小倉競輪のライン決着|3-2-2-2は別線53.5%・平均配当33,325円
小倉のラインは、長いラインがそのまま残るのか。それとも別線が入って払戻が広がるのか。場全体の3連単1万円以上は30.2%で、同じ中直線グループより落ち着いています。
ところが、3-2-2-2の4分戦では別線決着が53.5%、平均配当は33,325円でした。ラインが多く分かれたときだけ、場全体とは違う数字が顔を出します。
小倉は400m・みなし直線56.9m・カント34°1′48″。差し41.7%の決まり手や、得点1位の選手がラインのどこにいるかも加え、どの並びで荒れ方が変わるのかを比べます。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。
- 対象期間:2016-01-01〜2026-07-26
- 調べたレース数:11,703レース
- バンク:400m・中直線・みなし直線56.9m・カント34°1′48″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
小倉でラインが1着・2着に残った割合、最長ラインの残り方、得点上位2人の別線決着をまとめます。
3-2-2-2や2-2-2-1など、ライン構成ごとの別線決着と3連単平均配当も比べます。
400m・中直線で差しが多い小倉のラインを、級班、得点1位の選手の位置、決まり手まで比べ、場全体では見えにくい高配当の形を探ります。
小倉競輪の本命成績|得点1位の選手は4着以下28.5%
ラインの話へ入る前に、得点1位の選手の基本成績を置きます。ここでいう得点1位の選手は、人気1位ではなく、競走得点が単独で最も高かった選手です。
小倉では、得点1位の選手が1着になった割合は39.2%(4,562/11,651レース)、3着以内は71.5%(8,326/11,651レース)、4着以下は28.5%(3,325/11,651レース)でした。3着以内に残るレースは7割ほどあります。
3連単1万円以上は30.2%で、同じ中直線グループの平均32.0%より1.8%低い結果です。本命4着以下も同型場平均28.7%と0.2%差なので、ほぼ同じ。小倉のラインを読むときは、場全体より構成別の数字へ進みます。
| 項目 | 小倉 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 15,962円 | 同型場平均 18,102円 |
| 3連単の中央値 | 4,230円 | 同型場の場別中央値平均 4,531円 |
| 3連単1万円以上 | 30.2%(3,466/11,493レース) | 同型場平均 32.0% |
| 得点1位の選手が1着 | 39.2%(4,562/11,651レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 71.5%(8,326/11,651レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 28.5%(3,325/11,651レース) | 同型場平均 28.7% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
小倉競輪のライン決着率|どこかのラインが1・2着に入るのは54.9%
ラインの情報が分かった10,173レースでは、どこかのラインが1着・2着に入った割合は54.9%。最長ラインが1着・2着に入った割合は24.5%でした。長いラインが毎回残るわけではなく、別ラインや単騎の選手が車券へ入る場面も多くあります。
同じラインから2人が3着以内に入った割合は85.1%。ラインの選手が1人残ったとき、もう1人も車券へ入るレースはかなり多い結果です。ラインが全部残るか全部崩れるかではなく、一部が残って相手が広がる形も考えられます。
得点上位2人が別ラインで決着した割合は45.1%。最長ラインの残り方と合わせると、小倉ではラインの人数だけで着順を固めるのは難しいと分かります。差し41.7%という決まり手の多さも、後ろの選手が届いた結果と関係しています。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 54.9%(5,585/10,173レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 24.5%(2,497/10,173レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 85.1%(8,656/10,173レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 45.1%(4,588/10,173レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
小倉競輪のライン構成|3-2-2-2は別線53.5%・平均配当33,325円
3-2-2-2の742レースでは、どこかのラインが1着・2着に入った割合は46.5%、別線決着は53.5%。3連単の平均配当は33,325円でした。小倉全体の平均15,962円と比べると、17,363円高い結果です。
3-3-2-1は別線46.0%、平均配当28,509円。3-3-3は別線39.8%、平均25,498円でした。ラインが3本以上に分かれた構成では、2本中心の3-2-2・11,850円や3-3-1・12,784円より平均配当が高くなっています。
2-2-2-1は別線57.5%で、表の中では3-2-2-2より別線が多い構成です。ただし平均配当は13,525円でした。別線が多いだけでなく、どのラインが残り、差しや捲りが届いたかが払戻を左右しています。
小倉で特に覚えておきたいのは、3-2-2-2が「別線も多い」「平均配当も高い」の両方に当てはまることです。場全体が落ち着いているからと、4分戦まで同じように扱う必要はありません。
| ライン構成 | 対象 | どこかのラインが1・2着 | 別線決着 | 3連単平均配当 |
|---|---|---|---|---|
| 3-2-2 | 3,403レース | 55.5%(1,888/3,403レース) | 44.5%(1,515/3,403レース) | 11,850円 |
| 3-3-1 | 1,243レース | 62.8%(780/1,243レース) | 37.2%(463/1,243レース) | 12,784円 |
| 2-2-2-1 | 894レース | 42.5%(380/894レース) | 57.5%(514/894レース) | 13,525円 |
| 3-2-1-1 | 818レース | 53.5%(438/818レース) | 46.5%(380/818レース) | 12,343円 |
| 3-2-2-2 | 742レース | 46.5%(345/742レース) | 53.5%(397/742レース) | 33,325円 |
| 3-3-2-1 | 589レース | 54.0%(318/589レース) | 46.0%(271/589レース) | 28,509円 |
| 3-3-3 | 470レース | 60.2%(283/470レース) | 39.8%(187/470レース) | 25,498円 |
ラインの情報が分かったレースを対象にしています。
小倉競輪の決まり手|差し41.7%・平均配当21,486円
小倉は400m・中直線・みなし直線56.9m・カント34°1′48″です。1着決まり手は逃げ25.1%、捲り33.2%、差し41.7%。差しの平均配当は21,486円、1万円以上36.5%でした。
ラインが1・2着に入る割合は54.9%でも、差しが1着になるレースが最も多く、差しの払戻も高い結果です。長いラインの先頭がそのまま押し切るより、番手や別線の選手が最後に届いて着順が入れ替わる形が、小倉の配当へ影響しています。
ただし、決まり手とライン決着は分母が違います。差し41.7%をライン決着の割合に置き換えず、差しの表は差しの結果、ラインの表はライン情報が取れた結果として比べます。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 25.1%(2,881/11,484レース) | 9,311円 | 2,310円 | 20.1% | 22.5% |
| 捲り | 33.2%(3,809/11,484レース) | 13,977円 | 4,290円 | 29.8% | 31.8% |
| 差し | 41.7%(4,794/11,484レース) | 21,486円 | 5,770円 | 36.5% | 45.7% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
小倉競輪の配当|平均15,962円・中央値4,230円
小倉の平均配当は15,962円、中央値は4,230円。5,000円未満は54.0%、1万円以上30.2%、5万円以上7.0%、10万円以上2.7%でした。普段の払戻は5,000円未満が中心で、場全体を高配当側とは呼びにくい数字です。
それでも3-2-2-2の平均配当は33,325円でした。ライン構成だけで2倍以上の開きがあります。平均は大きな払戻に引っ張られるため、当日の並びが本当に4分戦なのか、対象レース数742を踏まえて参考にします。
平均と中央値が違うように、ラインの残り方と払戻も同じ動きをしません。どこかのラインが1・2着に入る割合が高い構成でも、順当な着順なら払戻は低く、別線が一部だけ入れば大きくなります。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 15,962円 |
| 中央値 | 4,230円 |
| 5,000円未満 | 54.0%(6,208/11,493レース) |
| 1万円以上 | 30.2%(3,466/11,493レース) |
| 5万円以上 | 7.0%(804/11,493レース) |
| 10万円以上 | 2.7%(308/11,493レース) |
払戻が分かった11,493レースを分母にしています。
小倉競輪の級班別配当|S級平均22,990円・1万円以上39.0%
S級の平均配当は22,990円、中央値6,440円、1万円以上39.0%、得点1位の選手の4着以下34.3%。A級は平均14,865円・中央値4,400円・1万円以上30.1%、チャレンジは11,042円・2,710円・23.0%でした。
ライン構成の高配当を考えるとき、S級かどうかは大きな手掛かりです。S級で3-2-2-2のようにラインが分かれ、差しが届く形になると、小倉全体の30.2%より高い数字へ寄る可能性があります。
ガールズの平均配当は12,355円、中央値1,840円、1万円以上18.8%、得点1位の選手の4着以下10.5%でした。ライン情報を使う比較とはレースの形が違うため、同じ尺度で広げません。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 22,990円 | 6,440円 | 39.0%(1,067/2,739レース) | 34.3%(945/2,752レース) | 23,617円 |
| A級 | 14,865円 | 4,400円 | 30.1%(1,763/5,853レース) | 28.8%(1,708/5,939レース) | 19,534円 |
| チャレンジ | 11,042円 | 2,710円 | 23.0%(497/2,161レース) | 26.9%(590/2,192レース) | 12,083円 |
| ガールズ | 12,355円 | 1,840円 | 18.8%(137/730レース) | 10.5%(77/734レース) | 9,781円 |
級班ごとに分母が異なります。
小倉競輪の得点1位の選手|ライン先頭の差しタイプは4着以下42.7%
得点1位の選手がラインの先頭か、番手・3番手かで役割は変わります。先頭なら自分で前へ踏み、番手・3番手なら前の選手の動きを使って最後に伸びる形です。
ライン先頭の差しタイプは4着以下42.7%、平均配当11,916円、1万円以上24.6%。番手・3番手の差しタイプは4着以下32.8%、平均10,224円、1万円以上21.7%でした。先頭の方が4着以下は10.0%高く、平均配当も1,692円高い結果です。
小倉の差し41.7%という決まり手と、ライン先頭の差しタイプ42.7%という本命成績が、別の集計で同じ方向へ動いています。差しを得意にする得点1位の選手が先頭を走るレースでは、後ろから別の選手が届く形も含めて警戒します。
逃げタイプは先頭4着以下19.8%、番手・3番手32.7%。同じ得意戦法でも位置が変わると数字は逆転します。ラインの人数だけでなく、本命の選手がどこにいるかを必ず見てみましょう。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 2,065 | 19.8% | 8,556円 | 18.6% |
| 先頭 | 捲り | 2,211 | 24.2% | 8,679円 | 17.4% |
| 先頭 | 差し | 1,172 | 42.7% | 11,916円 | 24.6% |
| 番手・3番手 | 逃げ | 55 | 32.7% | 9,343円 | 25.0% |
| 番手・3番手 | 捲り | 209 | 26.3% | 10,196円 | 18.0% |
| 番手・3番手 | 差し | 4,112 | 32.8% | 10,224円 | 21.7% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
小倉競輪のラインから荒れ方を読む|4分戦・差し・S級を並べる
小倉の場全体は、同じ中直線グループより落ち着いています。だからといって、どのライン構成も堅いわけではありません。3-2-2-2は別線53.5%、平均配当33,325円で、場全体とは別の表情です。
差しの1万円以上36.5%、S級の1万円以上39.0%、ライン先頭の差しタイプ4着以下42.7%。ここまで数字が重なると、小倉の荒れ方は「場全体が荒れる」ではなく、「条件が重なったときに払戻が広がる」と表現する方が近い結果です。
本命4着以下28.5%と同型場平均28.7%の差は0.2%なので、ほぼ同じです。名前だけで本命を消すのではなく、ライン構成、級班、得意戦法、位置、決まり手の展開がどこまでそろっているかを見てみましょう。
小倉競輪の出走表で確かめたいポイント
最初にライン構成を数えます。3-2-2-2なら別線53.5%、平均配当33,325円。2-2-2-1なら別線57.5%でも平均13,525円なので、別線の多さだけで買い目を広げません。
次に、級班と得点1位の選手の位置を見てみましょう。S級は1万円以上39.0%、本命4着以下34.3%。差しタイプが先頭なら4着以下42.7%、番手・3番手なら32.8%でした。
最後に、差しが届く展開か、別ラインの捲りが入る並びかを考えます。差しの平均配当21,486円、1万円以上36.5%は、小倉の場全体より高い数字です。過去の条件に近いときだけ、予想の材料へ反映します。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。ライン構成だけで結果を決めず、当日の級班、得点1位の選手の位置、差しや捲りの展開を見てください。