大宮競輪のライン決着|3-2-2-2は別線56.4%・平均配当35,588円

大宮競輪のライン決着|3-2-2-2は別線56.4%・平均配当35,588円

大宮のラインは、人数が多いほどそのまま上位へ残るのでしょうか。500mを走る間に先行した選手が脚を使えば、最後に別線や後ろの選手が届く場面も増えそうです。けれど、別線が多い形と高配当の形は同じではありません。

ラインの情報が分かった4,743レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は50.6%、最長ラインが1・2着に入った割合は21.5%。3-2-2-2は別線56.4%で平均配当35,588円、2-2-2-1は別線61.5%でも平均14,726円でした。

大宮は500mバンクで、みなし直線66.7m、カント26°16′40″です。差し55.6%・平均配当25,548円という決まり手の数字も合わせ、ライン構成、得点1位の選手の位置、級班、払戻を順番に比べます。

大宮競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-16〜2026-06-06
  • 調べたレース数:5,422レース
  • バンク:500m・みなし直線66.7m・カント26°16′40″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

大宮でラインが1・2着へ残る割合、最長ラインの残り方、得点上位2人が別ラインで決着する割合を見てみましょう。

3-3-3、3-3-2-1、3-2-2-2などの構成ごとに、別線決着と3連単平均配当がどう動いたのかを比べます。

さらに500mの長い周回で、得点1位の選手が先頭・番手・3番手のどこにいると本命成績と払戻がどう変わったのかを、当日の出走表に合わせて使える形にします。

大宮競輪のライン決着|どこかのラインが1・2着に入る割合は50.6%

ラインの情報が分かった4,743レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は50.6%(2,398/4,743レース)、最長ラインが1・2着に入った割合は21.5%(1,020/4,743レース)でした。最長ラインが長いから、そのまま1・2着に残るとは限りません。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は83.4%(3,954/4,743レース)。ライン内で連動して残るレースは多い一方、得点上位2人が別ラインで決着した割合は49.4%(2,345/4,743レース)でした。ラインの中で残る動きと、ラインをまたいで決まる動きが同居しています。

大宮の決まり手は差し55.6%で、差しの平均配当は25,548円。ラインが残るかどうかを考えるときは、人数だけでなく、500mの周回で誰が脚を使い、最後に誰の差しが届いたのかを一緒に考えます。

大宮競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着50.6%(2,398/4,743レース)
最長ラインが1・2着21.5%(1,020/4,743レース)
同じラインから2人が3着以内83.4%(3,954/4,743レース)
得点上位2人が別ラインで決着49.4%(2,345/4,743レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

500m・みなし直線66.7m|ラインの長さと最後の伸びを考える

大宮は周長500m、みなし直線66.7m、カント26°16′40″です。1周が長いので、先行した選手が最終直線まで脚を残せるか、後ろの選手が脚をためて差し込めるかが気になります。

差しが55.6%と多いことは、後ろの選手が届くレースが多かった結果です。ただ、差しの決着が順当な番手差しなのか、最長ラインの先頭が崩れて別線の選手が差したのかで、ラインの読み方は変わります。

500mだから長いラインが不利、短いラインが有利と決めることもできません。ライン構成ごとに、実際の別線決着と払戻を比べ、数字が大きく動いた形だけを参考にします。

大宮のライン構成別配当|3-3-3は平均33,983円、3-2-2-2は35,588円

3-2-2は別線50.7%・平均14,192円、3-3-1は42.0%・13,414円、3-2-1-1は47.4%・13,913円でした。別線決着が半分前後でも、平均配当は1万円台前半に収まっています。

3-3-3は別線48.4%で、平均配当33,983円。3-3-2-1は別線50.5%・31,694円、3-2-2-2は別線56.4%・35,588円でした。別線が多いだけでなく、構成の中で選手が分かれ、着順の組み合わせが広がったときに払戻が大きくなったと考えられます。

2-2-2-1は別線61.5%と最も高い側ですが、平均配当は14,726円。別線決着の多さと平均配当は同じではありません。長いラインが複数あるのか、短いラインがばらけているのかで、別線の意味が変わります。

大宮競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,266レース49.3%(624/1,266レース)50.7%(642/1,266レース)14,192円
3-3-3547レース51.6%(282/547レース)48.4%(265/547レース)33,983円
3-3-1476レース58.0%(276/476レース)42.0%(200/476レース)13,414円
3-3-2-1410レース49.5%(203/410レース)50.5%(207/410レース)31,694円
3-2-2-2376レース43.6%(164/376レース)56.4%(212/376レース)35,588円
2-2-2-1291レース38.5%(112/291レース)61.5%(179/291レース)14,726円
3-2-1-1285レース52.6%(150/285レース)47.4%(135/285レース)13,913円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

得点1位の選手の基本成績|4着以下30.1%と配当35.0%

大宮の得点1位の選手が1着になった割合は37.9%(2,051/5,411レース)、3着以内は69.9%(3,780/5,411レース)、4着以下は30.1%(1,631/5,411レース)でした。競走得点が単独で最も高かった選手を本命としており、人気順位とは別です。

3連単1万円以上は35.0%(1,886/5,383レース)、平均配当19,682円、中央値5,460円。本命の選手が3着以内に残っても、別ラインの相手が2着や3着へ入れば払戻は広がります。本命の着外と別線決着は、似ているようで同じ指標ではありません。

ライン構成を読むときは、最長ラインの残り方と得点1位の選手の着順を別々に置きます。最長ラインが1・2着に入った割合は21.5%ですが、同じラインから2人が3着以内に入った割合は83.4%。どの着順までラインが連動したのかがポイントです。

大宮競輪の基本数値と同型場比較
項目大宮比較・意味
3連単の平均配当19,682円同型場平均 16,161円
3連単の中央値5,460円同型場の場別中央値平均 4,038円
3連単1万円以上35.0%(1,886/5,383レース)同型場平均 29.0%
得点1位の選手が1着37.9%(2,051/5,411レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内69.9%(3,780/5,411レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下30.1%(1,631/5,411レース)同型場平均 28.1%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

差し55.6%の大宮|ラインが残るときと崩れるとき

差しの平均配当は25,548円、中央値7,380円、1万円以上42.7%。大宮全体の平均19,682円・中央値5,460円より高い側です。長い周回で先行した選手が最後に交わされ、後ろの選手が届く形が、回数と払戻の両方に表れています。

一方で、差しの1着が多くてもラインが毎回崩れているわけではありません。番手の選手が前の選手を使って順当に差すレースも含まれます。別線の選手が差し込んだのか、同じラインの番手が差したのかを、当日の並びに合わせて考えます。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は49.4%。ここに差し55.6%が重なると、別ラインの選手が最後に伸びる形を考えやすくなります。ただし、別線があるだけで高配当とは限らないため、ライン構成別の平均まで見てみましょう。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ18.8%(1,009/5,360レース)10,181円2,815円22.1%21.1%
捲り25.6%(1,370/5,360レース)14,201円4,380円28.5%28.3%
差し55.6%(2,981/5,360レース)25,548円7,380円42.7%50.5%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

得点1位の選手の位置|先頭の差しタイプは4着以下41.9%

500mの大宮では、得点1位の選手がラインの先頭にいるか、番手・3番手にいるかで、長い周回を誰が踏むのかが変わります。先頭なら自分で前へ踏み、番手・3番手なら前の選手の仕掛けを使って最後に伸びます。

先頭の得点1位の選手では、逃げタイプの4着以下22.6%・平均配当8,160円、捲りタイプ29.4%・7,959円、差しタイプ41.9%・10,513円でした。先頭の差しタイプは、長い周回を走る役割と得意戦法が合わず、本命の選手が崩れやすい結果です。

番手・3番手では、差しタイプ31.6%・9,146円、捲りタイプ30.6%・6,734円。番手で脚をためられる差しタイプの方が、先頭の差しタイプより4着以下が低くなっています。位置の違いを加えると、ライン構成の数字も読みやすくなります。

大宮競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭差し58941.9%10,513円27.1%
先頭捲り83929.4%7,959円13.8%
先頭逃げ94922.6%8,160円17.1%
番手・3番手差し2,03231.6%9,146円18.6%
番手・3番手捲り11130.6%6,734円17.3%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

S級・A級・チャレンジ|同じライン構成でも払戻は違う

S級の平均配当は25,733円、中央値7,070円、1万円以上39.9%、得点1位の選手の4着以下32.3%。A級は21,133円・6,390円・39.5%・32.6%、チャレンジは12,360円・3,490円・25.9%・28.3%です。

たとえば3-2-2-2のようにライン構成が同じでも、S級とチャレンジでは選手の脚力や仕掛けが同じではありません。S級の平均35,588円に近い数字を、チャレンジの同じ構成へそのまま移さないようにします。

まず級班をそろえ、そのうえでラインの人数、得点1位の選手の位置、差しや捲りの可能性を比べます。分母が違う条件を並べる場合も、各数字を足して別の確率へ置き換えません。

大宮競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級25,733円7,070円39.9%(623/1,560レース)32.3%(507/1,569レース)19,778円
A級21,133円6,390円39.5%(881/2,231レース)32.6%(731/2,240レース)17,344円
チャレンジ12,360円3,490円25.9%(317/1,222レース)28.3%(348/1,230レース)11,138円
ガールズ9,642円2,180円17.2%(58/337レース)10.9%(37/339レース)9,721円

級班ごとに分母が異なります。

大宮のラインを出走表へ戻すときの順番

最初にラインの本数と人数を見てみましょう。3-3-3や3-3-2-1のように複数の長いラインがあるのか、2-2-2-1のように短いラインがばらけているのかをまとめます。過去の別線率と平均配当は構成で違います。

次に得点1位の選手の位置と得意戦法を見てみましょう。先頭の差しタイプなら4着以下41.9%、先頭の逃げタイプなら22.6%。500mを誰が先頭で踏むのかが、ラインの残り方を考える手がかりになります。

最後に、差し・捲り・逃げのどの決着になりそうかを考えます。差しなら平均25,548円・中央値7,380円・1万円以上42.7%が参考になりますが、当日の払戻を約束するものではありません。近い構成、級班、位置の結果だけを予想へ生かします。

ラインの人数、別線率、払戻、本命の成績が同じ方向へ動いたときに、荒れ方を警戒しやすくなります。別線率だけが高い場合は、2-2-2-1のように平均配当が落ち着く形もあるため、数字を一つで考えません。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順・払戻を約束する数字ではありません。ラインの人数だけで結果を決めず、当日の級班、得点1位の選手の得意戦法と位置、別線の仕掛けを見てください。