京王閣競輪のライン決着|3-2-2-2は別線56.9%・平均配当38,602円

京王閣競輪のライン決着|3-2-2-2は別線56.9%・平均配当38,602円

京王閣のラインは、長いラインがそのまま残るのか。それとも別ラインの一撃で払戻が跳ねるのか。短い直線の競輪場だけに、ラインの人数と最後の伸び方が気になります。

ラインの情報が分かった5,226レースでは、どこかのラインが1着・2着に入った割合は52.5%。一方、最長ラインが1着・2着に入った割合は22.4%でした。長いラインが毎回そのまま決まるわけではありません。

なかでも3-2-2-2の4分戦は別線決着56.9%、平均配当38,602円。京王閣の荒れ方を考えるなら、ラインの長さだけでなく、分かれ方と払戻まで一緒に拾う必要があります。

京王閣競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-09〜2026-08-01
  • 調べたレース数:5,966レース
  • バンク:400m・短直線・みなし直線51.5m・カント32°10′34″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

京王閣でラインが1着・2着に残った割合、最長ラインの残り方、別線決着の割合をまとめます。

3-2-2-2や3-3-3など、ライン構成ごとの別線決着と3連単平均配当も比べます。

400m・短直線で差しが多い京王閣の決まり手、得点1位の選手の位置、級班まで比べ、どの並びで払戻が広がったのかを読み解きます。

京王閣競輪の本命成績|得点1位の選手は4着以下27.8%

ラインの話へ入る前に、得点1位の選手の基本成績を置いておきます。ここでいう得点1位の選手は、人気1位ではなく、出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手です。

京王閣では、得点1位の選手が1着になった割合は39.2%(2,330/5,948レース)、3着以内は72.2%(4,296/5,948レース)、4着以下は27.8%(1,652/5,948レース)でした。3着以内に残るレースは多いものの、勝ち切る割合は4割弱です。

3連単1万円以上は33.7%(1,993/5,912レース)で、同じ短直線グループの平均31.2%より2.5%高い結果です。本命の4着以下は同型場平均28.5%と0.7%しか違わないので、ほぼ同じと考えます。高配当の理由を本命の飛びだけに寄せるのは無理があります。

京王閣競輪の基本数値と同型場比較
項目京王閣比較・意味
3連単の平均配当19,690円同型場平均 16,840円
3連単の中央値4,840円同型場の場別中央値平均 4,465円
3連単1万円以上33.7%(1,993/5,912レース)同型場平均 31.2%
得点1位の選手が1着39.2%(2,330/5,948レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.2%(4,296/5,948レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.8%(1,652/5,948レース)同型場平均 28.5%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

京王閣競輪のライン決着率|最長ラインが1・2着に入るのは22.4%

ラインの情報が分かった5,226レースを対象に、まずは残り方を数えました。どこかのラインが1着・2着に入った割合は52.5%。最長ラインに限ると22.4%です。最長ライン以外の並びが1着・2着へ入る場面も少なくありません。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は83.4%でした。ラインで決まるレースが半分ほどある一方、いったんラインの選手が車券内へ入れば、2人が残るケースはかなり多い結果です。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は47.5%。京王閣では、ライン同士の力関係がそのまま1本にまとまるレースばかりではありません。最長ラインの人数だけを見て買い目を固めると、別線が入ったときの払戻を取り逃がす形になります。

京王閣競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着52.5%(2,746/5,226レース)
最長ラインが1・2着22.4%(1,173/5,226レース)
同じラインから2人が3着以内83.4%(4,357/5,226レース)
得点上位2人が別ラインで決着47.5%(2,480/5,226レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

京王閣競輪のライン構成|3-2-2-2は別線56.9%・平均配当38,602円

ライン構成別で、まず目に入るのが3-2-2-2です。対象492レースのうち、どこかのラインが1着・2着に入った割合は43.1%、別線決着は56.9%。3連単の平均配当は38,602円でした。ラインが4本に分かれると、最長ラインの押し切りより別線の組み合わせが増え、払戻も大きくなっています。

3-3-3は別線48.2%、平均配当32,741円。3-3-2-1は別線44.1%、平均26,074円でした。どちらも3-2-2-2ほど別線へ寄ってはいませんが、平均配当は3-2-2の13,677円を大きく上回ります。

2-2-2-1は別線60.8%で、今回の表では最も高い割合です。ただし平均配当は15,465円でした。別線決着の多さと払戻の高さは同じではありません。3-2-2-2は別線も多く、平均配当も高い。この二つが重なる構成として、京王閣では目立ちます。

短直線だからラインが残る、と単純に考えたくなるところですが、京王閣の4分戦では別線決着が優勢でした。バンクの印象より、実際のライン構成と払戻を優先した方が、荒れ方の輪郭をつかみやすくなります。

京王閣競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,405レース53.2%(748/1,405レース)46.8%(657/1,405レース)13,677円
3-3-1559レース59.6%(333/559レース)40.4%(226/559レース)13,001円
3-2-2-2492レース43.1%(212/492レース)56.9%(280/492レース)38,602円
3-3-3456レース51.8%(236/456レース)48.2%(220/456レース)32,741円
3-3-2-1451レース55.9%(252/451レース)44.1%(199/451レース)26,074円
2-2-2-1339レース39.2%(133/339レース)60.8%(206/339レース)15,465円
3-2-1-1315レース54.3%(171/315レース)45.7%(144/315レース)12,687円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

京王閣競輪の決まり手|差し49.1%・平均配当26,369円

京王閣は400m、みなし直線51.5mの短直線で、カントは32°10′34″です。1着の決まり手は逃げ20.9%、捲り30.1%、差し49.1%。短い直線でも差しがほぼ半分を占めています。

差しで決まったレースの平均配当は26,369円、中央値7,170円、1万円以上41.3%。逃げは平均9,844円、1万円以上20.5%、捲りは平均15,458円、1万円以上30.4%でした。差しは回数だけでなく、払戻も三つの決まり手で最も高い結果です。

ライン構成が同じでも、先頭が残るのか、番手が差すのか、別ラインの捲りが届くのかで払戻は変わります。ラインの残り方と決まり手を別々の表にせず、同じ出走表の中で重なる形を考えるのが京王閣向きです。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ20.9%(1,230/5,891レース)9,844円2,540円20.5%24.2%
捲り30.1%(1,771/5,891レース)15,458円4,440円30.4%32.1%
差し49.1%(2,890/5,891レース)26,369円7,170円41.3%43.6%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

京王閣競輪の3連単配当|平均19,690円と中央値4,840円

京王閣の3連単平均配当は19,690円、中央値は4,840円です。5,000円未満は50.6%、1万円以上は33.7%、5万円以上は8.9%、10万円以上は3.8%でした。普段の払戻は5,000円未満が中心ですが、ラインが崩れたときの高配当も一定数あります。

3-2-2の平均配当は13,677円でした。これに対して3-2-2-2は38,602円、3-3-3は32,741円。ラインが増えた構成で別線決着が多くなると、払戻も広がる傾向がはっきり出ています。

ただし、平均は一部の大きな払戻に引っ張られます。ライン構成の数字を当日の確率に置き換えるのではなく、対象レース数と別線決着の割合を確認し、出走表の並びが近いときに参考にします。

京王閣競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当19,690円
中央値4,840円
5,000円未満50.6%(2,992/5,912レース)
1万円以上33.7%(1,993/5,912レース)
5万円以上8.9%(526/5,912レース)
10万円以上3.8%(226/5,912レース)

払戻が分かった5,912レースを分母にしています。

京王閣競輪の級班別配当|S級の1万円以上は41.1%

S級の平均配当は24,521円、中央値7,025円、1万円以上41.1%、得点1位の選手の4着以下31.9%でした。A級は平均20,989円・中央値5,265円・1万円以上35.3%、本命4着以下29.1%。チャレンジは12,203円・2,850円・23.8%・24.5%です。

京王閣のライン構成で高配当が出やすい3-2-2-2や3-3-3は、S級の力関係と重なったときにさらに面白くなります。得点1位の選手がラインの先頭で主導権を取り切れるのか、別ラインの差しや捲りが届くのかで、同じ構成でも結果は変わります。

ガールズの平均配当は10,360円、1万円以上17.6%、得点1位の選手の4着以下8.8%でした。ライン情報を使った比較と同じ感覚で扱わず、開催区分に合った数字を使います。

京王閣競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級24,521円7,025円41.1%(755/1,838レース)31.9%(588/1,843レース)21,630円
A級20,989円5,265円35.3%(897/2,542レース)29.1%(747/2,563レース)16,830円
チャレンジ12,203円2,850円23.8%(273/1,146レース)24.5%(283/1,157レース)12,190円
ガールズ10,360円2,275円17.6%(68/386レース)8.8%(34/385レース)9,291円

級班ごとに分母が異なります。

京王閣競輪の得点1位の選手|ライン先頭か番手かで成績は変わる

得点1位の選手がラインの先頭にいるのか、番手・3番手にいるのかで、レース中の役割は変わります。先頭なら自分で前へ踏み、番手や3番手なら前の選手の動きを使って最後に伸びる形です。

ライン先頭の得点1位の選手では、逃げタイプの4着以下が20.0%、捲りタイプ26.5%、差しタイプ37.7%でした。短直線で差しが多い京王閣でも、差しタイプの選手が先頭を走る形では本命の着外が大きくなっています。

番手・3番手の差しタイプは4着以下30.8%、平均配当8,459円。先頭の差しタイプは37.7%、平均10,395円でした。差しタイプなら全部同じ、とまとめず、ライン内の位置まで出走表で見ておきたい価値があります。

捲りタイプの番手・3番手は対象124レースで4着以下28.2%でした。組み合わせの対象数が少ないときは、数字が目立っても京王閣全体の特徴とは決めません。

京王閣競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭捲り1,01926.5%8,824円15.1%
先頭差し57637.7%10,395円20.4%
先頭逃げ1,13920.0%9,359円18.1%
番手・3番手捲り12428.2%5,923円17.4%
番手・3番手差し2,14830.8%8,459円16.8%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

京王閣競輪のラインから荒れ方を読む|別線が増える並びに注目

京王閣のラインは、最長ラインが1着・2着に入る割合が22.4%でした。3-2-2-2では別線決着56.9%、3連単平均38,602円。ラインが4本に分かれたとき、最長ラインの安心感だけでなく、別線の組み合わせと差しの払戻まで考えたい結果です。

一方、2-2-2-1は別線60.8%でも平均15,465円でした。別線が多いだけでは大きな配当にならず、どのラインが残るか、差しや捲りが届いたか、S級かどうかが金額を左右します。

得点1位の選手がライン先頭にいて、しかも差しタイプなら4着以下37.7%。この数字は、短直線で差しが多い京王閣の全体傾向とは別の角度から、本命の崩れ方を示しています。ラインの分かれ方と本命の位置が同時に気になるレースです。

本命の4着以下27.8%と同型場平均28.5%の差は0.7%なので、ほぼ同じです。場名だけで本命を消すのではなく、3-2-2-2のような構成、S級、差しタイプのライン先頭が重なったときに、過去の数字を参考にします。

京王閣競輪の出走表で見ておきたい順番

出走表を開いたら、まずライン構成を数えます。3-2-2-2、3-3-3、3-3-2-1のようにラインが複数に分かれているか。3-2-2-2は別線56.9%、平均配当38,602円でした。

次に、得点1位の選手の位置を見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下37.7%、番手・3番手の差しタイプは30.8%。ラインの人数だけではなく、本命の選手がどこを走るかが大事です。

最後に、S級かどうかと、差し・捲りが届く並びかを考えます。S級の1万円以上は41.1%、差しの1万円以上は41.3%。複数の数字が同じ方向へ出たレースほど、京王閣らしい荒れ方を考える材料になります。

条件が一つだけ似ているからといって、過去の割合をそのまま当日のレースへ移しません。対象レース数、ラインの分かれ方、得点1位の選手の位置、決まり手、級班がどこまで近いかを見てみましょう。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。ラインの人数だけで決まり方を断定せず、当日の級班、得点1位の選手の位置、別ラインの仕掛けを見てください。