岐阜競輪のレースは、3車ライン・4車ライン・単騎戦・得点1位の有無によって勝敗が大きく変わります。ここでは、数値データをもとに考察を加え、車券戦術に直結する戦略を解説します。

競走得点1位選手が最長ラインにいた時のライン長・ポジション別成績分析 🚀

3車ラインでのポジション別成績

競走得点1位の選手が3車ライン先頭の時はA級で150レース中73勝の勝率約49%。S級でも40戦18勝の勝率45%。

3着内率になると、なんとどちらも80%超。

さらに20代だと109レース中58勝の53.21%とさらに高くなる。

3車ライン2番手の時は、A級で79レース中35勝の勝率44.3%。得点1位という力のある若手は最長3車ラインを組む場合は、先頭を走ることがほとんど。

2番手では同じ期間で対象は3レースのみとなっています。
ただ、その3レースのうち1着が2回、2着が1回となっている。

そもそも得点1位の選手は3車ラインの3番手にはあまりきません。実際A級で10レース、S級で1レースしか対象レースがありませんでした。

💡 考察:先頭に得点1位がいる場合、ライン全体が安定しやすく、展開に左右されにくいようです。

得点1位×最長ラインの4車ラインでの勝ちパターン分析 🏁

得点1位かつ最長ラインで4車ライン先頭にいた時、A級では51レース中40勝と勝率78.43%です。S級は対象レース少なく1レースのみでした。

4車ラインの2番手では、A級でも26レースと少なめ、S級では5レースのみ。

4車ラインの3番手4番手は得点1位の選手がこのポジションになることはほぼありません。

  • 得点1位4車ライン先頭:A級勝率 78.43%、2着内率 90.2%
  • 得点1位4車ライン2番手:A級勝率 50%、2着内率 80.77%

💡 考察:競走得点1位×4車ライン×先頭は、ほぼほぼ鉄板級。逆らえない。

予想戦略

ポジション狙いどころ
先頭本命視
2番手連軸候補
3番手以下ヒモとして利用

岐阜競輪での競走得点1位の選手の単騎戦の狙い方とデータ分析 ⚡

単騎戦全体

  • 勝率 28.85%、連対率 48.08%
  • 全体的に低調で、軸には不向き。

💡 考察:単騎戦はラインに頼れないため、個人の実力が勝敗を左右します。基本的には軸向きではありません。

若手単騎

  • 20代:勝率 50%(8戦4勝)
  • サンプル少ないが穴狙いに破壊力あり

💡 考察:若手自力型はラインに頼らず、レースを作る力があります。小数サンプルですが、穴狙いとして注目できる戦略です。

中堅・ベテラン単騎

  • 30代:20%、40代:29%、50代:28%
  • 基本消し、ヒモ程度

予想戦略

選手層狙いどころ
若手単騎穴狙いとして買い目に加える
中堅以上消し・ヒモ程度

岐阜競輪で競走得点1位の選手が最長ラインにいない時のレースの買い方 ⚠️

得点1位の選手が最長ラインとは別のラインに属している時、最長ライン側の成績と予想のポイントを見ていきましょう。

3車ライン先頭の成績

  • A級:勝率 20.94%
  • S級:勝率 11.61%
  • 人数が多くても勝てない特徴

💡 考察:得点1位が先頭にいないラインは、人数に関係なく勝利は難しいです。展開を作れるのは例外的な若手選手に限られます。特にS級は3着内率でも39%と低調。

3車ラインの2番手の成績

  • 勝率:A級 17.8% S級21.43%
  • 3着内率:A級 56.02% S級 54.46%

勝率はA級の方が若干高いが、2着3着内率ではほぼ同じ。

3車ライン3番手の成績

  • 勝率 A級2.62% S級 3.57%とほぼ消し

4車ライン先頭の成績

  • 4車ラインなら強そうなイメージはあるが、勝率はA級13%S級20%と低い。
  • A級では2着内率30%も3着内率は60%と3着付けで一考。

4車ライン2番手の成績

  • S級は対象レース数5レースと少なめ。A級も少なく対象レースが30レースしかない。

車券戦略

ポジション狙いどころ
先頭本命は避ける
2番手ヒモ(若手穴狙い)
3番手以下消し

💬 ポイント:波乱要素として得点1位がいないラインを買い目に加えることで、通常の本命軸とは違った戦略を組み立てられます。オッズを見て検討しよう。

総合まとめ ✅

  • 3車・4車ライン:先頭に得点1位がいるかが勝敗のカギ。人数より実力が重要。
  • 2番手は先頭次第で安定度が変化。若手は例外的に穴として活用可能。
  • 3番手以下は基本ヒモ。ライン戦では過信禁物。
  • 単騎戦:若手は破壊力あり穴狙いに最適、中堅以上は消しまたはヒモ程度。

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