高松競輪の特徴|中直線54.8m・差し44.6%と級班別配当を検証

高松競輪場 バンクデータ
周長
400m
みなし直線
54.8m全国24位タイ
最大カント
33°15′50″全国14位
゜28´50″ 標準的

高松競輪の特徴|中直線54.8m・差し44.6%と級班別配当を検証

高松競輪は、直線が極端に長いわけでも短いわけでもない中直線のバンクです。逃げが残るのか、差しが届くのか。数字を並べてみると、場全体より級班やライン構成の方が気になってきます。

過去の3連単平均配当は17,859円、中央値4,570円。得点1位の選手の4着以下は28.2%でした。同じ中直線の平均配当17,864円、本命4着以下28.7%との差は1%未満で、ほぼ同じです。

それでもS級平均25,459円、A級25,783円、3-3-2-1平均36,803円という数字があります。400m・みなし直線54.8mの高松で、配当が広がる場所と本命の成績を順番に見てみましょう。

高松競輪の分析データについて

レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。S級・A級・チャレンジの結果を中心に、級班ごとの数字を比べます。

  • 対象期間:2016-01-30〜2025-05-31
  • 調べたレース数:5,474レース
  • バンク:400m・中直線・みなし直線54.8m・カント33°15′50″
  • 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
  • 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。

ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。

この記事で分かること

高松競輪の平均配当・中央値・1万円以上の割合、得点1位の選手の成績を、同じ中直線の競輪場との比較も含めてまとめます。

S級・A級・チャレンジ・ガールズの配当、逃げ・捲り・差しの決まり手、ラインの残り方を並べます。

中直線54.8mで、どの決まり手やライン構成が払戻を広げたのか、得点1位の選手の位置が本命成績へどう表れたのかを出走表に合わせます。

高松競輪の基本成績|平均配当17,859円・本命4着以下28.2%

高松で競走得点が単独で最も高かった得点1位の選手は、1着38.9%(2,107/5,419レース)、3着以内71.8%(3,890/5,419レース)、4着以下28.2%(1,529/5,419レース)でした。人気1位ではなく、得点を基準にした本命の数字です。

3連単の平均配当は17,859円、中央値4,570円、1万円以上は32.3%(1,759/5,451レース)。平均と中央値に差があるので、普段の払戻は4,000円台に寄り、一部の高配当が平均を押し上げています。

同じ中直線の平均配当は17,864円、本命4着以下は28.7%。高松との差はどちらも1%未満で、ほぼ同じ範囲です。場全体だけで高松を荒れる・堅いと決めず、級班や決まり手へ進みます。

高松競輪の基本数値と同型場比較
項目高松比較・意味
3連単の平均配当17,859円同型場平均 17,864円
3連単の中央値4,570円同型場の場別中央値平均 4,489円
3連単1万円以上32.3%(1,759/5,451レース)同型場平均 31.7%
得点1位の選手が1着38.9%(2,107/5,419レース)本命が勝ち切った割合
得点1位の選手が3着以内71.8%(3,890/5,419レース)本命が車券内に残った割合
得点1位の選手が4着以下28.2%(1,529/5,419レース)同型場平均 28.7%

同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。

中直線54.8mの高松|差し44.6%・平均配当24,715円

高松は400mバンクで、みなし直線54.8m、カント33°15′50″。長直線の基準58mには届かず、短直線の基準53m以下にも入らない中直線です。逃げと差しのどちらかへ決めつけにくい長さだからこそ、実際の決まり手を見てみましょう。 この記事では、みなし直線53m超58m未満を「400m・中直線グループ」として比べています。これは当サイトの比較区分で、全国共通の基準ではありません。400m・中直線グループの平均は逃げ22.8%、捲り31.8%、差し45.4%。高松競輪では逃げはほぼ同じ、捲りは1.1%高い、差しはほぼ同じです。

1着の決まり手は差し44.6%(2,425/5,436レース)、捲り32.9%、逃げ22.4%。差し決着の平均配当は24,715円、中央値6,830円、1万円以上40.9%でした。差しが多く、その払戻も大きい側へ出ています。

ただし、差しが多いから中直線が原因だと断定しません。得点1位の選手が番手から差すのか、相手の選手が差して本命を崩すのか、級班やラインの形で結果は変わります。バンクの長さとレース結果を一緒に読みます。

逃げ・捲り・差しの決着と払戻
決まり手決着割合平均配当中央値1万円以上同型の割合
逃げ22.4%(1,220/5,436レース)8,720円2,230円18.3%22.8%
捲り32.9%(1,791/5,436レース)14,904円4,240円30.3%31.8%
差し44.6%(2,425/5,436レース)24,715円6,830円40.9%45.4%

1着の決まり手が分かったレースの数字です。

平均配当17,859円の中身|5,000円未満は52.2%

払戻を金額帯で分けると、5,000円未満が52.2%(2,848/5,451レース)、1万円以上32.3%、5万円以上8.0%、10万円以上3.2%でした。高松は平均配当が高く見えても、半分ほどは5,000円未満です。

差しの平均24,715円、中央値6,830円を見ると、差し決着は普段の払戻も広がる側です。さらに級班ではS級・A級の平均が2万5,000円前後まで上がりました。高松の特徴は全レースではなく、決まり方やレース区分で表れています。

高松競輪の3連単配当|平均・中央値・金額帯
項目結果
平均配当17,859円
中央値4,570円
5,000円未満52.2%(2,848/5,451レース)
1万円以上32.3%(1,759/5,451レース)
5万円以上8.0%(437/5,451レース)
10万円以上3.2%(175/5,451レース)

払戻が分かった5,451レースを分母にしています。

級班別配当|S級25,459円・A級25,783円で本命も飛ぶ

S級の平均配当は25,459円、中央値7,310円、1万円以上42.8%、得点1位の選手の4着以下34.9%。A級は25,783円・6,650円・40.4%・33.4%、チャレンジは12,594円・3,430円・25.2%・26.0%です。ガールズは8,037円・1,890円・17.8%・14.0%でした。

S級とA級は平均配当が高く、得点1位の選手が4着以下になる割合も3割を超えました。中直線54.8mというバンク条件が同じでも、級班によって選手同士の力関係や仕掛けが変わるため、全体の17,859円だけを当てはめません。

数字を並べて差を知ることはできますが、レースの組み立てまで同じとは扱いません。当日の級班に合うデータを参考にします。

高松競輪の級班別配当と本命着外
級班平均配当中央値1万円以上本命4着以下同型の平均配当
S級25,459円7,310円42.8%(382/893レース)34.9%(311/891レース)23,308円
A級25,783円6,650円40.4%(468/1,159レース)33.4%(389/1,164レース)18,169円
チャレンジ12,594円3,430円25.2%(123/488レース)26.0%(128/493レース)11,889円
ガールズ8,037円1,890円17.8%(23/129レース)14.0%(18/129レース)10,321円

級班ごとに分母が異なります。

ライン構成で配当が跳ねる|3-3-2-1平均36,803円

ラインの情報が分かった2,445レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合は52.3%、最長ラインが1・2着に入った割合は17.9%。同じラインから2人が3着以内に入った割合は83.5%、得点上位2人が別ラインで決まった割合は47.7%でした。

ライン構成別では、3-2-2の別線48.1%で平均12,594円、3-3-3は44.0%で27,846円、3-3-1は44.2%で11,826円。別線率が4割を超えていても、平均配当は1万円台に収まる形があります。

3-3-2-1は別線46.4%で平均36,803円、3-2-2-2は52.3%で35,227円、3-2-2-1-1は55.4%で31,038円でした。高松では、複数のラインの組み合わせが着順を広げたときに、払戻が大きく出ています。

高松競輪のライン決着率
集計した形結果
どこかのラインが1・2着52.3%(1,278/2,445レース)
最長ラインが1・2着17.9%(438/2,445レース)
同じラインから2人が3着以内83.5%(2,041/2,445レース)
得点上位2人が別ラインで決着47.7%(1,167/2,445レース)

ラインの情報が分かった対象レースの数字です。

得点1位の選手の位置と得意戦法|先頭の差しタイプは4着以下39.4%

得点1位の選手の直近4ヶ月の得意戦法を分類すると、逃げタイプの4着以下20.7%・平均配当7,238円、捲りタイプ28.6%・5,080円、差しタイプ37.4%・8,226円でした。差しタイプの本命が崩れやすい側です。

先頭にいる場合、逃げタイプの4着以下は20.7%・平均配当7,249円、捲りタイプ28.4%・4,970円、差しタイプ39.4%・8,934円でした。差しを得意にする選手が先頭へいると、差すための位置を使えず、本命の着外が高くなっています。

番手・3番手の差しタイプは4着以下36.9%・平均配当8,034円。先頭の39.4%より少し低い数字です。高松の差し44.6%を出走表へ戻すときは、誰が差すのか、得点1位の選手が差せる位置にいるのかを見てみましょう。

高松競輪|得点1位の選手の位置・得意戦法別の成績と配当
位置得意戦法対象4着以下平均配当1万円以上
先頭逃げ40620.7%7,249円13.4%
先頭捲り51828.4%4,970円9.1%
先頭差し27939.4%8,934円15.6%
番手・3番手捲り7230.6%5,876円11.1%
番手・3番手差し1,01736.9%8,034円13.6%

ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。

高松の特徴は、全体ではなく級班・差し・ラインへ出る

高松の平均配当17,859円は同型場平均17,864円とほぼ同じ。本命4着以下28.2%も同型場平均28.7%と1%未満の差です。場全体の数字だけなら、特別に荒れやすい場とは言いにくい結果でした。

それでもS級・A級の平均配当は2万5,000円前後、差し決着は24,715円、3-3-2-1は36,803円。先頭の差しタイプは本命4着以下39.4%。高松の荒れ方や読みどころは、バンクの長さだけでなく、条件を並べたところへ現れています。

中直線は、逃げも差しも一方的に決めつけにくい長さです。だからこそ級班、得点1位の選手の位置、ライン構成、最後の決まり手を順番に見てみましょう。

高松の出走表で特徴を使う順番

まず級班を見てみましょう。S級は平均配当25,459円・本命4着以下34.9%、A級は25,783円・33.4%、チャレンジは12,594円・26.0%。当日のレース区分をそろえます。

次に得点1位の選手の得意戦法と位置を見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下39.4%、先頭の逃げタイプは20.7%。差しを生かせる番手なのか、前を踏む先頭なのかを考えます。

最後にライン構成と決まり手を比べます。3-3-2-1の平均36,803円や差し24,715円は過去の参考値で、当日の払戻を約束しません。近い級班、位置、ラインがそろっているかを見てから使います。

数字を使うときの注意

ここで紹介した割合や払戻は過去の集計結果です。次のレースの着順や払戻を約束するものではありません。中直線の長さだけで展開を決めず、当日の級班、ライン、得点1位の選手の位置と得意戦法を見てください。