弥彦競輪のガールズケイリンは、ラインが存在しない個人戦だからこそ、バンクの特性が顕著に結果へ反映されます。全国トップクラスの直線長(63.1m)は、最後方からの大逆転を可能にする一方で、内枠の選手が有利にレースを運べる構造も持っています。本記事では、弥彦特有のガールズ戦データを徹底分析し、高回収率を狙える条件を浮き彫りにします。
ガールズ戦でも「差し」の決まり手が3割を超えており、直線の長さが逆転劇を演出。また、1番車の信頼度が極めて高く、車券構築の絶対的な軸となります。
弥彦競輪ガールズの枠番有利不利:1番車の圧倒的アドバンテージ
ガールズケイリンでは、競走得点が高い選手が内枠(1番車・2番車)に配置されることが多く、弥彦のカントの浅さ(30.13度)も相まって、内枠勢が距離のロスなく直線へ入れるメリットが非常に強く出ています。
ガールズ枠番別・着順分布データ
| 車番 | 1着率 | 2連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1番車 | 27.5% | 45.8% | 62.1% |
| 2番車 | 18.2% | 35.4% | 51.3% |
| 3番車 | 15.1% | 28.3% | 44.5% |
| 6番車 | 8.1% | 15.2% | 29.4% |
決まり手分析:捲り41.1% vs 差し31.2% の攻防
弥彦のガールズ戦で特筆すべきは、「捲り」が主流ながらも「差し」の比率が他場よりも高い点です。直線の長さが、ゴール前での劇的な「タテ脚」の逆転を許容しています。
弥彦ガールズの2着決まり手では「マーク」が46.3%と約半数を占めます。これは、強い自力選手の後ろをピッタリ追走しきった選手が、そのまま2着に流れ込む展開が多いことを示唆しています。
最終バックでの位置取りと確定板入着率の相関
ガールズケイリンは「バックを取った選手が勝つ」と言われることもありますが、弥彦ではその法則が少し揺らぎます。直線の長さが、バック通過時点の順位をひっくり返すからです。
- 1番車に配置された得点トップ選手
- バック5番手以内を確保できる縦脚
- 新潟や近隣県の「弥彦慣れ」した選手
- 外枠(6・7番車)の得点下位選手
- 最終バックで7番手(最後方)
- 長い直線で脚が止まりやすいタイプ
ガールズ予想を制する「3連単」の買い目ランキング
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1位:1番車 ー 全 ー 全(軸不動)S評価
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2位:得点上位2名でのワンツー(実力決着)A評価
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3位:捲り選手 ー 内枠の差し選手B評価
- 1番車の勝率27.5%は全車番中で圧倒的。まずはここから組み立てる。
- 捲り1着が4割だが、差しも3割と高く、ゴール前での入れ替わりを常に想定する。
- 2着には「マーク(追走)」が入りやすく、強い自力選手の後ろに誰がいるかが重要。
弥彦競輪のガールズケイリンは、「1番車の絶対的な優位性」と「直線63.1mによる差し・捲りの攻防」の2点に集約されます。予想の基本は、1番車の実力者が内枠を利して好位置を確保し、そこから捲り・差しで決着するパターンです。外枠の選手が大外を回って捲り切るのは至難の業であるため、車券は内枠〜中枠の得点上位者を中心に構成するのが、勝利への最短距離となります。