松戸競輪のライン決着|333mで最長ライン1・2着22.3%・構成別配当を検証

松戸競輪のライン決着|333mで最長ライン1・2着22.3%・構成別配当を検証

松戸で3人のラインができていたら、そのラインを軸にしたくなりますよね。ところが過去の最長ラインの1・2着は22.3%。長いラインがいつも上位を独占しているわけではありません。

一方、どこかのラインが1・2着に入った割合は56.1%。ライン決着そのものは半分を超えています。3-3-2-1や3-2-2-2のようにラインが複数に分かれる形では、平均配当が3万円を超えました。

松戸は333m、みなし直線38.2m、カント29°44′42″。短い直線でラインがどう残り、どんな構成で払戻が広がったのか。人数の多さだけでなく、別線決着、得点1位の選手の位置、決まり手、級班まで比べてまとめます。

松戸競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-09〜2026-07-21
  • 調べたレース数:6,533レース
  • バンク:333m・みなし直線38.2m・カント29°44′42″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

松戸でどこかのラインが1・2着に入った割合、最長ラインが残った割合、得点上位2人が別ラインで決着した割合を比べます。

3-2-2や3-3-2-1などライン構成ごとの残り方と平均配当、得点1位の選手の基本成績、得意戦法と位置、級班別の払戻も取り上げます。

松戸競輪のライン決着|どこかのラインが1・2着に入る割合は56.1%

ラインの情報が分かった5,626レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は56.1%(3,155/5,626レース)でした。同じラインから2人が3着以内に入った割合は86.2%(4,850/5,626レース)。ラインの力が結果へ表れるレースは多い数字です。

ただし、最長ラインが1・2着に入った割合は22.3%(1,252/5,626レース)。人数の多いラインがそのまま1着と2着を取るより、別ラインの選手が1人入り込む形も多く含まれています。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は43.9%(2,471/5,626レース)でした。得点上位の選手が同じラインにいるか、別々のラインにいるかで、軸を残す予想と相手を広げる予想の考え方が変わります。

松戸競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着56.1%(3,155/5,626レース)
最長ラインが1・2着22.3%(1,252/5,626レース)
同じラインから2人が3着以内86.2%(4,850/5,626レース)
得点上位2人が別ラインで決着43.9%(2,471/5,626レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

松戸競輪のライン構成別配当|3-3-2-1は平均33,602円

よく出る3-2-2では、どこかのラインが1・2着に入った割合が55.6%、別線決着が44.4%、平均配当は13,241円でした。3-3-1ではライン決着60.5%、別線決着39.5%、平均11,691円です。

構成が3-3-2-1になると、ライン決着は54.1%、別線決着45.9%で、平均配当は33,602円まで上がりました。3-2-2-2もライン決着52.6%、別線決着47.4%、平均32,230円です。どちらも最長ラインが必ず崩れる形ではありませんが、払戻が大きく広がっています。

3-3-3はライン決着59.6%で平均28,759円、3-2-1-1は52.2%で16,940円でした。2-2-2-1はライン決着46.5%、別線決着53.5%ですが、平均13,238円。別線決着が多いだけで高配当になるわけではなく、構成と相手の入り方が重なったときに金額が跳ねています。

松戸競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,617レース55.6%(899/1,617レース)44.4%(718/1,617レース)13,241円
3-3-1603レース60.5%(365/603レース)39.5%(238/603レース)11,691円
3-2-2-2530レース52.6%(279/530レース)47.4%(251/530レース)32,230円
3-3-3503レース59.6%(300/503レース)40.4%(203/503レース)28,759円
3-3-2-1479レース54.1%(259/479レース)45.9%(220/479レース)33,602円
2-2-2-1355レース46.5%(165/355レース)53.5%(190/355レース)13,238円
3-2-1-1343レース52.2%(179/343レース)47.8%(164/343レース)16,940円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

松戸競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内71.3%

松戸で得点1位の選手が1着になった割合は39.2%(2,541/6,480レース)、3着以内は71.3%(4,619/6,480レース)、4着以下は28.7%(1,861/6,480レース)でした。得点1位の選手は、人気1位ではなく、競走得点が単独で最も高かった選手です。

3連単1万円以上は31.0%(2,001/6,454レース)。同型場の平均は29.6%で、松戸は少し上に出ています。とはいえ、場全体の得点1位の選手が毎回崩れるわけではありません。ライン構成が複雑なときに、相手の入り方で払戻が広がった可能性を考えます。

ラインが1・2着に入る割合と本命の4着以下は別の数字です。同じラインの本命が残りながら別ラインの選手が相手に入るレースもあれば、本命の選手が4着以下になってラインの組み合わせが崩れるレースもあります。

松戸競輪の基本数値と同型場比較
項目松戸比較・意味
3連単の平均配当18,328円同型場平均 16,671円
3連単の中央値4,230円同型場の場別中央値平均 4,029円
3連単1万円以上31.0%(2,001/6,454レース)同型場平均 29.6%
得点1位の選手が1着39.2%(2,541/6,480レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内71.3%(4,619/6,480レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下28.7%(1,861/6,480レース)同型場平均 28.6%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

松戸競輪の決まり手|捲り34.6%に対して差しの平均配当24,802円

松戸の1着決まり手は逃げ31.1%、捲り34.6%、差し34.4%でした。捲りが最も多いものの、差しとの差は小さく、三つの決まり手が近い割合で出ています。

平均配当は逃げ11,425円、捲り18,132円、差し24,802円。1万円以上は逃げ19.4%、捲り33.1%、差し39.4%です。短い松戸でラインが崩れたとき、最後に差しが届く形が高い払戻へつながっています。

捲りが最も多いからといって、捲りの決着が一番荒れるとは限りません。回数なら捲り、金額なら差しという松戸の並びを、ライン構成別の平均配当へ比べます。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ31.1%(2,000/6,441レース)11,425円2,330円19.4%28.9%
捲り34.6%(2,228/6,441レース)18,132円4,940円33.1%34.1%
差し34.4%(2,213/6,441レース)24,802円6,220円39.4%37.0%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

松戸競輪で本命が飛ぶ位置|差しタイプが先頭だと4着以下38.2%

得点1位の選手がライン先頭にいるのか、番手・3番手にいるのかで、ライン内の役割は変わります。先頭なら前へ踏んでラインを引っ張り、番手・3番手なら前の選手の動きを使って最後に伸びる形です。

ライン先頭の得点1位の選手は、逃げタイプの4着以下19.6%・平均配当9,755円、捲りタイプ27.9%・7,547円、差しタイプ38.2%・9,516円でした。差しタイプが先頭にいると、本命の4着以下が最も高くなっています。

番手・3番手では、捲りタイプの4着以下24.3%・平均配当5,825円、差しタイプ33.4%・9,323円でした。差しタイプは先頭でも番手・3番手でも高めです。短い直線で差しが届く松戸では、差しタイプの得点1位の選手が前を任されているかを見る意味があります。

先頭の逃げタイプは4着以下19.6%で、松戸でもよく残りました。333mだから捲りだけを重くするのではなく、得点1位の選手の得意戦法と位置を同じ出走表から見てみましょう。

松戸競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ1,19619.6%9,755円15.9%
先頭捲り1,10527.9%7,547円13.9%
先頭差し64238.2%9,516円21.5%
番手・3番手捲り11524.3%5,825円11.4%
番手・3番手差し2,40933.4%9,323円16.9%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

松戸競輪の級班別配当|S級平均23,748円・1万円以上39.1%

級班別の平均配当はS級23,748円、A級18,100円、チャレンジ13,076円、ガールズ10,105円でした。中央値はS級5,990円、A級4,430円、チャレンジ2,550円、ガールズ2,175円です。

1万円以上はS級39.1%、A級31.0%、チャレンジ22.5%、ガールズ18.1%。得点1位の選手の4着以下はS級34.3%、A級28.7%、チャレンジ25.9%、ガールズ12.5%でした。S級はラインが複雑なときの払戻を考える土台になりやすい数字です。

松戸のライン構成別平均配当を級班に関係なく使うことはできません。S級の3-3-2-1なのか、A級の3-2-2なのかで近い数字が変わるため、当日の級班を先にそろえます。

松戸競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級23,748円5,990円39.1%(767/1,960レース)34.3%(678/1,977レース)21,174円
A級18,100円4,430円31.0%(888/2,865レース)28.7%(825/2,875レース)17,346円
チャレンジ13,076円2,550円22.5%(260/1,153レース)25.9%(298/1,150レース)11,066円
ガールズ10,105円2,175円18.1%(86/476レース)12.5%(59/473レース)10,996円

級班ごとに分母が異なります。

松戸競輪の3連単配当|平均18,328円、中央値4,230円

松戸全体の3連単平均配当は18,328円、中央値は4,230円。5,000円未満は54.1%(3,492/6,454レース)、1万円以上は31.0%(2,001/6,454レース)、5万円以上は8.5%(547/6,454レース)、10万円以上は3.7%(240/6,454レース)でした。

3-2-2の平均13,241円に対して、3-3-2-1は33,602円、3-2-2-2は32,230円です。松戸全体の平均を押し上げているのは、複数のラインが入り組んだ構成で大きな払戻になったレースです。

ただし、複雑な構成なら必ず高配当になるわけではありません。3-3-1はライン決着60.5%で平均11,691円、2-2-2-1は別線決着53.5%でも平均13,238円でした。構成、ラインの残り方、相手の人気までそろって初めて、払戻の意味が読めます。

松戸競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当18,328円
中央値4,230円
5,000円未満54.1%(3,492/6,454レース)
1万円以上31.0%(2,001/6,454レース)
5万円以上8.5%(547/6,454レース)
10万円以上3.7%(240/6,454レース)

払戻が分かった6,454レースを分母にしています。

松戸競輪のラインを出走表で読む順番

まずライン構成を見てみましょう。3-2-2のように三つのラインがあるのか、3-3-2-1のように四つに分かれているのかで、過去に近い表が変わります。最長ラインの人数だけを見ず、全員の構成を合わせます。

次に、得点1位の選手がどのラインのどの位置にいるかを見てみましょう。差しタイプが先頭なら4着以下38.2%、番手・3番手なら33.4%。逃げタイプが先頭なら19.6%でした。位置で近い数字を選びます。

最後に、決まり手と級班を並べます。松戸は捲り34.6%が最多ですが、差しの平均配当は24,802円。S級の1万円以上は39.1%です。ライン構成が複雑で、差しやS級の数字が当日の出走表にあるなら、払戻が広がった過去の形に近づきます。

対象レース数も忘れません。3-3-2-1は479レース、3-2-2-2は530レースですが、番手・3番手の一部の戦法は対象が少ない場合があります。分母が小さい結果は、松戸全体の特徴ではなく参考値として残します。

松戸競輪は荒れる?|ラインが複雑になると払戻が広がる

松戸では、どこかのラインが1・2着に入る割合が56.1%、最長ラインが1・2着に入る割合が22.3%でした。長いラインをそのまま軸にする場というより、ラインの一部が残り、別ラインの選手が相手へ入るレースが含まれています。

3-3-2-1の平均配当は33,602円、3-2-2-2は32,230円。別線決着が4割台でも、払戻は3万円を超えました。松戸の荒れ方は、ラインが完全に崩れることだけではなく、ライン構成が複雑なまま1・2着の組み合わせが広がるところにあります。

得点1位の選手では、逃げタイプが3着以内80.3%、差しタイプが4着以下34.4%。差しタイプがライン先頭にいると4着以下38.2%でした。短い333mで差しが届く並びと、別線が入り込む構成が重なれば、松戸の払戻を考える材料になります。

カント29°44′42″という緩めの角度だけで捲りを軽く扱ったり、333mだけで逃げを固定したりはしません。決まり手の回数、ライン構成、得点1位の選手の位置、級班、平均配当が当日の条件に近いかを見てみましょう。

数字を使うときの注意

過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。