小松島競輪は荒れる?差し48.8%・平均配当20,135円を10年データで検証

小松島競輪は荒れる?差し48.8%・平均配当20,135円を10年データで検証

「小松島って荒れるの?」と気になるとき、まず知りたいのは本命が残る場なのか、差しで相手まで広がる場なのかですよね。小松島は400mバンクで、みなし直線は55.5m。カントは29°46′27″です。

10年分の集計では、3連単1万円以上が35.0%、得点1位の選手が4着以下になった割合が29.4%でした。得点1位の選手は3着以内に70.6%残っています。本命の数字だけなら、極端に崩れる場と決めるほどではありません。

一方、1着の決まり手は差しが48.8%とほぼ半分。差しで決まったレースの平均配当は27,050円で、1万円以上も42.7%ありました。差しが多いだけで終わるのか、それとも払戻まで高いのか。級班、得意戦法、ラインの位置を順番に比べます。

小松島競輪の分析データについて

レース結果を当サイトのデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。本文の基本成績・得意戦法・ライン位置は、S級・A級・チャレンジの数字です。

  • 対象期間:2016-01-27〜2026-06-06
  • 調べたレース数:5,094レース
  • バンク:400m・みなし直線55.5m・カント29°46′27″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

小松島で得点1位の選手が1着・3着以内・4着以下に入った割合と、3連単の平均配当・中央値を最初にまとめます。S級・A級・チャレンジ・ガールズの払戻も、級班ごとに並べます。

そのうえで、差しが多い小松島で、逃げ・捲り・差しを得意にする得点1位の選手の残り方と配当を比べます。ライン先頭か番手・3番手かで数字がどう動くのかまで比べ、差しの多さが本命の崩れ方と同じ方向へ出るかを探ります。

小松島競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内70.6%

この記事でいう本命は、人気1位の選手ではありません。出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手を、得点1位の選手として集計しています。人気やオッズとは別の基準なので、車券で一番売れている選手と一致するとは限りません。

小松島で得点1位の選手が1着になった割合は37.6%(1,907/5,074レース)、3着以内は70.6%(3,582/5,074レース)、4着以下は29.4%(1,492/5,074レース)でした。勝ち切る割合は4割に届かず、3着以内には7割ほど残っています。

3連単1万円以上は35.0%(1,753/5,015レース)です。全国平均30.9%より4.1%高く、同型場平均31.4%より3.6%高い数字です。大きく外れた場というより、全体の払戻が少し高い側に寄っています。

本命が3着以内に残ったレースでも、差しで相手が入れば払戻は広がります。得点1位の選手の着順だけで小松島の荒れ方を決めず、差しの回数と金額を並べて話を進めます。

小松島競輪の基本数値と同型場比較
項目小松島比較・意味
3連単の平均配当20,135円同型場平均 17,580円
3連単の中央値5,000円同型場の場別中央値平均 4,435円
3連単1万円以上35.0%(1,753/5,015レース)同型場平均 31.4%
得点1位の選手が1着37.6%(1,907/5,074レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内70.6%(3,582/5,074レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下29.4%(1,492/5,074レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

小松島競輪の3連単は平均20,135円、中央値5,000円

小松島の3連単平均配当は20,135円、中央値は5,000円でした。平均は一部の大きな払戻で上がりやすく、中央値は払戻を小さい順に並べた中央の金額です。平均と中央値の両方を並べると、普段の払戻と大きな配当を別々に捉えられます。

5,000円未満は50.0%(2,506/5,015レース)、1万円以上は35.0%(1,753/5,015レース)、5万円以上は9.0%(449/5,015レース)、10万円以上は4.1%(207/5,015レース)でした。半分は5,000円未満ですが、10万円以上も4.1%あります。

中央値5,000円に対して平均20,135円。小松島では、大きな払戻が平均を押し上げています。1万円以上35.0%という割合も含め、差し・S級・本命の位置のどこで高い金額が出ているのかを順番に見てみましょう。

小松島競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当20,135円
中央値5,000円
5,000円未満50.0%(2,506/5,015レース)
1万円以上35.0%(1,753/5,015レース)
5万円以上9.0%(449/5,015レース)
10万円以上4.1%(207/5,015レース)

払戻が分かった5,015レースを分母にしています。

小松島競輪は差し48.8%。差しの平均配当は27,050円

1着の決まり手は、逃げ21.2%(1,059/5,005レース)、捲り30.0%(1,503/5,005レース)、差し48.8%(2,443/5,005レース)でした。差しがほぼ2レースに1回の割合で、逃げは2割ほどです。

払戻を比べると、逃げは平均10,411円、中央値2,310円、1万円以上20.7%。捲りは平均15,755円、中央値4,830円、1万円以上32.5%。差しは平均27,050円、中央値7,010円、1万円以上42.7%でした。差しは回数だけでなく、中央値と高配当の割合も最も高くなっています。

みなし直線55.5mは、400mの中では中くらいの長さです。直線とカント29°46′27″の数値だけで、差しが多く高配当になる理由を断定することはできません。ただ、小松島の実績では差しの多さと払戻の高さがはっきり重なっています。ここへ本命のタイプを加えれば、数字の意味をもう一段細かくできます。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ21.2%(1,059/5,005レース)10,411円2,310円20.7%23.0%
捲り30.0%(1,503/5,005レース)15,755円4,830円32.5%32.2%
差し48.8%(2,443/5,005レース)27,050円7,010円42.7%44.9%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

小松島競輪の級班別配当|S級平均27,493円、1万円以上41.8%

級班別の平均配当は、S級27,493円、A級19,935円、チャレンジ11,385円、ガールズ10,204円でした。S級は全体平均20,135円を上回り、チャレンジとガールズは低い水準です。

中央値はS級6,980円、A級5,900円、チャレンジ2,330円、ガールズ1,615円。1万円以上はS級41.8%(646/1,545レース)、A級37.8%(847/2,243レース)、チャレンジ21.3%(237/1,111レース)、ガールズ17.7%(17/96レース)でした。

得点1位の選手が4着以下になった割合は、S級32.1%(499/1,555レース)、A級31.5%(720/2,288レース)、チャレンジ22.9%(254/1,108レース)、ガールズ12.9%(13/101レース)です。小松島の高配当は、S級とA級で特に目立ち、本命着外も同じ級班で高くなっています。

S級の27,493円や41.8%を小松島全体の数字として扱うのではなく、当日の級班と同じ欄で比べるのが大切です。級班が変われば、ラインの組み方も選手同士の力関係も変わります。

小松島競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級27,493円6,980円41.8%(646/1,545レース)32.1%(499/1,555レース)23,054円
A級19,935円5,900円37.8%(847/2,243レース)31.5%(720/2,288レース)18,900円
チャレンジ11,385円2,330円21.3%(237/1,111レース)22.9%(254/1,108レース)12,040円
ガールズ10,204円1,615円17.7%(17/96レース)12.9%(13/101レース)10,050円

級班ごとに分母が異なります。

小松島競輪の得点1位の選手|差しタイプは4着以下33.0%

得点1位の選手について、出走時点から直近4ヶ月の逃げ・捲り・差しの回数を比べ、最も多かった戦法でタイプを分類しました。逃げタイプの得点1位の選手、捲りタイプの得点1位の選手、差しタイプの得点1位の選手を、それぞれ小松島でどんな成績と払戻になったか比べています。タイプの違う選手の優劣を決める集計ではありません。

逃げタイプの得点1位の選手は、1着49.9%、3着以内79.6%、4着以下20.4%、平均配当8,898円でした。捲りタイプは1着45.0%、3着以内73.0%、4着以下27.0%、平均配当8,368円。差しタイプは1着29.7%、3着以内67.0%、4着以下33.0%、平均配当10,343円です。

差しの決着は48.8%と最も多いのに、差しタイプの得点1位の選手は4着以下も最も高くなりました。差しが決まるレースが多いことと、差しを得意にする本命が残ることは別の話です。小松島では、この二つを同じ数字にしないことで荒れ方を読みやすくなります。

小松島競輪|得点1位の選手の得意戦法別の成績と配当
得意戦法対象1着3着以内4着以下平均配当1万円以上
逃げ1,00049.9%79.6%20.4%8,898円17.2%
捲り1,04945.0%73.0%27.0%8,368円14.5%
差し2,46529.7%67.0%33.0%10,343円21.1%

得点1位の選手が1人に絞れたレースを集計しました。得意戦法は、出走時点からさかのぼった4ヶ月間の回数で決めています。

小松島競輪では、A級・チャレンジの差しタイプで配当が伸びる

S級では、差しタイプの得点1位の選手が4着以下になる割合が33.5%、平均配当8,652円でした。捲りタイプは30.8%、8,972円、逃げタイプは24.9%、5,123円です。S級では差しタイプの本命着外が最も高くなっています。

A級では差しタイプの4着以下が33.7%、平均配当10,500円。捲りタイプは27.5%、6,842円、逃げタイプは25.1%、9,821円でした。チャレンジでは差しタイプが30.2%、平均配当13,222円、捲りタイプは17.2%、10,865円、逃げタイプは12.8%、9,455円です。

A級とチャレンジでは、差しタイプの本命が4着以下になったときに平均配当も高くなりました。特にチャレンジの差しタイプは、4着以下30.2%で平均13,222円です。小松島全体の差しの多さが、級班をそろえると本命の崩れと払戻の広がりに近づいています。

小松島競輪|級班ごとの得意戦法別の本命成績と配当
級班得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
S級逃げ16924.9%5,123円12.0%
S級捲り40330.8%8,972円11.9%
S級差し86833.5%8,652円16.9%
A級逃げ45525.1%9,821円19.0%
A級捲り46627.5%6,842円15.4%
A級差し1,15433.7%10,500円22.8%
チャレンジ逃げ37612.8%9,455円17.3%
チャレンジ捲り18017.2%10,865円17.8%
チャレンジ差し44330.2%13,222円24.8%

30レースに届かない組み合わせは載せていません。

小松島競輪で差しタイプの得点1位の選手が先頭だと、4着以下39.4%

得点1位の選手がラインの先頭にいる場合は、自分で前へ踏んでラインを引っ張ります。番手・3番手なら、前の選手の後ろから最後に伸びる形です。同じ差しタイプでも走る位置が違うため、小松島では位置ごとの数字を別に比べました。

ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下が20.6%、平均配当8,898円。捲りタイプは27.4%、8,786円、差しタイプは39.4%、12,061円でした。差しタイプが先頭にいると、4着以下も平均配当も3タイプで最も高くなっています。

番手・3番手では、捲りタイプの4着以下が23.8%、平均配当5,174円、差しタイプは31.3%、9,881円でした。差しタイプは先頭39.4%から番手・3番手31.3%へ下がりますが、平均配当は9,881円あります。差しを得意にする本命が先頭を走る形で、着外と払戻が一緒に膨らんだことが小松島の特徴です。

小松島競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ97820.6%8,898円17.2%
先頭捲り92727.4%8,786円15.1%
先頭差し52839.4%12,061円25.4%
番手・3番手捲り12223.8%5,174円10.0%
番手・3番手差し1,93731.3%9,881円19.9%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

小松島競輪の荒れ方は、差しの決着とS級の配当に出る

小松島の3連単1万円以上は35.0%、平均配当20,135円、中央値5,000円。得点1位の選手の4着以下は29.4%でした。全体の本命成績だけなら、毎回大きく荒れる場とまではいえません。

ところが、差しは1着48.8%、平均配当27,050円、中央値7,010円、1万円以上42.7%。S級は平均配当27,493円、1万円以上41.8%。差しタイプの得点1位の選手は4着以下33.0%、先頭にいると39.4%まで上がりました。

小松島では、差しの多さがそのまま高配当にもつながり、差しタイプの本命が先頭にいると着外も増えています。場全体の数字から一歩進み、級班とラインの位置をそろえると、荒れるレースを考える材料が具体的になります。

小松島競輪は荒れる?直線55.5mで差しと本命の位置を読む

小松島は400mバンクで、みなし直線55.5m、カント29°46′27″です。3連単1万円以上は35.0%、得点1位の選手の4着以下は29.4%。走路の数字だけで、堅いとも荒れるとも決められません。

実際には、差しが1着の48.8%を占め、平均配当27,050円、中央値7,010円、1万円以上42.7%。差しタイプの得点1位の選手が先頭にいると、4着以下39.4%、平均配当12,061円でした。S級なら平均27,493円、1万円以上41.8%も近い数字です。

出走表では、級班をそろえたうえで、得点1位の選手の得意戦法とラインの位置を見てみましょう。差しタイプが先頭にいるなら、過去の39.4%や12,061円に近い形かを考える。差しで決まりやすい並びと高配当の条件が重なったとき、小松島の荒れ方を予想へ持ち込む理由が生まれます。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。