「熊本は直線が長いから、点数上位の選手でも信用できない」
そう考えて本命を嫌っていませんか?
実はデータを紐解くと、「絶対に買ってはいけない本命」と「鉄板級の信頼度を誇る本命」には明確な特徴差があります。本記事では、競走得点1位選手の勝率・連対率をクラス別・戦法別に徹底解剖。無駄な買い目を減らし、的中率を底上げするための「本命取捨選択マニュアル」をお届けします。
熊本競輪「競走得点1位」の全成績|クラス別の信頼度
S級戦の得点1位は「2回に1回」勝つ
まず、クラスごとのトップ選手の信頼度を見てみましょう。特にS級戦における競走得点1位の安定感は群を抜いています。
※S級・差しタイプ(得点1位)の成績データ参照
A級戦は信頼度ダウン、波乱の予感
一方で、A級戦(1・2班)になると数値は一気に下がります。
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1位:S級(差し)
勝率 51.2% -
2位:チャレンジ(差し)
勝率 42.9% -
3位:A級1・2班(差し)
勝率 34.0%
A級戦の本命選手は勝率約34%と、3回に2回は負けています。A級戦では本命を過信せず、ラインの並びや展開を重視した予想が必要です。
脚質別・本命選手の信頼度|「逃げ」の1位は危険?
「逃げ」本命はピンかパーか
競走得点1位の選手が「先行(逃げ)」タイプだった場合、扱いには注意が必要です。
安定感抜群。
熊本の長い直線(60.3m)とカントを味方に、最後の直線で確実に順位を上げるため、3着以内(3連対率)を外すことは稀。
展開に左右される。
力が抜けていれば逃げ切れるが(S級で8割超のデータあり)、同格の相手がいると目標にされ、ゴール前で「ズブズブ(ライン番手や別線に食われる)」の憂き目に遭う。
先行タイプの1位が「ズブズブ」に沈むパターン
バック向かい風が強い日や、相手ラインとの叩き合いになった場合、どんなに得点が高くても逃げ選手は失速します。この場合、本命選手を1着から外し、「番手差し」や「別線捲り」を頭にした車券が高配当をもたらします。
「本命が飛ぶ」危険なパターン|ライン構成の罠
得点1位でも「ラインが短い・単騎」なら疑え
最も信頼度が落ちるのは、「本命選手のラインが、相手ラインより短い(または単騎)」というケースです。
データによると、本命選手が長いラインを組めていない場合、勝率は30%台まで低下します。数の利で不利になると、熊本の広いバンクでは後方に置かれやすく、リカバリーが効きにくくなります。
二分戦での「逃げイチ」は過信禁物
「先行一車(逃げイチ)」は有利と言われますが、相手ラインが「逃げ選手を潰す」ことに専念した場合、番手捲りやイン粘りでペースを乱され、共倒れになるケースも散見されます。オッズが1.0倍台になるようなら、あえて「ケン(見送り)」するか、裏を狙うのが賢明です。
鉄板レースと荒れるレースの見極め方
条件別・狙い目マトリックス
- クラス:S級戦
- 本命脚質:追い込み(差し)
- ライン:3車以上(ライン長い)
- 狙い目:本命からの「2車単」「3連単(ヒモ荒れケア)」
- クラス:A級1・2班戦
- 本命脚質:逃げ・単騎
- ライン:相手より短い
- 狙い目:本命を2・3着付け、または「別線のBOX買い」
「S級の差し本命は銀行、A級の逃げ本命は博打」
これがデータから見た熊本競輪のリアルです。
競走得点1位というだけで思考停止で買うのではなく、「クラス」「脚質」「ラインの長さ」の3点を確認してください。特に「ラインが短い本命」は、熊本バンクにおいて最も期待値を下げる要因となります。ここを見極めれば、危険な人気馬ならぬ「危険な人気車」を回避できるでしょう。