大垣競輪のライン決着|2-2-2-1は別線60.7%・3-2-2-2平均配当40,162円

大垣競輪のライン決着|2-2-2-1は別線60.7%・3-2-2-2平均配当40,162円

大垣のラインは、人数が多い並びがそのまま残るのでしょうか。それとも、最後の直線で別線が届いて払戻が広がるのでしょうか。ラインの長さだけで答えを出すと、少しもったいない結果になります。

ラインの情報が分かった6,309レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は55.4%、最長ラインが1・2着に入った割合は24.9%。2-2-2-1の別線決着は60.7%でしたが、平均配当は13,008円でした。別線が多い形と高配当の形は、必ずしも同じではありません。

大垣は400mバンクで、みなし直線56.0m、カント30°37′8″の中直線です。差し44.7%、平均配当21,273円という決まり手の数字も横に置き、ラインの残り方、得点1位の選手の位置、級班、払戻を一緒にまとめます。

大垣競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。

  • 対象期間:2016-01-06〜2026-05-22
  • 調べたレース数:7,232レース
  • バンク:400m・中直線・みなし直線56.0m・カント30°37′8″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

大垣でラインが1・2着に残る割合、最長ラインの残り方、得点上位2人が別ラインで決まる割合を見てみましょう。

3-2-2-2や3-3-3など、ライン構成ごとの別線決着と3連単平均配当を比べます。

さらに、差しが多い中直線で、得点1位の選手が先頭・番手・3番手のどこにいると本命成績や払戻がどう動いたのかを、出走表に合わせて使える形で説明します。

大垣競輪のライン決着|どこかのラインが1・2着に入る割合は55.4%

ラインの情報が分かった6,309レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は55.4%(3,498/6,309レース)でした。最長ラインが1・2着に入った割合は24.9%(1,574/6,309レース)。長いラインだから、そのまま上位を独占するとは限りません。

同じラインから2人が3着以内に入った割合は85.5%(5,394/6,309レース)。ライン内で連動して残るレースは多い一方、最長ラインの1・2着は4分の1ほどです。ラインの人数と、実際に誰が上位へ残ったかは別に整理したいところです。

得点上位2人が別ラインで決着した割合は44.6%(2,811/6,309レース)。本命候補が別々のラインにいるレースでは、差しや捲りで着順が動いたときに払戻が広がる余地があります。ただし、別線決着が多いだけで高配当と決めないようにします。

大垣競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着55.4%(3,498/6,309レース)
最長ラインが1・2着24.9%(1,574/6,309レース)
同じラインから2人が3着以内85.5%(5,394/6,309レース)
得点上位2人が別ラインで決着44.6%(2,811/6,309レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

大垣は400m・中直線56.0m|ラインの長さだけで読めない理由

大垣は400m、みなし直線56.0m、カント30°37′8″。400mの中では中直線のグループです。最終直線が極端に長いわけではないため、逃げの押し切りも差しの伸びも、ラインの組み方と選手の脚力によって変わります。

大垣の1着決まり手は差し44.7%、捲り29.9%、逃げ25.4%。差しが最多ですが、逃げと捲りも合わせて半分を超えています。ラインが長いか短いかだけでなく、どの選手が前を走り、後ろに誰がいるかまで考える必要があります。

ライン決着を払戻へ結び付けるなら、同じラインが1・2着に入ったかだけでは足りません。差しで番手が届いたのか、別線の捲りが最長ラインを崩したのかで、同じ『ライン決着』でも車券の形は変わります。

得点1位の選手の成績|3着以内72.7%、4着以下27.3%

大垣の得点1位の選手が1着になった割合は39.9%(2,875/7,206レース)、3着以内は72.7%(5,237/7,206レース)、4着以下は27.3%(1,969/7,206レース)でした。競走得点が単独で最も高い選手を本命としており、人気1位の数字ではありません。

3連単1万円以上は29.0%(2,080/7,165レース)、平均配当16,168円、中央値3,950円。本命の選手が3着以内に残っても、ラインの相手や別線の入り方で払戻は変わります。得点1位の選手の着順とラインの残り方を一つに決めつけません。

ラインを見るときは、最長ラインが残ったかだけでなく、得点1位の選手がそのラインのどこにいたのかを見てみましょう。先頭で踏む本命と、番手から差し込む本命では、同じ得点1位でもレース中の役割が違います。

大垣競輪の基本数値と同型場比較
項目大垣比較・意味
3連単の平均配当16,168円同型場平均 18,076円
3連単の中央値3,950円同型場の場別中央値平均 4,566円
3連単1万円以上29.0%(2,080/7,165レース)同型場平均 32.1%
得点1位の選手が1着39.9%(2,875/7,206レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内72.7%(5,237/7,206レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下27.3%(1,969/7,206レース)同型場平均 28.8%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

ライン構成別の配当|3-2-2-2は別線52.6%・平均40,162円

ライン構成ごとに数字を並べると、大垣のラインと払戻の関係が見えやすくなります。3-2-2は別線45.3%・平均13,213円、3-3-1は38.9%・12,332円、3-2-1-1は40.8%・11,442円でした。

2-2-2-1は別線60.7%で、別線決着が一番多い構成の一つですが、平均配当は13,008円。3-2-2-2は別線52.6%で、平均配当は40,162円でした。別線の割合だけなら2-2-2-1の方が高いのに、払戻は3-2-2-2の方が大きく開いています。

3-3-3は別線44.3%・平均27,649円、3-3-2-1は47.5%・27,064円。ライン構成が複雑になったとき、どこかのラインが残る割合と払戻が同じように動くとは限りません。車立て、得点差、差しや捲りの位置まで影響します。

大垣競輪のライン構成別の残り方と払戻
ライン構成対象どこかのラインが1・2着別線決着3連単平均配当
3-2-21,870レース54.7%(1,022/1,870レース)45.3%(848/1,870レース)13,213円
3-3-1794レース61.1%(485/794レース)38.9%(309/794レース)12,332円
3-2-1-1448レース59.2%(265/448レース)40.8%(183/448レース)11,442円
2-2-2-1448レース39.3%(176/448レース)60.7%(272/448レース)13,008円
3-2-2-2411レース47.4%(195/411レース)52.6%(216/411レース)40,162円
3-3-3409レース55.7%(228/409レース)44.3%(181/409レース)27,649円
3-3-2-1356レース52.5%(187/356レース)47.5%(169/356レース)27,064円

ラインの情報が分かったレースを対象にしています。

差し44.7%の大垣で、ラインはどう崩れる?

大垣の決まり手で最も多いのは差し44.7%、差しの平均配当は21,273円、中央値は5,810円、1万円以上は36.3%です。ラインの後ろから差しが届く決着が多く、払戻も逃げや捲りより高い側に出ています。

ただし、差しのすべてが別線の一撃ではありません。最長ラインの番手が順当に差すレースもあれば、最長ラインの先頭が残れず、別のラインの選手が差し込むレースもあります。ライン構成と決まり手を並べるのは、この違いを考えるためです。

ラインが1・2着に入った割合が高くても、最長ラインが1・2着に入った割合は24.9%でした。この差から、ライン内の誰かは残るが、最長ラインの形のまま決まるとは限らない大垣のレース像が浮かびます。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ25.4%(1,814/7,128レース)10,064円2,150円17.7%22.4%
捲り29.9%(2,130/7,128レース)13,737円3,860円27.9%32.2%
差し44.7%(3,184/7,128レース)21,273円5,810円36.3%45.4%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

ラインの位置|得点1位の選手が先頭か番手かで成績が変わる

得点1位の選手がラインの先頭にいる場合は、自分で風を受けて前へ踏む役割です。番手・3番手なら、前の選手の仕掛けを使って最後に伸びる役割になります。ラインの長さと同じくらい、得点1位の選手の位置が大事です。

先頭の得点1位の選手では、逃げタイプの4着以下が17.0%・平均配当8,581円、捲りタイプは24.7%・8,604円、差しタイプは36.1%・11,398円。中直線で差しが多い大垣でも、差しタイプが先頭にいると本命の選手は崩れやすく、払戻も高い側でした。

番手・3番手では、逃げタイプ25.8%・9,693円、捲りタイプ30.1%・11,896円、差しタイプ31.8%・8,556円。対象レース数の少ない組み合わせもあるため、数字を目立たせすぎず、当日のラインと近い位置の比較として使います。

大垣競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ1,38217.0%8,581円15.1%
先頭捲り1,16424.7%8,604円16.3%
先頭差し78636.1%11,398円22.9%
番手・3番手逃げ3125.8%9,693円16.1%
番手・3番手捲り14330.1%11,896円24.6%
番手・3番手差し2,59031.8%8,556円18.4%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

S級・A級・チャレンジ|ラインと払戻を同じ尺度で比べない

級班別では、S級の平均配当が23,648円、中央値6,560円、1万円以上39.7%。A級は15,613円・4,160円・29.6%、チャレンジは11,060円・2,555円・20.7%です。ガールズは別に集計しており、平均11,007円、中央値2,170円、1万円以上15.1%でした。

S級で別線が届いたときの払戻と、チャレンジで別線が届いたときの払戻は、同じ金額になるとは限りません。ラインの構成が同じでも、級班が違えば選手の脚力や仕掛けの速さも変わるためです。

大垣のラインを当日の予想へ戻すときは、まず級班をそろえ、そのうえで得点1位の選手の位置とライン構成を比べます。S級の3-2-2-2の平均40,162円を、A級やチャレンジの似た並びへそのまま持ち込むことはしません。

大垣競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級23,648円6,560円39.7%(667/1,681レース)33.3%(563/1,690レース)23,534円
A級15,613円4,160円29.6%(1,000/3,383レース)27.3%(931/3,407レース)19,440円
チャレンジ11,060円2,555円20.7%(335/1,618レース)24.5%(398/1,623レース)12,080円
ガールズ11,007円2,170円15.1%(58/384レース)13.1%(51/389レース)9,950円

級班ごとに分母が異なります。

大垣のライン決着を予想へ生かすには

最初に、ラインの本数と人数を見てみましょう。2-2-2-1のように別線が多い構成か、3-3-3のように長いラインが複数ある構成かで、過去の別線決着と平均配当が変わります。

次に、得点1位の選手の位置を見てみましょう。先頭の差しタイプなら4着以下36.1%、先頭の逃げタイプなら17.0%。ライン構成だけでなく、本命の選手がどの役割を担うのかを出走表で見てみましょう。

最後に、逃げ・捲り・差しのどれが1着へ届きそうかを考えます。差しなら平均21,273円、1万円以上36.3%が参考になりますが、当日の払戻を決める数字ではありません。近いライン、近い級班、近い位置の結果だけを材料にします。

ラインが残る割合と払戻が同じ方向へ動くときは、荒れ方を警戒しやすくなります。別線が多いのに平均配当が落ち着いている場合は、別線決着だけで買い目を広げず、得点差や決まり手も一緒に見てみましょう。

数字を使うときの注意

過去の割合や払戻は、次のレースの着順・払戻を約束する数字ではありません。ラインの長さだけで結果を決めず、当日の級班、得点1位の選手の得意戦法と位置、別線の仕掛けを見てください。