函館競輪の決まり手|差し47.2%・平均配当21,402円を検証
函館は直線が短いので、先に動いた選手がそのまま残りそうに感じますよね。ところが、1着の決まり手でいちばん多いのは差しです。函館は400mバンクで、みなし直線は51.3m。カントは30°36′51″です。
1着の決まり手は差し47.2%、逃げ23.3%、捲り29.5%。「短い直線だから前が有利」と思っていると、差しの多さが少し意外に見えてきます。
差しで決まったレースの平均配当は21,402円、中央値は6,515円、1万円以上の割合は39.1%でした。差しは回数だけでなく、払戻でも目立っています。得点1位の選手のタイプや級班まで加えると、函館の決まり手がもっと読みやすくなります。
レース結果を当サイトのデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズは別に集計しています。逃げ・捲り・差しの比較は、S級・A級・チャレンジの結果です。
- 対象期間:2016-04-16〜2026-07-16
- 調べたレース数:6,187レース
- バンク:400m・みなし直線51.3m・カント30°36′51″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は、指標ごとに使ったレース数が違います。数字は分子・分母とセットで読んでください。
過去の集計は、次のレースの着順や払戻を保証するものではありません。当日の出走表と見比べながら使ってください。
函館の1着が逃げ・捲り・差しのどれで決まったのか、その割合と払戻を並べます。平均配当だけでなく、中央値、1万円以上、5万円以上、10万円以上も出して、よく出る決着と高配当の決着を分けて考えます。
得点1位の選手の基本成績、得意戦法別の成績、級班別の配当、ラインの先頭か番手・3番手かによる違いも登場します。短い直線の函館で、差しの多さが本命と払戻にどう表れるのかが、このページの見どころです。
- 函館競輪の決まり手は差し47.2%。逃げ23.3%、捲り29.5%
- 函館競輪で高配当になる決まり手は差し。平均21,402円、1万円以上39.1%
- 函館競輪の3連単|平均16,745円、中央値4,920円、1万円以上32.6%
- 函館競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内71.5%
- 函館競輪の得点1位の選手|逃げタイプは3着以内79.9%、差しタイプは4着以下31.9%
- 函館競輪の級班別データ。チャレンジの差しで平均14,465円
- 函館競輪で差しタイプの得点1位の選手が先頭だと、4着以下38.2%
- 函館競輪の決まり手を予想でどう使う?短直線でも差しを軽く見ない
- 函館競輪の決まり手まとめ|短直線でも差しが多く、払戻も高い
函館競輪の決まり手は差し47.2%。逃げ23.3%、捲り29.5%
函館の1着の決まり手は、逃げ23.3%(1,420/6,088レース)、捲り29.5%(1,796/6,088レース)、差し47.2%(2,872/6,088レース)でした。差しがほぼ半分で、捲り、逃げの順に続いています。
みなし直線51.3mは、400mバンクの中では短いほうです。先行した選手が残りそうな形ですが、実際に1着が多かったのは差しでした。バンクの印象だけで決めず、実際の結果から函館の決まり手を見ていきましょう。
差しは多いだけではありません。差しで決まったレースの払戻を逃げ・捲りと並べると、どの決着で金額が大きくなったのかも見えてきます。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 23.3%(1,420/6,088レース) | 9,197円 | 2,600円 | 19.6% | 23.8% |
| 捲り | 29.5%(1,796/6,088レース) | 15,300円 | 5,135円 | 32.3% | 32.2% |
| 差し | 47.2%(2,872/6,088レース) | 21,402円 | 6,515円 | 39.1% | 44.0% |
1着の決まり手が集計できた対象レースの数字です。
函館競輪で高配当になる決まり手は差し。平均21,402円、1万円以上39.1%
逃げで決まったレースの平均配当は9,197円、中央値は2,600円、1万円以上の割合は19.6%。捲りは平均15,300円、中央値5,135円、1万円以上32.3%。差しは平均21,402円、中央値6,515円、1万円以上39.1%でした。
差しは1着の47.2%を占め、平均配当・中央値・1万円以上の割合も3つの決まり手でいちばん高い数字です。「短い直線だから前が残る」と決めるより、差しが多く、払戻も大きいという函館の結果をそのまま受け止めたいところです。
ただし、平均配当は大きな払戻があると上がります。差しの中央値6,515円は全体の中央値4,920円より高いものの、差しなら毎回大きく荒れるという意味ではありません。回数と金額の両方が高いことが、函館の決まり手の特徴です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 16,745円 |
| 中央値 | 4,920円 |
| 5,000円未満 | 50.2%(3,071/6,112レース) |
| 1万円以上 | 32.6%(1,994/6,112レース) |
| 5万円以上 | 7.3%(448/6,112レース) |
| 10万円以上 | 3.0%(186/6,112レース) |
払戻を集計できた6,112レースを分母にしています。
函館競輪の3連単|平均16,745円、中央値4,920円、1万円以上32.6%
函館全体の3連単の平均配当は16,745円、中央値は4,920円でした。5,000円未満の割合は50.2%(3,071/6,112レース)、1万円以上は32.6%(1,994/6,112レース)、5万円以上は7.3%(448/6,112レース)、10万円以上は3.0%(186/6,112レース)です。
平均配当16,745円と中央値4,920円には大きな開きがあります。差しは平均配当21,402円、中央値6,515円なので、普段の払戻も全体より高めです。捲りの中央値も5,135円で、逃げより上に出ています。
決まり手を予想に使うなら、割合だけでなく中央値と1万円以上の割合も見てください。函館では差しの3つの数字がそろって高く、短い直線という印象と実際の払戻の違いが分かりやすく出ています。
| 項目 | 函館 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 16,745円 | 同型場平均 17,330円 |
| 3連単の中央値 | 4,920円 | 同型場の場別中央値平均 4,452円 |
| 3連単1万円以上 | 32.6%(1,994/6,112レース) | 同型場平均 31.4% |
| 得点1位の1着 | 37.7%(2,322/6,162レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の3着以内 | 71.5%(4,406/6,162レース) | 本命が3着以内に残った割合 |
| 得点1位の4着以下 | 28.5%(1,756/6,162レース) | 同型場平均 28.3% |
中央値の同型場数値は、各競輪場の中央値を平均した参考値です。
函館競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内71.5%
この記事でいう本命は、人気1位の選手ではありません。出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手を、得点1位の選手として集計しています。人気やオッズとは別の基準なので、車券でいちばん売れている選手と同じとは限りません。
函館で得点1位の選手が1着になった割合は37.7%(2,322/6,162レース)、3着以内に入った割合は71.5%(4,406/6,162レース)、4着以下になった割合は28.5%(1,756/6,162レース)でした。3着以内には7割ほど残り、4着以下は3割を下回っています。
3連単1万円以上の割合は32.6%(1,994/6,112レース)です。本命の着順と差しの高配当は、別の数字です。本命が3着以内に残っていても、差しで相手が変われば払戻は広がります。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 20,780円 | 6,690円 | 39.3%(696/1,769レース) | 31.6%(559/1,771レース) | 22,253円 |
| A級 | 16,555円 | 5,295円 | 33.8%(922/2,726レース) | 29.0%(797/2,751レース) | 17,569円 |
| チャレンジ | 12,928円 | 3,045円 | 24.6%(304/1,236レース) | 27.7%(346/1,251レース) | 12,070円 |
| ガールズ | 11,056円 | 1,975円 | 16.7%(59/354レース) | 12.4%(45/362レース) | 9,175円 |
級班ごとに分母が異なります。
函館競輪の得点1位の選手|逃げタイプは3着以内79.9%、差しタイプは4着以下31.9%
得点1位の選手が逃げタイプ・捲りタイプ・差しタイプのどれだったかで、成績と払戻がどう変わるのかを比べました。タイプは、出走時点からさかのぼった直近4ヶ月の回数がいちばん多い戦法で分けています。選手同士の勝負ではなく、それぞれのタイプの得点1位の選手を函館で集計した数字です。
逃げタイプの得点1位の選手は、1着52.1%、3着以内79.9%、4着以下20.1%、平均配当8,069円でした。捲りタイプの得点1位の選手は、1着41.4%、3着以内71.0%、4着以下29.0%、平均配当7,695円。差しタイプの得点1位の選手は、1着28.9%、3着以内68.1%、4着以下31.9%、平均配当8,750円です。
短い直線の函館でも、逃げタイプの本命は3着以内79.9%とよく残りました。一方、差しの決着は47.2%と多いのに、差しタイプの得点1位の選手は4着以下が最も高くなっています。決まり手として差しが多いことと、差しタイプの本命が残ることは、別の話です。
| 得意戦法 | 対象 | 1着 | 3着以内 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 捲り | 1,157 | 41.4% | 71.0% | 29.0% | 7,695円 | 16.4% |
| 差し | 2,999 | 28.9% | 68.1% | 31.9% | 8,750円 | 17.9% |
| 逃げ | 1,114 | 52.1% | 79.9% | 20.1% | 8,069円 | 17.2% |
得点1位の選手が1人に絞れた対象レースを集計しています。得意戦法は出走時点の直近4ヶ月の回数で判定しました。
函館競輪の級班別データ。チャレンジの差しで平均14,465円
S級では、差しタイプの得点1位の選手が4着以下になった割合は29.9%、そのときの平均配当は6,475円でした。捲りタイプは4着以下34.6%・平均配当5,080円、逃げタイプは28.8%・5,766円です。S級では捲りタイプの本命が4着以下になった割合が少し高くなっています。
A級では、差しタイプの得点1位の選手が4着以下になった割合は32.7%・平均配当8,348円。捲りタイプは26.1%・7,746円、逃げタイプは19.5%・7,939円でした。チャレンジでは、差しタイプ33.6%・14,465円、捲りタイプ25.0%・13,103円、逃げタイプ16.4%・9,469円です。
函館では、チャレンジの差しタイプで平均配当14,465円まで上がりました。差しが多いこと、差しタイプの本命が4着以下になりやすいこと、級班別の払戻が高いことは、いつも同じように出るわけではありません。級班ごとの数字として見たほうが分かりやすいです。
| 級班 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 捲り | 425 | 34.6% | 5,080円 | 10.9% |
| S級 | 差し | 1,005 | 29.9% | 6,475円 | 13.8% |
| S級 | 逃げ | 205 | 28.8% | 5,766円 | 12.4% |
| A級 | 捲り | 532 | 26.1% | 7,746円 | 16.7% |
| A級 | 差し | 1,482 | 32.7% | 8,348円 | 17.8% |
| A級 | 逃げ | 519 | 19.5% | 7,939円 | 17.9% |
| チャレンジ | 捲り | 200 | 25.0% | 13,103円 | 27.1% |
| チャレンジ | 差し | 512 | 33.6% | 14,465円 | 26.5% |
| チャレンジ | 逃げ | 390 | 16.4% | 9,469円 | 18.7% |
対象が30レース未満の組み合わせは掲載していません。
函館競輪で差しタイプの得点1位の選手が先頭だと、4着以下38.2%
得点1位の選手がラインの先頭にいると、自分で前へ踏んでラインを引っ張る形です。番手・3番手なら、前の選手の後ろから最後に伸びる形になります。函館では、差しタイプの得点1位の選手がどこを走るかで、本命の成績が変わりました。
ラインの先頭では、逃げタイプの得点1位の選手が4着以下になった割合は20.3%・平均配当8,118円。捲りタイプは29.0%・7,446円、差しタイプは38.2%・10,010円でした。差しタイプが先頭にいると、4着以下と平均配当が3タイプの中で最も高くなっています。
番手・3番手では、差しタイプの得点1位の選手が4着以下になった割合は30.1%・平均配当8,389円、捲りタイプは29.1%・9,945円でした。差しタイプは先頭の38.2%から30.1%へ下がりますが、逃げタイプが先頭にいるときの20.3%より高い数字です。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 捲り | 1,040 | 29.0% | 7,446円 | 16.1% |
| 先頭 | 差し | 670 | 38.2% | 10,010円 | 21.5% |
| 先頭 | 逃げ | 1,091 | 20.3% | 8,118円 | 17.1% |
| 番手・3番手 | 捲り | 117 | 29.1% | 9,945円 | 19.3% |
| 番手・3番手 | 差し | 2,329 | 30.1% | 8,389円 | 16.9% |
ライン位置を集計できた対象レースを集計しています。
函館競輪の決まり手を予想でどう使う?短直線でも差しを軽く見ない
函館の1着は差し47.2%、捲り29.5%、逃げ23.3%。平均配当は差し21,402円、捲り15,300円、逃げ9,197円です。差しは回数と払戻の両方で目立っています。
ここに当日の級班と、得点1位の選手のタイプを加えます。逃げタイプは3着以内79.9%、差しタイプは4着以下31.9%。差しタイプがラインの先頭にいると、4着以下は38.2%まで上がりました。
出走表を開いたら、短い直線という印象だけで逃げを固定したり、差しを軽く扱ったりしないでください。決まり手の割合・中央値・1万円以上の割合と、本命の位置が近いかを見て、条件が重なったときだけ函館の数字を予想に生かします。
函館競輪の決まり手まとめ|短直線でも差しが多く、払戻も高い
函館は1着の47.2%が差しで、差しの平均配当は21,402円、中央値6,515円、1万円以上39.1%でした。短い直線でも、差しが多く高配当になっています。
得点1位の選手が3着以内に入った割合は71.5%、4着以下になった割合は28.5%。逃げタイプは3着以内79.9%、差しタイプは4着以下31.9%、ラインの先頭では38.2%でした。決まり手として差しが多いことと、差しタイプの本命が残ることは同じではありません。
函館で決まり手を読むなら、みなし直線51.3mだけで前が残ると決めつけないでください。級班、得点1位の選手の得意戦法、ラインの位置、差しの払戻を一緒に置くと、函館の特徴がつかみやすくなります。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を保証するものではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の出走表で、級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。