増えますが、平均配当は同じようには上がりません。
3-3-2-1はライン内50.8%、別線49.2%、平均31,371円。3-3-3は57.6%、別線42.4%、平均24,571円です。構成別の平均は大きな払戻の影響を受けるので、ライン内・別線の割合と対象レース数を一緒に読みます。
3-2-1-1はライン内57.4%、別線42.6%、平均13,055円でした。ラインが四つに分かれていても、別線が特に多いとは限りません。福井では、人数の多さだけでなく、どのラインに選手が集まったかが残り方を左右しています。
| ライン構成 | 対象 | どこかのラインが1・2着 | 別線決着 | 3連単平均配当 |
|---|---|---|---|---|
| 3-2-2 | 1,131レース | 54.0%(611/1,131レース) | 46.0%(520/1,131レース) | 14,889円 |
| 3-3-1 | 453レース | 64.9%(294/453レース) | 35.1%(159/453レース) | 11,617円 |
| 3-2-2-2 | 436レース | 43.6%(190/436レース) | 56.4%(246/436レース) | 27,484円 |
| 3-3-2-1 | 390レース | 50.8%(198/390レース) | 49.2%(192/390レース) | 31,371円 |
| 3-3-3 | 384レース | 57.6%(221/384レース) | 42.4%(163/384レース) | 24,571円 |
| 2-2-2-1 | 279レース | 39.1%(109/279レース) | 60.9%(170/279レース) | 12,820円 |
| 3-2-1-1 | 265レース | 57.4%(152/265レース) | 42.6%(113/265レース) | 13,055円 |
ラインの情報が分かったレースを対象にしています。
福井競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.1%
福井で得点1位の選手が1着になった割合は39.2%(1,939/4,945レース)、3着以内は72.1%(3,567/4,945レース)、4着以下は27.9%(1,378/4,945レース)でした。ラインが複雑なレースでも、本命の選手は7割以上で車券内に残っています。
3連単1万円以上は31.2%で、同じ400m・短直線グループの平均31.6%とほぼ同じ。本命4着以下27.9%も同型場平均28.4%と近い数字です。ラインが割れたから必ず本命が飛ぶ、という結果ではありません。
得点上位2人が別ラインで決着した割合は45.2%。本命候補が別々のラインにいるレースでは、最長ラインだけでなく両方のラインが上位へ残る形を考える必要があります。福井のラインデータは、高配当と本命の着外を別々に読む材料です。
| 項目 | 福井 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 17,325円 | 同型場平均 17,234円 |
| 3連単の中央値 | 4,380円 | 同型場の場別中央値平均 4,542円 |
| 3連単1万円以上 | 31.2%(1,545/4,946レース) | 同型場平均 31.6% |
| 得点1位の選手が1着 | 39.2%(1,939/4,945レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 72.1%(3,567/4,945レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 27.9%(1,378/4,945レース) | 同型場平均 28.4% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
福井競輪のラインと決まり手|差し41.7%・平均配当23,948円
福井の1着決まり手は逃げ24.0%、捲り34.3%、差し41.7%。差しの平均配当は23,948円、中央値6,710円、1万円以上39.7%でした。短直線で前のラインが残る印象がある一方、最後に差し込む決着も多く、払戻は差しへ寄っています。
最長ラインの1・2着が22.7%にとどまることも、差しの多さと無関係ではありません。先頭が粘るだけでなく、番手や別ラインの選手が最後に上位へ入るレースがあるためです。バンクの形だけで原因を決めず、ラインの残り方と決まり手を同じ出走表で見てみましょう。
差し41.7%は1着選手の決まり手です。得点1位の選手の得意戦法では逃げタイプの3着以内が81.9%、差しタイプは64.7%。差しで決まるレースが多いことと、差しタイプの本命が残ることは別の結果です。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 24.0%(1,186/4,932レース) | 8,331円 | 2,540円 | 18.4% | 23.7% |
| 捲り | 34.3%(1,690/4,932レース) | 15,234円 | 4,150円 | 29.8% | 31.4% |
| 差し | 41.7%(2,056/4,932レース) | 23,948円 | 6,710円 | 39.7% | 44.9% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
福井競輪で本命が飛ぶ場面|ライン先頭の差しタイプは41.4%
得点1位の選手がライン先頭にいる場合、逃げタイプの4着以下は17.6%、捲りタイプ26.1%、差しタイプ41.4%でした。先頭の差しタイプは538レースで、平均配当10,221円、1万円以上18.4%。差しタイプが先頭で前を踏む形では、本命の着外も払戻も目立ちます。
番手・3番手の差しタイプは4着以下33.4%、平均配当8,545円、1万円以上17.0%。先頭の差しタイプより着外率は低くなりました。番手・3番手の捲りタイプは95レースなので、25.3%は参考値として扱います。
短直線だから前の選手が有利と考えても、得点1位の選手が差しタイプで先頭にいるレースでは、過去の着外率が高くなっています。ラインの長さに加え、本命の選手がどの位置で走るのかを確かめたい理由です。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 捲り | 901 | 26.1% | 8,327円 | 14.4% |
| 先頭 | 差し | 538 | 41.4% | 10,221円 | 18.4% |
| 先頭 | 逃げ | 970 | 17.6% | 8,911円 | 15.3% |
| 番手・3番手 | 捲り | 95 | 25.3% | 5,432円 | 12.8% |
| 番手・3番手 | 差し | 1,735 | 33.4% | 8,545円 | 17.0% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
福井競輪の級班別配当|S級平均20,162円、1万円以上36.5%
S級の平均配当は20,162円、A級18,960円、チャレンジ12,277円、ガールズ8,218円でした。1万円以上はS級36.5%、A級34.7%、チャレンジ20.6%、ガールズ15.6%。ライン構成が同じでも、S級とチャレンジでは払戻の基準が違います。
得点1位の選手の4着以下はS級32.1%、A級29.4%、チャレンジ24.4%、ガールズ6.8%。S級は高配当が多いだけでなく、本命の着外も高めです。福井のラインが荒れそうかを考えるときは、まず当日の級班に合う数字を使います。
ガールズは平均8,218円、中央値2,045円、1万円以上15.6%、本命4着以下6.8%。ガールズは別に集計した数字なので、S級・A級・チャレンジのライン決着と一つの平均にはしません。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 20,162円 | 5,585円 | 36.5%(562/1,538レース) | 32.1%(495/1,543レース) | 22,356円 |
| A級 | 18,960円 | 5,345円 | 34.7%(728/2,100レース) | 29.4%(616/2,095レース) | 17,168円 |
| チャレンジ | 12,277円 | 2,585円 | 20.6%(209/1,014レース) | 24.4%(247/1,011レース) | 12,178円 |
| ガールズ | 8,218円 | 2,045円 | 15.6%(46/294レース) | 6.8%(20/296レース) | 9,648円 |
級班ごとに分母が異なります。
福井競輪の3連単配当|ライン内に残っても高配当とは限らない
福井全体の3連単平均配当は17,325円、中央値4,380円、1万円以上31.2%。5,000円未満が53.1%なので、ラインの仲間が残るレースでも払戻は落ち着いていることがあります。
3-2-2-2は別線決着56.4%で平均配当27,484円、3-3-2-1は平均31,371円でした。一方、2-2-2-1は別線60.9%でも平均12,820円。別線が増えたから必ず大きな払戻になるわけではありません。
平均配当を読むときは、中央値4,380円と金額帯も一緒に置きます。構成別に対象レース数が十分か、ライン内と別線のどちらが多いか、差しの決まり手が絡んでいるかを順番に見ると、数字の印象に引っ張られにくくなります。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 17,325円 |
| 中央値 | 4,380円 |
| 5,000円未満 | 53.1%(2,628/4,946レース) |
| 1万円以上 | 31.2%(1,545/4,946レース) |
| 5万円以上 | 8.1%(400/4,946レース) |
| 10万円以上 | 3.4%(168/4,946レース) |
払戻が分かった4,946レースを分母にしています。
福井競輪のラインを読む順番|短直線でも人数だけで決めない
福井の出走表では、最初にラインの人数を数えます。3-2-2なのか、3-2-2-2なのか、2-2-2-1なのかで、過去の別線決着は46.0%から60.9%まで違います。当日の構成に近い行を選ぶことが出発点です。
次に、得点1位の選手がラインの先頭か、番手・3番手かを見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下41.4%。短直線という理由だけで先頭の本命を安心して扱わず、得意戦法と位置を並べます。
最後に、逃げ・捲り・差しのどの決着になりそうかを考えます。差し41.7%、平均配当23,948円、中央値6,710円は福井の特徴ですが、当日の展開を保証する数字ではありません。近いライン構成、同じ級班、似た本命の位置がそろっているかを見てみましょう。
0.何%程度の差は、ほぼ同じとして扱います。全体の1万円以上31.2%と同型場平均31.6%、本命4着以下27.9%と同型場平均28.4%は、福井だけの特徴と呼ぶほど離れていません。ライン構成の別線決着や先頭の差しタイプのように、差がはっきりした数字を重く置きます。
福井競輪は荒れる?|ラインが割れて差しが届くときに配当が動く
福井では、同じラインから2人が3着以内に入った割合が85.2%で、ライン内の選手は残りやすい結果でした。一方、最長ラインが1・2着に入った割合は22.7%。ラインが残ることと、長いラインだけで決まることは違います。
3-2-2-2は別線決着56.4%で平均配当27,484円、2-2-2-1は別線60.9%。差し41.7%・平均配当23,948円も合わせると、ラインが一つに固まらず、最後に差し込む形が福井の高配当候補になります。
それでも本命の選手は3着以内72.1%なので、ラインが複雑なレースを全部荒れるとは考えません。級班、得意戦法、ライン内の位置が過去に数字の動いた条件に近いときだけ、福井のラインデータを予想の材料にしてください。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。ラインの人数だけで結果を決めず、当日の級班、車立て、得点1位の選手の位置、決まり手を見てください。