宇都宮競輪は荒れる?平均配当16,851円・本命着外27.7%を500mで検証

宇都宮競輪は荒れる?平均配当16,851円・本命着外27.7%を500mで検証

「宇都宮は荒れるの?」と気になったら、まず本命の選手がどこまで残っているのかを知りたいところです。得点1位の選手の4着以下は27.7%でした。

一方、1着決まり手の52.0%は差しで、差しの平均配当は21,356円。500mを走り切った最後に後ろの選手が届くレースが多く、払戻も差しで広がっています。

先頭の逃げタイプは4着以下17.4%、先頭の差しタイプは39.6%。みなし直線63.3m、カント25°47′44″、改修前67.9mという宇都宮で、本命が飛ぶ場面を得意戦法と位置から探します。

宇都宮競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。本文の基本成績・得意戦法・ライン位置は、S級・A級・チャレンジの数字です。

  • 対象期間:2016-01-01〜2026-07-15
  • 調べたレース数:5,969レース
  • バンク:500m・みなし直線63.3m・カント25°47′44″・改修前は67.9m
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

宇都宮の得点1位の選手の1着・3着以内・4着以下、平均配当・中央値・1万円以上の割合を見てみましょう。

S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当、差し・捲り・逃げの決まり手、得意戦法別の本命成績、ライン内の位置を比べます。

500mでスタミナが問われるというイメージが、逃げタイプ・差しタイプの得点1位の選手の成績と払戻にどう表れたのかをまとめます。

宇都宮の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.3%、4着以下27.7%

宇都宮で競走得点が単独で最も高かった得点1位の選手は、1着39.7%(2,341/5,899レース)、3着以内72.3%(4,264/5,899レース)、4着以下27.7%(1,635/5,899レース)でした。人気1位ではなく、競走得点を基準にした本命です。

3着以内は7割を超えますが、4着以下も約3割あります。500mで長く脚を使うから本命の選手が苦しくなるのか、それとも後ろの選手が最後に届くのかを、決まり手と位置へ広げて考えます。

3連単1万円以上は28.8%(1,699/5,898レース)。同型場平均の本命4着以下29.3%より1.6%低く、場全体だけなら宇都宮は同型場より落ち着いた側です。

宇都宮競輪の基本数値と同型場比較
項目宇都宮比較・意味
3連単の平均配当16,851円同型場平均 17,576円
3連単の中央値4,010円同型場の場別中央値平均 4,762円
3連単1万円以上28.8%(1,699/5,898レース)同型場平均 32.0%
得点1位の選手が1着39.7%(2,341/5,899レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.3%(4,264/5,899レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.7%(1,635/5,899レース)同型場平均 29.3%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

宇都宮の3連単配当|平均16,851円・中央値4,010円

宇都宮の3連単平均配当は16,851円、中央値は4,010円。5,000円未満は55.2%(3,254/5,898レース)、1万円以上28.8%、5万円以上6.8%、10万円以上3.1%でした。

中央値は4,010円ですが、10万円以上も185レースあり、平均は一部の大きな払戻に押し上げられています。普段の金額は中央値、高配当の出やすさは金額帯で見てみましょう。

差し決着は平均配当21,356円、中央値5,800円、1万円以上36.6%。宇都宮全体より差しの払戻が高く、500mの最後で差しが届いたレースが高配当へつながっています。

宇都宮競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当16,851円
中央値4,010円
5,000円未満55.2%(3,254/5,898レース)
1万円以上28.8%(1,699/5,898レース)
5万円以上6.8%(401/5,898レース)
10万円以上3.1%(185/5,898レース)

払戻が分かった5,898レースを分母にしています。

S級の平均配当21,453円|級班をそろえて本命を読む

級班別の平均配当はS級21,453円、A級17,771円、チャレンジ10,648円、ガールズ11,888円。中央値はS級4,765円、A級4,770円、チャレンジ2,720円、ガールズ1,940円でした。

1万円以上はS級32.5%、A級31.9%、チャレンジ21.7%、ガールズ13.1%。得点1位の選手の4着以下はS級32.5%、A級27.3%、チャレンジ26.8%、ガールズ8.4%です。S級は本命の着外と払戻が高い側です。

500mの距離を考えるときも、S級・A級・チャレンジで同じ力関係になるわけではありません。宇都宮全体の4着以下27.7%を、当日の級班へそのまま広げないようにします。

宇都宮競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級21,453円4,765円32.5%(524/1,612レース)32.5%(526/1,618レース)21,918円
A級17,771円4,770円31.9%(843/2,641レース)27.3%(723/2,645レース)19,026円
チャレンジ10,648円2,720円21.7%(294/1,356レース)26.8%(362/1,349レース)11,994円
ガールズ11,888円1,940円13.1%(38/289レース)8.4%(24/287レース)8,598円

級班ごとに分母が異なります。

500mで得意戦法を比べる|差しタイプの4着以下33.1%

得点1位の選手を、出走時点の直近4ヶ月で逃げ・捲り・差しのどれが最も多かったかによって分類しました。タイプの違う選手同士を直接比べるのではなく、それぞれのタイプの得点1位の選手がどんな成績と払戻になったかを比べています。

逃げタイプは1着56.7%、3着以内82.2%、4着以下17.8%、平均配当8,304円。捲りタイプは1着45.9%、3着以内73.3%、4着以下26.7%、平均配当7,298円。差しタイプは1着28.8%、3着以内66.9%、4着以下33.1%、平均配当9,266円でした。

1着決まり手では差しが52.0%と多い一方、差しタイプの得点1位の選手は勝ち切る割合が28.8%で、4着以下は33.1%。差しが届くレースの多さと、差しタイプの本命が残る成績は同じではありません。

宇都宮競輪|得点1位の選手の得意戦法別の成績と配当
得意戦法対象1着3着以内4着以下平均配当1万円以上
差し2,87028.8%66.9%33.1%9,266円19.2%
捲り1,11745.9%73.3%26.7%7,298円15.0%
逃げ1,12456.7%82.2%17.8%8,304円15.8%

得点1位の選手が1人に絞れたレースを集計しました。得意戦法は、出走時点からさかのぼった4ヶ月間の回数で決めています。

S級・A級・チャレンジ|500mで差しタイプの着外がどう動く?

S級では、逃げタイプの4着以下21.8%・平均配当6,457円、捲り31.2%・6,339円、差し35.5%・8,114円でした。A級は逃げ17.4%・9,456円、捲り24.3%・5,922円、差し30.9%・8,799円です。

チャレンジでは、逃げタイプの4着以下16.7%・平均配当7,611円、捲り24.0%・12,653円、差し34.9%・12,575円。差しタイプはどの級班でも逃げタイプより着外が高い側です。

ただし、払戻は級班ごとに違います。チャレンジの捲り12,653円とS級の捲り6,339円を同じ意味にせず、得点1位の選手の着外と配当を同じ級班の中で比べます。

宇都宮競輪|級班ごとの得意戦法別の本命成績と配当
級班得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
S級差し93735.5%8,114円14.7%
S級捲り39631.2%6,339円11.3%
S級逃げ15621.8%6,457円16.9%
A級差し1,40830.9%8,799円20.4%
A級捲り51724.3%5,922円15.8%
A級逃げ51917.4%9,456円14.0%
チャレンジ差し52534.9%12,575円24.1%
チャレンジ捲り20424.0%12,653円20.5%
チャレンジ逃げ44916.7%7,611円17.4%

30レースに届かない組み合わせは載せていません。

先頭の差しタイプは4着以下39.6%|500mで本命が飛ぶ位置

得点1位の選手が先頭にいる場合、差しタイプの4着以下は39.6%・平均配当9,700円、捲りタイプは27.0%・7,499円、逃げタイプは17.4%・8,271円でした。

差しを得意にする選手が先頭へ入ると、宇都宮全体27.7%より高い結果です。前の選手を使って最後に伸びるタイプが、自分で500mを先頭から踏み続ける形になると、最後の伸びが足りなくなる可能性があります。

番手・3番手では、差しタイプ31.3%、捲りタイプ24.7%、逃げタイプ33.3%。差しタイプは先頭より低いものの、全体より高い側です。後ろの位置でも、別線の仕掛けと前の選手の残り方を見てみましょう。

宇都宮競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭差し61139.6%9,700円20.7%
先頭捲り1,00927.0%7,499円15.7%
先頭逃げ1,09717.4%8,271円15.4%
番手・3番手差し2,24731.3%9,192円18.9%
番手・3番手捲り9924.7%5,743円10.2%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

宇都宮は荒れる?500m・差し・本命の位置を並べる

宇都宮の本命4着以下27.7%は同型場平均29.3%より低く、3連単1万円以上28.8%も同型場平均32.0%より低い結果です。全体の数字は、同型場より落ち着いています。

それでも差し決着は平均21,356円・1万円以上36.6%、S級は平均21,453円・1万円以上32.5%、先頭の差しタイプは4着以下39.6%。500mで後ろが届いたときと、本命の差しタイプが前で脚を使ったときに、荒れ方が表れました。

先頭の逃げタイプは17.4%で、本命が残りやすい側です。500mだから逃げが苦しいと決めず、得点1位の選手が逃げを得意にしている場合は、長い距離を踏み切った過去の成績を参考にします。

差が1%未満なら、ほぼ同じ範囲です。500mという共通点だけで宇都宮の特徴を作らず、得意戦法、位置、級班、決まり手、払戻が一緒に動いた結果を重く扱います。

宇都宮の出走表で本命を読む順番

最初に級班を見てみましょう。S級は平均配当21,453円・1万円以上32.5%、A級は17,771円・31.9%。500mの全体平均16,851円を、すべてのレースへそのまま当てはめません。

次に得点1位の選手の得意戦法と位置を見てみましょう。先頭の逃げタイプは4着以下17.4%、先頭の差しタイプは39.6%。500mで自分が前を踏む選手なのか、前の選手を使って伸びる選手なのかを考えます。

最後にラインの人数と相手の決まり手を見てみましょう。差しの平均配当21,356円は過去の参考値です。当日の並びが近いときだけ、逃げの粘り、番手の差し、別線の捲りを相手の候補へ寄せます。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順や払戻を約束するものではありません。500mの距離だけで本命の着外を決めず、当日の級班、ライン、得点1位の選手の位置と得意戦法を見てください。