岐阜競輪の決まり手|差し46.1%・平均配当23,831円を検証
岐阜で1着がいちばん多かったのは差しで、割合は46.1%でした。平均配当も差しの23,831円が最高。決まり手の回数と払戻が、どちらも差しへ寄っています。
岐阜は400mバンクで、みなし直線は59.3m。長い直線なら、先頭の選手が粘るより後ろの選手が伸びる展開を想像しやすいですよね。実際の数字はどこまでその印象に近いのか、中央値や本命成績まで見てみましょう。
得点1位の選手の得意戦法では、逃げタイプの3着以内が80.2%、差しタイプは65.0%。差しの決着が多いことと、本命の選手が残りやすいタイプは同じではありません。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。逃げ・捲り・差しの比較は、S級・A級・チャレンジの結果です。
- 対象期間:2016-01-09〜2026-07-20
- 調べたレース数:5,085レース
- バンク:400m・長い直線・みなし直線59.3m・カント32°15′7″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
岐阜の逃げ・捲り・差しが何回出て、その決着の3連単配当がいくらだったかを比べます。
得点1位の選手の基本成績、得意戦法別・ライン位置別の成績、S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当も掲載します。
岐阜競輪のバンク特徴|400m・みなし直線59.3m・カント32°15′7″
岐阜は400mバンクで、みなし直線は59.3m、カントは32°15′7″です。400mの中では直線が長いグループに入り、最後に後ろの選手が伸びるかどうかが気になる走路です。走路の印象を、実際の決まり手と払戻に比べます。
1着の決まり手は逃げ21.6%、捲り32.3%、差し46.1%。差しは捲りより13.8%、逃げより24.5%多くなっています。岐阜では差しの多さがはっきり出ています。
差しの平均配当は23,831円、中央値6,660円、1万円以上39.6%。三つの数字でも差しが一番高い結果です。多い決まり手と高配当の決まり手が同じになった点が、岐阜を読む最初のポイントです。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 21.6%(1,079/5,002レース) | 9,450円 | 2,110円 | 17.1% | 22.5% |
| 捲り | 32.3%(1,615/5,002レース) | 15,154円 | 4,060円 | 28.6% | 30.8% |
| 差し | 46.1%(2,308/5,002レース) | 23,831円 | 6,660円 | 39.6% | 46.7% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
岐阜競輪の3連単配当|平均17,885円、中央値4,360円
岐阜の3連単平均配当は17,885円、中央値は4,360円でした。平均は大きな払戻の影響を受けるので、普段のレースに近い水準は中央値で見てみましょう。平均と中央値の開きがあるぶん、差しの高配当が全体を押し上げています。
5,000円未満は53.7%(2,705/5,035レース)、1万円以上は31.1%(1,564/5,035レース)、5万円以上は8.2%(414/5,035レース)、10万円以上は3.8%(192/5,035レース)でした。高配当だけが続く場ではなく、落ち着いた払戻の中に大きな結果が混ざっています。
差しの中央値6,660円は全体の中央値4,360円より高く、平均だけでなく真ん中の金額も差しが上回っています。岐阜では差しの多さと払戻の高さが、平均だけの偶然ではない可能性を示す数字です。原因を断定せず、次に本命の成績を並べます。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 17,885円 |
| 中央値 | 4,360円 |
| 5,000円未満 | 53.7%(2,705/5,035レース) |
| 1万円以上 | 31.1%(1,564/5,035レース) |
| 5万円以上 | 8.2%(414/5,035レース) |
| 10万円以上 | 3.8%(192/5,035レース) |
払戻が分かった5,035レースを分母にしています。
岐阜競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内70.4%
得点1位の選手は、出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手です。岐阜では1着38.4%(1,938/5,045レース)、3着以内70.4%(3,553/5,045レース)、4着以下29.6%(1,492/5,045レース)でした。
3連単1万円以上は31.1%(1,564/5,035レース)で、同じ400m・長い直線グループの平均30.6%を少し上回っています。本命の4着以下は同型場平均28.4%より高めです。岐阜は、配当と本命の着外がともに少し荒れる側へ出ています。
ただし、差しの1万円以上は39.6%です。これは決まり手全体の数字で、得点1位の選手が差しタイプだったレースだけの数字とは違います。決まり手の多さ、本命のタイプ、ラインの位置を混ぜずに比べます。
| 項目 | 岐阜 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 17,885円 | 同型場平均 16,749円 |
| 3連単の中央値 | 4,360円 | 同型場の場別中央値平均 4,276円 |
| 3連単1万円以上 | 31.1%(1,564/5,035レース) | 同型場平均 30.6% |
| 得点1位の選手が1着 | 38.4%(1,938/5,045レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 70.4%(3,553/5,045レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 29.6%(1,492/5,045レース) | 同型場平均 28.4% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
岐阜競輪の得点1位の選手|逃げタイプは3着以内80.2%
出走時点の直近4ヶ月で、逃げ・捲り・差しの回数が最も多かった戦法を、得点1位の選手のタイプとして分類しました。タイプが違う選手同士を直接比べるのではなく、それぞれのタイプの得点1位の選手の成績と払戻を比べています。
逃げタイプは1着51.7%、3着以内80.2%、4着以下19.8%、平均配当9,417円。捲りタイプは1着39.6%、3着以内68.5%、4着以下31.5%、平均配当9,124円。差しタイプは1着29.0%、3着以内65.0%、4着以下35.0%、平均配当8,743円でした。
差しの決着が46.1%で多い岐阜でも、得点1位の選手のタイプ別では逃げタイプが最も残っています。長い直線で差しが届く展開と、得点1位の選手自身がどの戦法を得意にしているかは、別の情報です。
差しタイプの4着以下は35.0%で、逃げタイプより15.2%高くなっています。平均配当は差しタイプ8,743円で、決まり手全体の差し23,831円とは大きく違います。『差しが多い』という一つの事実を、本命の選手の成績へそのまま移さないことが大切です。
| 得意戦法 | 対象 | 1着 | 3着以内 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1,016 | 51.7% | 80.2% | 19.8% | 9,417円 | 17.3% |
| 差し | 2,261 | 29.0% | 65.0% | 35.0% | 8,743円 | 18.1% |
| 捲り | 930 | 39.6% | 68.5% | 31.5% | 9,124円 | 16.2% |
得点1位の選手が1人に絞れたレースを集計しました。得意戦法は、出走時点からさかのぼった4ヶ月間の回数で決めています。
岐阜競輪の得意戦法別成績|A級・S級・チャレンジで差が出る
S級の4着以下は逃げタイプ23.4%、捲りタイプ29.4%、差しタイプ36.3%。A級は逃げ23.5%、捲り34.5%、差し32.5%。チャレンジは逃げ14.0%、捲り27.5%、差し38.5%でした。
差しタイプの4着以下はS級とチャレンジで高めですが、A級では捲りタイプ34.5%の方が高くなっています。級班をまたぐと同じ戦法でも結果が変わるため、岐阜全体の差しタイプ35.0%だけで考えません。
平均配当も、チャレンジの捲りタイプ19,383円など目立つ数字があります。対象が132レースなので、数字の面白さは残しつつ、A級やS級へ広げる材料とは分けて扱います。
| 級班 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 逃げ | 158 | 23.4% | 6,722円 | 10.2% |
| S級 | 差し | 790 | 36.3% | 7,812円 | 16.7% |
| S級 | 捲り | 361 | 29.4% | 7,220円 | 13.6% |
| A級 | 逃げ | 461 | 23.5% | 8,656円 | 19.5% |
| A級 | 差し | 1,050 | 32.5% | 7,654円 | 15.9% |
| A級 | 捲り | 437 | 34.5% | 7,598円 | 16.3% |
| チャレンジ | 逃げ | 397 | 14.0% | 11,398円 | 17.7% |
| チャレンジ | 差し | 421 | 38.5% | 13,278円 | 26.2% |
| チャレンジ | 捲り | 132 | 27.5% | 19,383円 | 22.9% |
30レースに届かない組み合わせは載せていません。
岐阜競輪の級班別配当|A級平均20,627円、S級1万円以上36.4%
級班別の平均配当はA級20,627円、S級19,530円、チャレンジ13,234円、ガールズ11,183円でした。中央値はA級5,235円、S級5,535円、チャレンジ2,860円、ガールズ1,810円です。平均配当が最も高いのはS級ではなくA級でした。
1万円以上はS級36.4%、A級35.2%、チャレンジ22.5%、ガールズ14.8%。得点1位の選手の4着以下はS級32.6%、A級31.3%、チャレンジ27.3%、ガールズ12.2%です。A級の平均が高くても、本命の着外がS級より大きく高いわけではありません。
ガールズは別に集計した数字です。男子の級班と一つの平均に混ぜず、当日のレース区分と同じ欄を使います。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 19,530円 | 5,535円 | 36.4%(513/1,408レース) | 32.6%(456/1,397レース) | 22,478円 |
| A級 | 20,627円 | 5,235円 | 35.2%(752/2,134レース) | 31.3%(672/2,144レース) | 18,622円 |
| チャレンジ | 13,234円 | 2,860円 | 22.5%(244/1,083レース) | 27.3%(298/1,093レース) | 11,479円 |
| ガールズ | 11,183円 | 1,810円 | 14.8%(48/325レース) | 12.2%(40/328レース) | 10,141円 |
級班ごとに分母が異なります。
岐阜競輪のライン内の位置|先頭の差しタイプは4着以下43.3%
得点1位の選手がラインの先頭にいるか、番手・3番手にいるかで、走る役割は変わります。先頭なら自分で前を踏み、番手・3番手なら前の選手の動きに続いて最後に伸びる形です。長い直線で差しが届くかを考えるときも、位置を見てみましょう。
先頭の得点1位の選手では、逃げタイプの4着以下19.7%、捲りタイプ32.3%、差しタイプ43.3%。平均配当は9,265円、9,082円、9,097円でした。先頭の差しタイプは、逃げタイプより4着以下が23.6%高くなっています。
番手・3番手では、逃げタイプ25.0%、捲りタイプ25.0%、差しタイプ32.7%。番手・3番手の捲りタイプは92レースなので、数字が目立っても岐阜全体の特徴とは扱いません。
差しの決まり手が多くても、得点1位の選手が先頭の差しタイプなら4着以下43.3%。決まり手の回数と、本命の選手の残り方は別の角度から読む必要があります。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 986 | 19.7% | 9,265円 | 17.0% |
| 先頭 | 差し | 478 | 43.3% | 9,097円 | 19.2% |
| 先頭 | 捲り | 830 | 32.3% | 9,082円 | 16.1% |
| 番手・3番手 | 差し | 1,772 | 32.7% | 8,688円 | 17.9% |
| 番手・3番手 | 捲り | 92 | 25.0% | 10,059円 | 17.4% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
岐阜競輪の出走表で見ておきたいこと|差しの多さだけで決めない
岐阜の出走表を開いたら、まず級班を見てみましょう。A級の平均配当20,627円、S級の1万円以上36.4%など、同じ岐阜でも基準が違います。全体の平均だけで、目の前のレースの払戻を想像しません。
次に、得点1位の選手の得意戦法とライン内の位置を見てみましょう。逃げタイプの3着以内80.2%、差しタイプ65.0%、先頭の差しタイプ4着以下43.3%。差しが届きそうな並びでも、本命の選手がどの位置にいるかを見落とさないようにします。
最後に決まり手と払戻を合わせます。差し46.1%、平均配当23,831円、中央値6,660円は岐阜の大きな特徴ですが、当日のラインが同じ展開になるとは限りません。過去に近い条件の欄を選び、数字をそのまま買い目へ移さないようにします。
差が小さい比較は無理に特徴と呼ばず、差しのように回数と払戻がともに動いたものを重く置きます。数字が一つだけ高いときは、他の条件が同じ方向かを見てから考えます。
岐阜競輪は荒れる?|差しが多く、本命のタイプで荒れ方が変わる
岐阜は400m・みなし直線59.3m・カント32°15′7″。1着の決まり手は差し46.1%が最多で、平均配当も23,831円が最高でした。長い直線の印象と、差しの回数・払戻が同じ方向へ出ています。
得点1位の選手は3着以内70.4%、4着以下29.6%。得意戦法別では逃げタイプの3着以内80.2%に対して差しタイプ65.0%、先頭の差しタイプは4着以下43.3%。差しの多さだけでは、本命の残り方まで説明できません。
級班ではA級の平均配当20,627円がS級を上回り、ライン内の位置では先頭の差しタイプの着外が目立ちました。岐阜の荒れ方は一つの条件ではなく、差しが届く並びと本命のタイプ・位置が重なったときに考えやすくなります。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。