小田原競輪の特徴|最短36.1mの直線で差し41.4%・平均配当25,913円
小田原は333mで、みなし直線は36.1m。333m系の中でも直線が最短です。カントは35°34′12″。ここまで短いと、前で動いた選手が残る場に思えますよね。
ところが1着決まり手は差し41.4%で、平均配当も差し25,913円が一番高い結果でした。小田原の特徴は「短いから逃げ」と一言で決められないところにあります。
さらにA級の平均配当21,434円がS級19,334円を上回り、3-3-2-1のライン構成では平均45,390円。走路、級班、ライン、得点1位の選手のタイプを順番に確認し、小田原の荒れ方を具体化します。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。
- 対象期間:2016-01-01〜2026-08-01
- 調べたレース数:5,438レース
- バンク:333m・みなし直線36.1m・カント35°34′12″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
小田原の333m・みなし直線36.1m・カント35°34′12″を出発点に、3連単の払戻、得点1位の選手の成績、級班、決まり手、ラインの特徴をまとめます。
全体の数字だけで荒れるかを決めず、差しの多さと高配当、A級の払戻、ライン構成、得点1位の選手の得意戦法と位置がどこで重なるかを見てみましょう。ガールズは級班別の集計に含め、別の比較と混ぜません。
- 小田原競輪のバンク特徴|333m・みなし直線36.1m・カント35°
- 小田原競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内71.5%
- 小田原競輪の3連単配当|平均18,497円、中央値3,980円
- 小田原競輪の級班別配当|A級平均21,434円がS級を上回る
- 小田原競輪の決まり手|差し41.4%・平均配当25,913円
- 小田原競輪のライン|最長ラインが1・2着に入る割合は22.0%
- 小田原競輪の本命タイプ別成績|逃げタイプ3着以内82.3%、差しタイプ67.4%
- 小田原競輪の位置別データ|差しタイプが先頭だと4着以下33.2%
- 小田原競輪の特徴を予想へ生かす|走路・級班・ラインを同じ表へ置く
- 小田原競輪の特徴まとめ|最短直線でも差しが多く、A級と複雑なラインで払戻が広がる
小田原競輪のバンク特徴|333m・みなし直線36.1m・カント35°
小田原は333mでみなし直線36.1m、カント35°34′12″です。直線が短いぶん、仕掛けてからゴールまでの時間も短く、前の選手がそのまま残る展開を想像しやすい走路です。
実際の1着は逃げ26.3%、捲り32.3%、差し41.4%。差しが4割を超え、直線の短さから考えたイメージとは違う結果になりました。走路の特徴は仮説の出発点にして、決まり手の数字で見てみましょう。
差しの平均配当25,913円、中央値5,380円、1万円以上37.2%も目立ちます。小田原では、差しが多いだけでなく、差しの決着で払戻が広がったことが全体の特徴です。
小田原競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内71.5%
小田原で得点1位の選手が1着になった割合は37.4%(2,011/5,381レース)、3着以内は71.5%(3,850/5,381レース)、4着以下は28.5%(1,531/5,381レース)でした。得点1位の選手は、人気1位ではなく競走得点が単独で最も高かった選手です。
3連単平均配当は18,497円、中央値3,980円、1万円以上30.6%(1,637/5,354レース)。同型場の1万円以上平均29.7%と大きく離れてはいません。小田原全体を特別に荒れる場と呼ぶより、条件を加えたときの差を探す方が合っています。
本命が3着以内に残ったレースでも、差しで相手が変われば払戻は上がります。反対に本命が4着以下でも、相手が人気どおりなら金額は落ち着くことがあります。着順と払戻を別々に置きます。
| 項目 | 小田原 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 18,497円 | 同型場平均 16,643円 |
| 3連単の中央値 | 3,980円 | 同型場の場別中央値平均 4,071円 |
| 3連単1万円以上 | 30.6%(1,637/5,354レース) | 同型場平均 29.7% |
| 得点1位の選手が1着 | 37.4%(2,011/5,381レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 71.5%(3,850/5,381レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 28.5%(1,531/5,381レース) | 同型場平均 28.6% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
本命の選手が飛ぶ場面をもう少し詳しく見るなら、小田原競輪の荒れる記事もどうぞ。
小田原競輪の3連単配当|平均18,497円、中央値3,980円
小田原の3連単は、5,000円未満54.9%、1万円以上30.6%、5万円以上8.1%、10万円以上3.7%でした。平均18,497円と中央値3,980円には開きがあり、一部の大きな払戻が平均を押し上げています。
小田原は普段から高配当が続くのではなく、決着が広がったときに平均が跳ねるタイプです。日常的な払戻の水準は中央値、高配当の出方は1万円以上や5万円以上の割合で見てみましょう。
差しの中央値5,380円は全体より高く、差しの1万円以上37.2%も全体30.6%を上回りました。小田原では差しの回数と払戻が同じ方向へ動いています。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 18,497円 |
| 中央値 | 3,980円 |
| 5,000円未満 | 54.9%(2,941/5,354レース) |
| 1万円以上 | 30.6%(1,637/5,354レース) |
| 5万円以上 | 8.1%(436/5,354レース) |
| 10万円以上 | 3.7%(196/5,354レース) |
払戻が分かった5,354レースを分母にしています。
小田原競輪の級班別配当|A級平均21,434円がS級を上回る
級班別の平均配当はA級21,434円、S級19,334円、チャレンジ12,604円、ガールズ8,959円。中央値はA級4,880円、S級4,370円、チャレンジ2,610円、ガールズ2,140円でした。
1万円以上はA級33.6%、S級32.8%、チャレンジ22.5%、ガールズ20.7%。得点1位の選手の4着以下はS級29.6%、A級29.3%、チャレンジ25.8%、ガールズ18.9%です。小田原ではA級の平均配当がS級より高いという、級班の一般的な印象とは違う結果が出ています。
A級の平均21,434円を小田原の全レースへ広げることはできません。当日の級班を確認し、A級ならA級の払戻と本命成績を近い基準にします。ガールズは別集計の数字として、S級やA級の決まり手とは混ぜません。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 19,334円 | 4,370円 | 32.8%(526/1,606レース) | 29.6%(480/1,619レース) | 21,910円 |
| A級 | 21,434円 | 4,880円 | 33.6%(811/2,416レース) | 29.3%(709/2,421レース) | 16,790円 |
| チャレンジ | 12,604円 | 2,610円 | 22.5%(262/1,164レース) | 25.8%(302/1,170レース) | 11,144円 |
| ガールズ | 8,959円 | 2,140円 | 20.7%(25/121レース) | 18.9%(23/122レース) | 11,187円 |
級班ごとに分母が異なります。
ガールズの数字も気になるなら、小田原競輪のガールズ記事で続きを読めます。
小田原競輪の決まり手|差し41.4%・平均配当25,913円
逃げ26.3%、捲り32.3%、差し41.4%。差しの平均配当は25,913円、中央値5,380円、1万円以上37.2%でした。小田原の特徴を一つ選ぶなら、最短直線でも差しが多く、その払戻も高いことです。 この記事では、333m系の競輪場を同じ比較グループとして扱っています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の分類ではありません。333m系グループの平均は逃げ29.7%、捲り34.5%、差し35.8%。小田原競輪では逃げは3.4%低い、捲りは2.2%低い、差しは5.6%高いです。
ただし、差しが多い理由を走路の形だけで断定はしません。ラインの先頭がどこまで粘ったか、番手の選手が伸びたか、別線の捲りが届いたか。決まり手とラインの位置を同じ出走表で見てみましょう。
得点1位の選手のタイプ別では、逃げタイプの3着以内が82.3%、差しタイプの4着以下が32.6%。決まり手として差しが多いことと、差しタイプの本命が残ることは別の情報です。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 26.3%(1,406/5,342レース) | 8,444円 | 2,210円 | 18.6% | 29.7% |
| 捲り | 32.3%(1,725/5,342レース) | 17,209円 | 4,770円 | 31.8% | 34.5% |
| 差し | 41.4%(2,211/5,342レース) | 25,913円 | 5,380円 | 37.2% | 35.8% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
逃げ・捲り・差しの数字をさらに見るなら、小田原競輪の決まり手記事へ。
小田原競輪のライン|最長ラインが1・2着に入る割合は22.0%
ラインの情報が分かった4,755レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は56.2%、最長ラインが1・2着に入った割合は22.0%、同じラインから2人が3着以内に入った割合は85.4%でした。
得点上位2人が別ラインで決着した割合は43.8%。長いラインが残るかだけでなく、別ラインの選手が1着や2着へ入る余地がある結果です。短い小田原では、構成全体と差しの位置を並べて読みます。
ライン構成別では3-3-2-1の平均配当45,390円、3-2-2-2は34,506円。複数のラインが残る構成で、相手の入り方が広がっていました。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 56.2%(2,671/4,755レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 22.0%(1,048/4,755レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 85.4%(4,061/4,755レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 43.8%(2,084/4,755レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
ラインの残り方をもう少し詳しく見るなら、小田原競輪のライン記事も読んでみてください。
小田原競輪の本命タイプ別成績|逃げタイプ3着以内82.3%、差しタイプ67.4%
得点1位の選手を、出走時点から直近4ヶ月の逃げ・捲り・差しの回数が最も多かった戦法で分類しました。三つのタイプそれぞれについて、そのタイプだった得点1位の選手の成績と払戻を比べています。
逃げタイプは1着54.6%、3着以内82.3%、4着以下17.7%、平均配当7,699円。捲りタイプは1着45.8%、3着以内74.3%、4着以下25.7%、平均配当8,250円。差しタイプは1着29.0%、3着以内67.4%、4着以下32.6%、平均配当9,679円でした。
差しの決着が41.4%で最も多い小田原でも、差しタイプの得点1位の選手は4着以下が最も高い結果です。差しが届く場だから差しタイプの本命も安定する、とは言えません。
小田原競輪の位置別データ|差しタイプが先頭だと4着以下33.2%
ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下17.7%・平均配当7,751円、捲りタイプ25.4%・8,437円、差しタイプ33.2%・9,318円でした。差しタイプが先頭にいると本命着外と平均配当が高めです。
番手・3番手では、逃げタイプ20.0%・平均7,260円、捲りタイプ30.4%・6,505円、差しタイプ32.5%・9,807円。差しタイプは位置が変わっても4着以下が高く、払戻も逃げタイプより上に出ています。
直線36.1mの小田原で差しタイプが先頭にいる形は、差しの多さと本命の崩れが重なる条件です。対象数の少ない戦法は重く扱わず、分母のある結果だけを特徴として残します。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 976 | 17.7% | 7,751円 | 14.8% |
| 先頭 | 捲り | 923 | 25.4% | 8,437円 | 14.6% |
| 先頭 | 差し | 535 | 33.2% | 9,318円 | 18.3% |
| 番手・3番手 | 捲り | 70 | 30.4% | 6,505円 | 20.0% |
| 番手・3番手 | 差し | 2,146 | 32.5% | 9,807円 | 18.6% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
小田原競輪の特徴を予想へ生かす|走路・級班・ラインを同じ表へ置く
小田原の走路からは、短い直線で逃げが残る仮説も、カント35°34′12″で捲りが届く仮説も立てられます。実績では差し41.4%・平均25,913円が目立ち、走路の印象と同じ結果にはなりませんでした。
次に級班を見てみましょう。A級平均21,434円、1万円以上33.6%は小田原の払戻を考えるうえで特徴的ですが、A級の数字をS級やチャレンジへ広げません。
最後に得点1位の選手のタイプと位置、ライン構成を合わせます。逃げタイプの3着以内82.3%、差しタイプの先頭4着以下33.2%、3-3-2-1の平均45,390円が当日の条件に近いかを比べます。
一つだけ条件が合うときは、過去の数字を当日の確率へ置き換えません。走路、級班、戦法、位置、ラインの複数が近いときに、小田原らしい荒れ方として慎重に扱います。
小田原競輪の特徴まとめ|最短直線でも差しが多く、A級と複雑なラインで払戻が広がる
小田原は333m・みなし直線36.1m・カント35°34′12″。1着は差し41.4%が最多で、差しの平均配当は25,913円でした。短い直線の印象に反して、差しが回数と払戻で目立ちます。
得点1位の選手は3着以内71.5%。逃げタイプは82.3%、差しタイプは67.4%。差しタイプが先頭にいると4着以下33.2%でした。A級平均21,434円、3-3-2-1平均45,390円も、条件が重なったときの材料です。
小田原で予想するときは、短い直線だから逃げと決めず、級班、得点1位の選手の得意戦法と位置、ライン構成、差しの払戻を見てください。小田原の走路と過去の数字が当日の並びで重なったとき、荒れ方を具体的に考えられます。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。