松戸競輪の特徴|333m・カント29°で捲り34.6%・差し平均24,802円
松戸は333m。みなし直線は38.2mで、カントは29°44′42″です。短い直線なら逃げが残りやすいのか、カントを使った捲りが届くのか。松戸を買うとき、まずこのあたりが気になりますよね。
実際の1着は捲り34.6%で最多でした。ただ、平均配当が一番高かったのは差しの24,802円。捲りの多さと差しの高配当が同じ場所に出ていないため、走路の印象だけでは松戸の荒れ方を説明しきれません。
得点1位の選手は3着以内71.3%、4着以下28.7%。差しタイプがライン先頭にいると4着以下38.2%、S級の1万円以上は39.1%でした。松戸の特徴は、バンクの形から立てた仮説を、級班・戦法・位置の数字で見ると見えてきます。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。
- 対象期間:2016-01-09〜2026-07-21
- 調べたレース数:6,533レース
- バンク:333m・みなし直線38.2m・カント29°44′42″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
松戸の333m・みなし直線38.2m・カント29°44′42″を出発点に、3連単の平均配当・中央値・金額帯、得点1位の選手の成績、級班別の違いをまとめます。
逃げ・捲り・差しの決まり手、ラインの残り方、得点1位の選手の得意戦法と位置も見てみましょう。ガールズは級班別の集計に含め、決まり手やラインの比較とは混ぜずに扱います。
- 松戸競輪のバンク特徴|333m・みなし直線38.2m・カント29°
- 松戸競輪の基本成績|得点1位の選手は3着以内71.3%
- 松戸競輪の3連単配当|平均18,328円、中央値4,230円
- 松戸競輪の級班別配当|S級平均23,748円・1万円以上39.1%
- 松戸競輪の決まり手|捲りが多く、差しの払戻が高い
- 松戸競輪のライン|最長ラインが1・2着に入る割合は22.3%
- 松戸競輪の本命タイプ別成績|逃げタイプ3着以内80.3%、差しタイプ65.6%
- 松戸競輪の位置別データ|差しタイプが先頭だと4着以下38.2%
- 松戸競輪の特徴を予想へ生かす|カント29°の印象とデータを照合
- 松戸競輪の特徴まとめ|捲り最多でも、差しの払戻と本命位置が鍵
松戸競輪のバンク特徴|333m・みなし直線38.2m・カント29°
松戸は333mで、みなし直線は38.2m。カントは29°44′42″です。333m系の中ではカントが緩い松戸なので、前橋のような急なカントを想像して捲りを決めつけることはできません。
一方で1着決まり手は捲り34.6%が最多。短い周回で仕掛けのタイミングが詰まり、捲りが届く展開は実際に多く出ています。ただ、差し34.4%との差は小さく、差しの払戻は捲りより高くなりました。
松戸の特徴を読むときは、バンクの角度を結論にせず、走路から立てた仮説と結果を比べます。捲りの回数、差しの払戻、本命の成績、級班の違いが同じ方向へ向いたところを探します。
松戸競輪の基本成績|得点1位の選手は3着以内71.3%
松戸で得点1位の選手が1着になった割合は39.2%(2,541/6,480レース)、3着以内は71.3%(4,619/6,480レース)、4着以下は28.7%(1,861/6,480レース)でした。得点1位の選手は、人気1位ではなく、競走得点が単独で最も高かった選手です。
3連単平均配当は18,328円、中央値は4,230円、1万円以上は31.0%(2,001/6,454レース)でした。同型場の平均は平均配当16,671円、中央値の場別平均4,029円、1万円以上29.6%。松戸は同型場と比べて払戻が少し上に出ています。
ただし、得点1位の選手の4着以下は同型場平均28.6%に対して松戸28.7%で、ほぼ同じです。場全体では本命が特別に崩れるわけではなく、決まり手や級班を加えたときに荒れ方がはっきりします。
| 項目 | 松戸 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 18,328円 | 同型場平均 16,671円 |
| 3連単の中央値 | 4,230円 | 同型場の場別中央値平均 4,029円 |
| 3連単1万円以上 | 31.0%(2,001/6,454レース) | 同型場平均 29.6% |
| 得点1位の選手が1着 | 39.2%(2,541/6,480レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 71.3%(4,619/6,480レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 28.7%(1,861/6,480レース) | 同型場平均 28.6% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
松戸競輪の3連単配当|平均18,328円、中央値4,230円
松戸の3連単は、5,000円未満が54.1%(3,492/6,454レース)、1万円以上が31.0%(2,001/6,454レース)、5万円以上が8.5%(547/6,454レース)、10万円以上が3.7%(240/6,454レース)でした。
平均18,328円と中央値4,230円には開きがあります。松戸は普段から高い払戻が続くというより、展開がずれたレースで5万円以上や10万円以上が出て、平均を押し上げています。
決まり手別では差しの平均24,802円が目立ちました。平均だけでなく中央値6,220円、1万円以上39.4%まで上がっているため、差しは一部の大穴だけでなく、普段の払戻も全体より高い結果です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 18,328円 |
| 中央値 | 4,230円 |
| 5,000円未満 | 54.1%(3,492/6,454レース) |
| 1万円以上 | 31.0%(2,001/6,454レース) |
| 5万円以上 | 8.5%(547/6,454レース) |
| 10万円以上 | 3.7%(240/6,454レース) |
払戻が分かった6,454レースを分母にしています。
松戸競輪の級班別配当|S級平均23,748円・1万円以上39.1%
級班別の平均配当はS級23,748円、A級18,100円、チャレンジ13,076円、ガールズ10,105円。中央値はS級5,990円、A級4,430円、チャレンジ2,550円、ガールズ2,175円でした。
1万円以上はS級39.1%、A級31.0%、チャレンジ22.5%、ガールズ18.1%。得点1位の選手の4着以下はS級34.3%、A級28.7%、チャレンジ25.9%、ガールズ12.5%です。S級は払戻と本命着外がともに高い方向へ出ています。
松戸の平均配当18,328円だけで当日の級班を判断することはできません。S級ならS級の行、A級ならA級の行に当日のレースを合わせます。ガールズの数字も別の集計として扱い、S級やA級の決まり手の話へ混ぜません。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 23,748円 | 5,990円 | 39.1%(767/1,960レース) | 34.3%(678/1,977レース) | 21,174円 |
| A級 | 18,100円 | 4,430円 | 31.0%(888/2,865レース) | 28.7%(825/2,875レース) | 17,346円 |
| チャレンジ | 13,076円 | 2,550円 | 22.5%(260/1,153レース) | 25.9%(298/1,150レース) | 11,066円 |
| ガールズ | 10,105円 | 2,175円 | 18.1%(86/476レース) | 12.5%(59/473レース) | 10,996円 |
級班ごとに分母が異なります。
ガールズの数字も気になるなら、松戸競輪のガールズ記事で続きを読めます。
松戸競輪の決まり手|捲りが多く、差しの払戻が高い
松戸の1着決まり手は、逃げ31.1%、捲り34.6%、差し34.4%でした。捲りが一番多いものの、差しとの差は小さく、逃げも3割を超えています。松戸の決まり手は一つに偏っていません。 この記事では、333m系の競輪場を同じ比較グループとして扱っています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の分類ではありません。333m系グループの平均は逃げ28.9%、捲り34.1%、差し37%。松戸競輪では逃げは2.2%高い、捲りはほぼ同じ、差しは2.6%低いです。
平均配当は逃げ11,425円、捲り18,132円、差し24,802円。中央値は逃げ2,330円、捲り4,940円、差し6,220円です。差しは割合・平均・中央値で上に出ており、回数よりも払戻に特徴があります。
333mでカント29°だから捲りが効く、という見立ては決まり手の回数には表れています。しかし高配当の中心は差しでした。松戸を読むなら、走路の仮説と決まり手別の金額が一致したかどうかを見てみましょう。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 31.1%(2,000/6,441レース) | 11,425円 | 2,330円 | 19.4% | 28.9% |
| 捲り | 34.6%(2,228/6,441レース) | 18,132円 | 4,940円 | 33.1% | 34.1% |
| 差し | 34.4%(2,213/6,441レース) | 24,802円 | 6,220円 | 39.4% | 37.0% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
逃げ・捲り・差しの数字をさらに見るなら、松戸競輪の決まり手記事へ。
松戸競輪のライン|最長ラインが1・2着に入る割合は22.3%
ラインの情報が分かった5,626レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合が56.1%、最長ラインが1・2着に入った割合が22.3%でした。同じラインから2人が3着以内に入った割合は86.2%です。
ラインで決まるレースは多い一方、人数の一番多いラインだけがそのまま残るわけではありません。得点上位2人が別ラインで決着した割合は43.9%で、相手が別ラインへ広がる余地が残っています。
333mの短い直線では、ラインの長さだけでなく、どの選手が先に動き、どの位置から差しや捲りが届いたかが払戻に影響します。松戸の高配当を考えるときは、構成全体と別線の存在を同時に見てみましょう。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 56.1%(3,155/5,626レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 22.3%(1,252/5,626レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 86.2%(4,850/5,626レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 43.9%(2,471/5,626レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
ラインの残り方をもう少し詳しく見るなら、松戸競輪のライン記事も読んでみてください。
松戸競輪の本命タイプ別成績|逃げタイプ3着以内80.3%、差しタイプ65.6%
得点1位の選手を、出走時点から直近4ヶ月の逃げ・捲り・差しの回数が最も多かった戦法で分類しました。逃げタイプ、捲りタイプ、差しタイプそれぞれの得点1位の選手について、成績と払戻を比べています。
逃げタイプは1着55.5%、3着以内80.3%、4着以下19.7%、平均配当9,733円。捲りタイプは1着46.6%、3着以内72.5%、4着以下27.5%、平均配当7,384円。差しタイプは1着26.9%、3着以内65.6%、4着以下34.4%、平均配当9,363円でした。
1着の決まり手は捲りが34.6%で最も多かったのに、得点1位の選手の3着以内は逃げタイプが80.3%で一番高くなりました。松戸では、よく出る決まり手と本命の得意戦法が同じとは限りません。
差しタイプの得点1位の選手は4着以下34.4%で、平均配当も逃げタイプより高めです。短い直線で差しが届く並びが多いのか、差しタイプの本命が前を任されると苦しくなるのか、位置の数字まで見てみましょう。
本命の選手が飛ぶ場面をもう少し詳しく見るなら、松戸競輪の荒れる記事もどうぞ。
松戸競輪の位置別データ|差しタイプが先頭だと4着以下38.2%
ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下19.6%・平均配当9,755円、捲りタイプ27.9%・7,547円、差しタイプ38.2%・9,516円でした。差しタイプが先頭にいる場合、本命の4着以下が三つのタイプで最も高くなっています。
番手・3番手では、捲りタイプ24.3%・平均5,825円、差しタイプ33.4%・9,323円でした。差しタイプは先頭でも番手・3番手でも4着以下が高めです。短い松戸で、差しタイプの得点1位の選手が前を任されているレースは、過去の荒れた形に近い可能性があります。
先頭の逃げタイプは4着以下19.6%。松戸だから捲りを優先するのではなく、得点1位の選手のタイプ、ライン内の位置、決まり手別の払戻を同じレースで見てみましょう。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 1,196 | 19.6% | 9,755円 | 15.9% |
| 先頭 | 捲り | 1,105 | 27.9% | 7,547円 | 13.9% |
| 先頭 | 差し | 642 | 38.2% | 9,516円 | 21.5% |
| 番手・3番手 | 捲り | 115 | 24.3% | 5,825円 | 11.4% |
| 番手・3番手 | 差し | 2,409 | 33.4% | 9,323円 | 16.9% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
松戸競輪の特徴を予想へ生かす|カント29°の印象とデータを照合
松戸はカント29°44′42″で、333m系の中では緩めです。走路の数字から「急なカントで捲り」と考える前橋とは違い、松戸では短い直線で捲りと差しが近い割合で出ています。
捲りは34.6%で最多、差しは34.4%。差しの平均24,802円、中央値6,220円、1万円以上39.4%は、回数の差以上に目立ちます。松戸の特徴は、捲りの多さと差しの高配当が別々に出るところです。
全体の得点1位の選手の4着以下28.7%に対して、差しタイプがライン先頭にいると38.2%。S級の1万円以上39.1%も含めると、級班・得意戦法・位置をそろえたときに、荒れを警戒する理由が増えます。
当日の出走表では、まず級班を確認し、次に得点1位の選手が逃げ・捲り・差しのどのタイプかを見てみましょう。その選手が先頭か番手・3番手か、別ラインが何本あるか、差しや捲りの決まり手に近いかを順に比べます。
条件が一つだけ合う場合は、松戸全体の特徴として広げません。割合、分子・分母、平均配当、中央値、1万円以上の割合が同じ方向へ動いた条件だけを、過去の比較として残します。
松戸競輪の特徴まとめ|捲り最多でも、差しの払戻と本命位置が鍵
松戸は333m・みなし直線38.2m・カント29°44′42″。1着は捲り34.6%が最多ですが、平均配当は差し24,802円、中央値6,220円、1万円以上39.4%でした。捲りの回数と差しの払戻が別の特徴として出ています。
得点1位の選手は3着以内71.3%、4着以下28.7%。逃げタイプは3着以内80.3%、差しタイプは65.6%。差しタイプがライン先頭にいると4着以下38.2%でした。S級は1万円以上39.1%で、本命4着以下34.3%です。
松戸で予想するときは、333mだから捲りと決めつけないでください。級班、得点1位の選手の得意戦法と位置、ラインの並び、決まり手別の払戻を当日の出走表へ重ね、過去の数字がいくつ近いかを見てみましょう。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。