青森競輪の決まり手|差し48.1%・平均配当21,982円を10年比較

青森競輪の決まり手|差し48.1%・平均配当21,982円を10年比較

青森の決まり手を調べると、まず差しの多さに目が止まります。1着の48.1%が差し。では、差しが多いだけで払戻も高くなるのでしょうか。青森は400mバンクで、みなし直線は58.9m。カントは32°15′7″です。

逃げは22.5%、捲りは29.4%。数字だけなら差しが主役ですが、予想で知りたいのは回数の順位だけではありません。その決着で平均いくらになり、普段の払戻に近い中央値や1万円以上の割合がどうなるかです。

青森では差しの平均配当が21,982円、1万円以上が36.5%でした。さらに、得点1位の選手の得意戦法やラインの位置を並べると、同じ差しでも本命が残るレースと崩れるレースの違いが見えてきます。

青森競輪の分析データについて

レース結果を当サイトのデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。逃げ・捲り・差しの比較は、S級・A級・チャレンジの結果です。

  • 対象期間:2016-04-16〜2026-07-25
  • 調べたレース数:6,497レース
  • バンク:400m・みなし直線58.9m・カント32°15′7″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

青森の1着が逃げ・捲り・差しのどれで決まったのか、その割合と払戻を並べます。平均配当だけでなく中央値、1万円以上、5万円以上、10万円以上も確認し、よく出る決着と高配当になる決着を分けてまとめます。

そのあとで、得点1位の選手の基本成績、得意戦法別の成績、S級・A級・チャレンジの違い、ライン先頭か番手・3番手かによる差を比べます。青森の決まり手を、名前の多さだけで終わらせないための記事です。

青森競輪の決まり手は差し48.1%。逃げ22.5%、捲り29.4%

青森の1着の決まり手は、逃げ22.5%(1,453/6,452レース)、捲り29.4%(1,895/6,452レース)、差し48.1%(3,104/6,452レース)でした。差しがほぼ2レースに1回で、捲り、逃げの順に続いています。

青森はみなし直線58.9mの長直線です。長い直線で番手や別線の差しが届く、というイメージは持ちやすいでしょう。ただし、直線の長さだけで差しの多さの原因を断定せず、実際の決まり手と払戻を一緒に読みます。

差しが多いからといって、差しで決まったレースがすべて荒れるわけではありません。決まり手の割合と、その決着の金額を同じ表へ置くと、青森でどの戦法が払戻を押し上げたのかがはっきりします。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ22.5%(1,453/6,452レース)9,036円2,200円18.9%22.4%
捲り29.4%(1,895/6,452レース)16,176円4,110円29.9%31.0%
差し48.1%(3,104/6,452レース)21,982円5,610円36.5%46.6%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

青森競輪で高配当になりやすい決まり手は差し。平均21,982円

逃げで決まったレースは平均9,036円、中央値2,200円、1万円以上18.9%でした。捲りは平均16,176円、中央値4,110円、1万円以上29.9%。差しは平均21,982円、中央値5,610円、1万円以上36.5%です。

差しは回数でも48.1%と最も多く、平均・中央値・1万円以上でも一番高い数字でした。青森では『多い決まり手』と『高配当の決まり手』が同じ差しに重なっています。ここが、決まり手から荒れ方を考えるときの出発点です。

ただ、平均配当は一部の大きな払戻で上がります。普段のレースに近い中央値は5,610円で、差しの決着が毎回大きく荒れるという意味ではありません。差しが多く、その中に高配当も含まれる、という読み方が正確です。

青森競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当17,384円
中央値4,230円
5,000円未満53.9%(3,483/6,467レース)
1万円以上30.6%(1,981/6,467レース)
5万円以上7.4%(478/6,467レース)
10万円以上3.1%(200/6,467レース)

払戻が分かった6,467レースを分母にしています。

青森競輪の3連単|平均17,384円、中央値4,230円、1万円以上30.6%

青森全体の3連単平均配当は17,384円、中央値は4,230円でした。5,000円未満は53.9%(3,483/6,467レース)、1万円以上は30.6%(1,981/6,467レース)、5万円以上は7.4%(478/6,467レース)、10万円以上は3.1%(200/6,467レース)です。

平均17,384円と中央値4,230円には開きがあります。大きな払戻が平均を押し上げている一方、半分を少し超えるレースは5,000円未満です。差しの中央値5,610円と比べると、差しで決まったレースは普段の払戻も全体より高めでした。

決まり手を読むときは、平均だけで『差しを買えば高配当』と決めないでください。逃げ・捲り・差しの割合、中央値、1万円以上の三つが同じ方向へ出ているかを見ると、数字の勢いを読み違えにくくなります。

青森競輪の基本数値と同型場比較
項目青森比較・意味
3連単の平均配当17,384円同型場平均 16,785円
3連単の中央値4,230円同型場の場別中央値平均 4,286円
3連単1万円以上30.6%(1,981/6,467レース)同型場平均 30.6%
得点1位の選手が1着39.4%(2,535/6,426レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.8%(4,675/6,426レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.2%(1,751/6,426レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

青森競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.8%

この記事でいう本命は、人気1位の選手ではありません。出走選手の中で競走得点が単独で最も高かった選手を、得点1位の選手として集計しています。人気やオッズとは別の基準なので、車券で一番売れている選手と一致する場合ばかりではありません。

青森で得点1位の選手が1着になった割合は39.4%(2,535/6,426レース)、3着以内は72.8%(4,675/6,426レース)、4着以下は27.2%(1,751/6,426レース)でした。3着以内には7割を超えて残り、4着以下は3割を下回っています。

3連単1万円以上は30.6%(1,981/6,467レース)でした。決まり手では差しの1万円以上が36.5%なので、差しで決まったレースは全体より高配当が出やすい結果です。本命の着外率27.2%と差しの高配当36.5%は別の指標として扱います。

青森競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級30,249円6,895円40.7%(425/1,044レース)32.4%(342/1,055レース)21,713円
A級16,266円4,830円33.0%(602/1,827レース)28.6%(523/1,831レース)18,934円
チャレンジ13,374円2,980円24.1%(209/869レース)24.7%(213/862レース)11,469円
ガールズ13,063円1,735円20.0%(36/180レース)11.5%(21/182レース)10,007円

級班ごとに分母が異なります。

青森競輪の級班別決まり手|S級は平均配当30,249円、1万円以上40.7%

級班別の3連単平均配当は、S級30,249円、A級16,266円、チャレンジ13,374円、ガールズ13,063円でした。中央値はS級6,895円、A級4,830円、チャレンジ2,980円、ガールズ1,735円です。S級の平均配当が青森全体を押し上げています。

1万円以上はS級40.7%(425/1,044レース)、A級33.0%(602/1,827レース)、チャレンジ24.1%(209/869レース)、ガールズ20.0%(36/180レース)でした。得点1位の選手の4着以下は、S級32.4%(342/1,055レース)、A級28.6%(523/1,831レース)、チャレンジ24.7%(213/862レース)、ガールズ11.5%(21/182レース)です。

差しの多さを当日の予想へ持ち込むときも、S級かA級かで近い数字が変わります。S級の差しで高配当が出た結果を、チャレンジのレースへそのまま広げることはできません。級班をそろえてから決まり手の表に戻ります。

青森競輪の得点1位の選手|差しタイプは4着以下33.2%

得点1位の選手について、出走時点から直近4ヶ月の逃げ・捲り・差しの回数を比べ、最も多かった戦法でタイプを分類しました。逃げタイプ、差しタイプ、捲りタイプそれぞれの得点1位の選手が、青森でどんな成績と払戻になったかを比べています。タイプの違う選手の優劣を決める集計ではありません。

逃げタイプの得点1位の選手は、1着54.2%、3着以内80.5%、4着以下19.5%、平均配当8,890円でした。捲りタイプは1着45.6%、3着以内74.8%、4着以下25.2%、平均配当9,779円。差しタイプは1着30.0%、3着以内66.8%、4着以下33.2%、平均配当9,287円です。

青森では差しの決着が48.1%と多いのに、差しタイプの得点1位の選手は4着以下が最も高くなりました。決まり手として差しが届くことと、差しを得意にする本命が残ることは同じではありません。ここを分けると、決まり手の数字がただの説明で終わりません。

青森競輪|得点1位の選手の得意戦法別の成績と配当
得意戦法対象1着3着以内4着以下平均配当1万円以上
逃げ78154.2%80.5%19.5%8,890円17.8%
差し1,81530.0%66.8%33.2%9,287円19.4%
捲り80345.6%74.8%25.2%9,779円16.6%

得点1位の選手が1人に絞れたレースを集計しました。得意戦法は、出走時点からさかのぼった4ヶ月間の回数で決めています。

青森競輪の決まり手は級班で変わる|チャレンジの差しタイプは平均14,640円

S級では、差しタイプの得点1位の選手が4着以下になる割合が34.6%、平均配当8,431円でした。捲りタイプは30.1%、10,066円、逃げタイプは22.9%、7,217円です。S級では差しタイプの本命着外が高くなっています。

A級では差しタイプの4着以下が33.0%、平均配当7,947円。捲りタイプは22.8%、8,411円、逃げタイプは21.5%、6,621円でした。チャレンジでは差しタイプが31.6%、平均配当14,640円、捲りタイプは22.0%、13,501円、逃げタイプは15.9%、11,949円です。

青森では、チャレンジの差しタイプで平均配当14,640円まで広がりました。差しの決着が多いこと、差しタイプの本命が崩れやすいこと、チャレンジで払戻が高くなることが一つの方向へ出ています。ただし、級班ごとの分母は同じではないため、表の範囲を越えて結論を広げません。

青森競輪|級班ごとの得意戦法別の本命成績と配当
級班得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
S級逃げ13122.9%7,217円16.2%
S級差し57034.6%8,431円15.3%
S級捲り27230.1%10,066円14.4%
A級逃げ33521.5%6,621円17.0%
A級差し92533.0%7,947円19.9%
A級捲り40422.8%8,411円15.4%
チャレンジ逃げ31515.9%11,949円19.4%
チャレンジ差し32031.6%14,640円25.3%
チャレンジ捲り12722.0%13,501円25.2%

30レースに届かない組み合わせは載せていません。

青森競輪で差しタイプの得点1位の選手が先頭だと、4着以下37.1%

得点1位の選手がライン先頭にいると、自分で前へ踏んでラインを引っ張ります。番手・3番手なら、前の選手の後ろから最後に伸びる形です。青森では、差しタイプの本命が先頭にいると着外が増えました。

ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下が19.3%、平均配当8,894円。捲りタイプは25.8%、10,275円、差しタイプは37.1%、10,949円でした。差しタイプが先頭にいると、4着以下と平均配当が3タイプで最も高くなっています。

番手・3番手では、差しタイプの4着以下が32.2%、平均配当8,826円、捲りタイプは19.5%、5,385円でした。差しタイプは先頭37.1%から番手・3番手32.2%へ下がりますが、逃げタイプの先頭19.3%より高い数字です。差しの多い青森でも、本命が先頭を走る形で着外が目立ちました。

青森競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ77419.3%8,894円17.6%
先頭差し39137.1%10,949円26.1%
先頭捲り72125.8%10,275円17.4%
番手・3番手差し1,42432.2%8,826円17.6%
番手・3番手捲り8219.5%5,385円9.9%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

青森競輪の決まり手を予想に使うなら、回数・払戻・本命を並べる

青森の1着は差し48.1%、捲り29.4%、逃げ22.5%。平均配当は差し21,982円、捲り16,176円、逃げ9,036円です。多い差しが、そのまま最も高い払戻にもつながっています。

ただ、得点1位の選手の基本成績は3着以内72.8%、4着以下27.2%。差しタイプでは4着以下33.2%、ライン先頭では37.1%でした。決まり手の高配当と本命の着外が同じレースに重なるかは、級班とラインの位置で見ておきたい必要があります。

出走表では、まず車立てと級班、次に得点1位の選手の得意戦法、最後にラインの位置を見てみましょう。差しタイプが先頭にいて、青森の差しの多さと高い払戻に近い並びなら、過去の決まり手データを予想へ持ち込む材料が増えます。

青森競輪の決まり手まとめ|差しが多く、差しで払戻も伸びる

青森は1着の48.1%が差しで、差しの平均配当は21,982円、中央値5,610円、1万円以上36.5%でした。差しはよく出るだけでなく、払戻も三つの指標で最も高い結果です。

一方で、得点1位の選手の3着以内は72.8%、4着以下は27.2%。差しタイプの得点1位の選手は4着以下33.2%、ライン先頭では37.1%でした。差しの決着が多い青森でも、本命の得意戦法と位置によって残り方が変わります。

青森の決まり手を読むときは、差しという名前だけで買い目を決めないでください。逃げ・捲り・差しの割合と払戻、級班、得点1位の選手の得意戦法、ラインの位置が当日の出走表で近いかを考えてみましょう。多い決着と荒れる決着が重なったとき、青森の特徴が予想へつながります。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。