奈良競輪のライン決着|3-3-1は63.4%・3-3-3は平均配当32,296円
奈良のラインは、3-3-1なら1・2着に入る割合が63.4%。ところが平均配当は10,635円でした。3-3-3はラインの1・2着が56.8%なのに、平均配当は32,296円。残りやすい形と、払戻が大きくなる形が違います。
奈良は333mで、みなし直線38.0m、カント33°25′47″。短い直線でラインがそのまま残るのか、別線の捲りや差しが届くのか。ラインの人数だけではなく、どの構成で相手が広がったのかを数字で追います。
得点1位の選手が先頭の差しタイプだと4着以下37.4%。ラインの形と本命のタイプまで比べると、奈良で警戒したいレースがもっと具体的になります。
レース結果をデータベースで整備し、独自ツールで条件を組み合わせて集計した結果です。ガールズの数字は、ほかのレースと混ぜずに集計しています。ラインの比較は、ラインの情報が分かったS級・A級・チャレンジのレースが対象です。
- 対象期間:2016-02-20〜2026-07-26
- 調べたレース数:7,280レース
- バンク:333m・みなし直線38.0m・カント33°25′47″
- 全国・同型場の平均は、対象場の集計値を場ごとに平均した参考値です。
- 割合は指標ごとに分母が違うため、分子・分母と一緒に読みます。
ここにあるのは過去の結果です。次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。当日の出走表と条件を比べながら使ってください。
奈良でラインが1・2着に入った割合、最長ラインの残り方、同じラインから2人が3着以内に入った割合をまとめます。
3-3-1や3-3-3などのライン構成ごとに、ラインが残った割合、別線決着、3連単平均配当を比べます。得点1位の選手の位置と得意戦法、決まり手、級班別の数字も加え、ラインの安定と配当の広がりを別々に読みます。
- 奈良競輪のバンク特徴|333m・みなし直線38.0m・カント33°25′47″
- 奈良競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.2%
- 奈良競輪のライン決着率|どこかのラインが1・2着に入る割合は57.5%
- 奈良競輪のライン構成別|3-3-1は残りやすく、3-3-3は平均32,296円
- 奈良競輪の得点1位の選手の位置|先頭の差しタイプは4着以下37.4%
- 奈良競輪の決まり手とライン|捲りが最多、差しの平均配当が最高
- 奈良競輪の級班別配当|S級平均21,944円、1万円以上37.3%
- 奈良競輪の3連単配当|平均15,338円、中央値3,585円
- 奈良競輪の出走表で見ておきたいラインの形
- 奈良競輪は荒れる?|ラインが残る割合より、構成別の配当に差が出る
奈良競輪のバンク特徴|333m・みなし直線38.0m・カント33°25′47″
奈良は333mバンクです。みなし直線は38.0m、カントは33°25′47″。前のラインが押し切る展開も、後ろの選手が短い直線で差し込む展開も考えられます。
奈良では、ラインが残る割合と払戻がきれいに同じ方向へ動いていません。ここを別々に考えると、3-3-1の安定感と3-3-3の高配当が同じ表に並ぶ理由が見えてきます。
奈良競輪の本命成績|得点1位の選手は3着以内72.2%
得点1位の選手が1着になった割合は39.5%(2,867/7,257レース)、3着以内は72.2%(5,241/7,257レース)、4着以下は27.8%(2,016/7,257レース)でした。得点1位の選手は、人気1位ではなく競走得点が単独で最も高かった選手です。
3連単1万円以上は27.4%(1,974/7,198レース)。ラインが残ったレースでも、得点1位の選手が1着を逃して相手が入れば払戻は変わります。本命の残り方とラインの残り方は、別の数字として置きます。
| 項目 | 奈良 | 比較・意味 |
|---|---|---|
| 3連単の平均配当 | 15,338円 | 同型場平均 17,170円 |
| 3連単の中央値 | 3,585円 | 同型場の場別中央値平均 4,137円 |
| 3連単1万円以上 | 27.4%(1,974/7,198レース) | 同型場平均 30.2% |
| 得点1位の選手が1着 | 39.5%(2,867/7,257レース) | 本命が勝ち切った割合 |
| 得点1位の選手が3着以内 | 72.2%(5,241/7,257レース) | 本命が車券内に残った割合 |
| 得点1位の選手が4着以下 | 27.8%(2,016/7,257レース) | 同型場平均 28.7% |
同じタイプの競輪場の中央値は、各場の中央値を平均した参考値です。
奈良競輪のライン決着率|どこかのラインが1・2着に入る割合は57.5%
ラインの情報が分かった6,553レースでは、どこかのラインが1・2着に入った割合が57.5%(3,770レース)でした。最長ラインが1・2着に入った割合は25.4%(1,666レース)。長いラインがそのまま決まる場面は、全体の一部です。
同じラインから2人が3着以内に入った割合は86.2%(5,647レース)。ラインの誰かが上位へ残る場面は多い一方、最長ラインがワンツーになる割合とは違います。得点上位2人が別ラインで決着した割合も42.5%あり、別線が入り込む余地を感じさせます。
| 集計した形 | 結果 |
|---|---|
| どこかのラインが1・2着 | 57.5%(3,770/6,553レース) |
| 最長ラインが1・2着 | 25.4%(1,666/6,553レース) |
| 同じラインから2人が3着以内 | 86.2%(5,647/6,553レース) |
| 得点上位2人が別ラインで決着 | 42.5%(2,783/6,553レース) |
ラインの情報が分かった対象レースの数字です。
奈良競輪のライン構成別|3-3-1は残りやすく、3-3-3は平均32,296円
3-3-1はラインの1・2着が63.4%(461/727レース)で、表の中では高い割合でした。平均配当は10,635円。ラインの人数差が見えやすく、買い目も絞りやすい形では、払戻が落ち着くことがあります。
3-3-3はラインの1・2着が56.8%(171/301レース)で、3-3-1より低い割合です。それでも平均配当は32,296円。ラインの人数がそろってどこが主導権を取るか読みにくいレースが、払戻を押し上げた可能性があります。原因を一つに決める数字ではありませんが、比較材料としてかなり面白い差です。
3-2-2-2もラインの1・2着は51.5%(230/447レース)ですが、平均配当27,188円。2-2-2-1は43.7%で最もラインが残りにくい形の一つでも、平均配当は12,382円でした。崩れやすければ必ず高配当、とは限りません。
| ライン構成 | 対象 | どこかのラインが1・2着 | 別線決着 | 3連単平均配当 |
|---|---|---|---|---|
| 3-2-2 | 1,966レース | 59.3%(1,165/1,966レース) | 40.7%(801/1,966レース) | 12,417円 |
| 3-3-1 | 727レース | 63.4%(461/727レース) | 36.6%(266/727レース) | 10,635円 |
| 3-2-1-1 | 557レース | 54.6%(304/557レース) | 45.4%(253/557レース) | 10,311円 |
| 2-2-2-1 | 554レース | 43.7%(242/554レース) | 56.3%(312/554レース) | 12,382円 |
| 3-2-2-2 | 447レース | 51.5%(230/447レース) | 48.5%(217/447レース) | 27,188円 |
| 3-3-2-1 | 352レース | 59.7%(210/352レース) | 40.3%(142/352レース) | 24,479円 |
| 3-3-3 | 301レース | 56.8%(171/301レース) | 43.2%(130/301レース) | 32,296円 |
ラインの情報が分かったレースを対象にしています。
奈良競輪の得点1位の選手の位置|先頭の差しタイプは4着以下37.4%
先頭にいる得点1位の選手では、逃げタイプの4着以下が15.9%、捲りタイプ24.4%、差しタイプ37.4%。平均配当は逃げ9,218円、捲り7,980円、差し8,438円でした。
番手・3番手では、逃げタイプ31.2%、捲りタイプ23.5%、差しタイプ31.3%。先頭の差しタイプほどではないものの、差しタイプの本命が4着以下になりやすい方向は残っています。
奈良では、ライン構成の数字と得点1位の選手の位置を別々に見てみましょう。3-3-3でラインが残りにくく、先頭に差しタイプの本命がいるなら、過去に配当が広がった形と重なるかを考える材料になります。
| 位置 | 得意戦法 | 対象 | 4着以下 | 平均配当 | 1万円以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 先頭 | 逃げ | 1,453 | 15.9% | 9,218円 | 14.1% |
| 先頭 | 捲り | 1,174 | 24.4% | 7,980円 | 18.3% |
| 先頭 | 差し | 878 | 37.4% | 8,438円 | 19.9% |
| 番手・3番手 | 逃げ | 32 | 31.2% | 11,259円 | 28.1% |
| 番手・3番手 | 捲り | 149 | 23.5% | 5,259円 | 14.1% |
| 番手・3番手 | 差し | 2,640 | 31.3% | 9,634円 | 19.6% |
ラインの位置が分かった対象レースを集計しています。
奈良競輪の決まり手とライン|捲りが最多、差しの平均配当が最高
1着の決まり手は捲り34.6%、差し33.2%、逃げ32.2%。捲りが最も多い一方、平均配当は差し23,061円が最高でした。捲りの多さと差しの高配当がずれているため、決まり手だけでラインの強さを決めません。
ラインの先頭が逃げて残るのか、番手の差しなのか、別線の捲りが届くのかで、同じライン決着でも意味が変わります。ライン構成、得点1位の選手の位置、決まり手を横に並べて読みます。
| 決まり手 | 決着割合 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 同型の割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 32.2%(2,310/7,180レース) | 7,715円 | 1,800円 | 15.5% | 28.7% |
| 捲り | 34.6%(2,486/7,180レース) | 14,373円 | 4,490円 | 29.6% | 34.1% |
| 差し | 33.2%(2,384/7,180レース) | 23,061円 | 5,430円 | 36.4% | 37.2% |
1着の決まり手が分かったレースの数字です。
奈良競輪の級班別配当|S級平均21,944円、1万円以上37.3%
級班別の平均配当はS級21,944円、A級14,998円、チャレンジ10,009円、ガールズ12,798円。中央値はS級5,910円、A級3,990円、チャレンジ2,110円、ガールズ1,870円でした。
1万円以上はS級37.3%、A級28.1%、チャレンジ18.3%、ガールズ16.4%。得点1位の選手の4着以下はS級33.0%、A級27.4%、チャレンジ25.5%、ガールズ13.3%です。ライン構成の高配当を、別の級班へそのまま広げないようにします。
| 級班 | 平均配当 | 中央値 | 1万円以上 | 本命4着以下 | 同型の平均配当 |
|---|---|---|---|---|---|
| S級 | 21,944円 | 5,910円 | 37.3%(664/1,781レース) | 33.0%(586/1,778レース) | 21,475円 |
| A級 | 14,998円 | 3,990円 | 28.1%(926/3,291レース) | 27.4%(912/3,330レース) | 17,863円 |
| チャレンジ | 10,009円 | 2,110円 | 18.3%(344/1,882レース) | 25.5%(485/1,900レース) | 11,577円 |
| ガールズ | 12,798円 | 1,870円 | 16.4%(40/244レース) | 13.3%(33/249レース) | 10,547円 |
級班ごとに分母が異なります。
奈良競輪の3連単配当|平均15,338円、中央値3,585円
平均配当は15,338円、中央値は3,585円。1万円以上27.4%、5万円以上6.5%、10万円以上2.5%でした。平均に引っ張られず、中央値と金額帯をライン構成の表へ比べます。
3-3-1の平均10,635円と3-3-3の32,296円では、金額にかなり差があります。ラインが1・2着に入る割合だけなら3-3-1の方が高いのに、払戻は3-3-3が大きい。この逆転が奈良のラインを読むポイントです。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 平均配当 | 15,338円 |
| 中央値 | 3,585円 |
| 5,000円未満 | 57.8%(4,159/7,198レース) |
| 1万円以上 | 27.4%(1,974/7,198レース) |
| 5万円以上 | 6.5%(469/7,198レース) |
| 10万円以上 | 2.5%(183/7,198レース) |
払戻が分かった7,198レースを分母にしています。
奈良競輪の出走表で見ておきたいラインの形
まずラインの人数を数えます。3-3-1に近いなら1・2着63.4%、平均配当10,635円、3-3-3に近いなら1・2着56.8%、平均配当32,296円が比較先です。3-2-2-2なら平均27,188円も候補に入ります。
次に、得点1位の選手が先頭か番手・3番手かを見てみましょう。先頭の差しタイプは4着以下37.4%、先頭の逃げタイプは15.9%。ラインの人数と、本命の選手の役割がどの数字に近いかを考えます。
最後に、級班と決まり手を見てみましょう。S級なら1万円以上37.3%、差しタイプの4着以下35.3%など、同じ級班の数字を基準にします。過去と同じ形でも、同じ結果になるとは限りません。、買い目を考える比較先は絞れます。
奈良競輪は荒れる?|ラインが残る割合より、構成別の配当に差が出る
奈良では、どこかのラインが1・2着に入った割合は57.5%、最長ラインは25.4%。3-3-1はラインが残りやすい一方で平均10,635円、3-3-3は残る割合が低めでも平均32,296円でした。
得点1位の選手は3着以内72.2%、4着以下27.8%。先頭の差しタイプは4着以下37.4%です。ライン構成と本命の位置が重なったとき、奈良では相手が広がる可能性を考える材料になります。
奈良の出走表を開いたら、333m・直線38.0mという印象だけで決めず、ライン構成、得点1位の選手の位置、級班、差しや捲りの展開を見てください。残るラインと荒れる払戻を別々に考えると、奈良のライン決着が読みやすくなります。
過去の割合は、次のレースの着順や払戻を約束する数字ではありません。バンクの形だけで決まり手の原因を断定せず、当日の級班、車立て、ライン、得点1位の選手の位置を見てください。