京王閣でのラインを予想の軸にした分析を過去データをもとにまとめました。
京王閣競輪でのライン分析以外の予想分析は下記にてまとめています。
競走得点1位選手が「最長ライン」にいる時の信頼度
競走得点1位の選手が、その日のレースの最長ライン(最強ライン)に位置する場合、個の能力と組織の力が融合し、極めて高い確率で連対を果たします。
鉄板軸は「4車ライン」:勝率62%超えの激熱パターン
競走得点1位選手がレースで最長ラインにいて、さらに4車ラインだった場合、その信頼度はめちゃくちゃ高くなります。
| ライン長 | ポジション | 勝率 | 2着内率 | 3着内率 |
| 4車ライン | 1番手(自力) | 62.12% | 81.82% | 89.39% |
| 4車ライン | 2番手(番手) | 50.00% | 72.00% | 80.00% |
4車ライン1番手対象レース:A級64レース、S級2レース

4車ライン2番手対象レース:A級43レース、S級7レース

4車ラインの1番手にいる場合、勝率は6割を超え、2着内率は8割超えという驚異的な数値を記録し、京王閣で最も信頼できる「絶対軸」となります。また、4車ラインの2番手(番手)も勝率50.00%と、3車ライン1番手(勝率52.79%)に迫る高成績です。
ただ、これはほとんどがA級によるもので、S級では対象レースが少ないです。
また、4車ライン3番手4番手もほぼ対象レースがありませんでした。
4車ライン3番手対象レース:A級6レース、S級なし

4車ライン4番手対象レース:A級1レース、S級なし

3車ラインでの成績
3車ラインでも1位選手が最長ラインにいる時の信頼度は高いです。
対象レース:A級153レース、S級44レース

3車ラインの番手にいる時は、A級かS級かで傾向が分かれます。
A級では先頭にいる時よりも勝率、2着内率、3着内率すべてが若干下がります。
逆にS級ではすべての成績が上がります。
対象レース:A級108レース、S級57レース

3車ラインの3番手だった場合、いくら得点1位の選手と言っても勝つのは難しいようです。対象レースも多くはありませんが、25レースあって1度も勝利はありませんでした。
とはいえ、3着には割と来ているので完全に切ってしまうのは危険です。
対象レース:A級21レース、S級4レース

クラス・年代別での競走得点1位選手の傾向
年代やクラスによっても成績には差があります。
黄金の組み合わせ:「若手の先行力」vs「ベテランの差し脚」
4車ラインにおける競走得点1位選手の成績を見ると、20代は先行で、30代以上のベテランは番手で高い勝率を誇ります。
| ポジション | 年代 | ライン長 | 全体レース数 (N) | 勝率 | 2着内率 |
| 1番手(先行) | 20代 | 4車 | 48レース | 62.50% | 81.25% |
| 2番手(番手) | 30代 | 4車 | 15レース | 60.00% | 73.33% |
| 2番手(番手) | 50代 | 4車 | 7レース | 71.43% | 85.71% |
20代の選手は4車ラインの1番手で62.50%という圧倒的な勝率を記録しており、若さゆえの強力な先行力が、京王閣の向かい風や長い直線に負けずに押し切る原動力となっています。この場合、若手を軸とした車券が最も堅い選択肢です。
一方で、30代以上のベテラン勢は番手戦で驚異的な決定力を発揮します。30代は4車ライン2番手で60.00%の勝率、特に50代のベテランは4車ライン2番手で対象7レースだけではありますが71.43%という高勝率です。これは、京王閣の差し優位の特性を熟知し、確実に差し脚を発揮するベテランの技術力の高さと言えます。
3番手以降は「頭」から除外せよ:勝率0%の危険なポジション
競走得点1位選手であっても、ラインの末尾に位置すると信頼度は急落し、車券の「頭」としては機能しなくなります。
• 3車ラインの3番手に位置した場合、勝率は0%であり、過去データで一度も1着がありません。
• 4車ラインの3番手でも勝率は16.67%に留まります。
京王閣では、後方に置かれた選手が前方を捌ききることが非常に困難であるため、得点1位であってもラインの3番手以降にいる場合は、軸としては期待薄と言えるでしょう。
競走得点1位選手が「最長ラインにいなかったケース」を分析する
競走得点1位選手が少数ライン(2車ライン)や単騎戦となり、他に最長ラインがいた場合、ラインの組織力が不足するため、その信頼度は低下し、「鉄板軸」ではなくなるという予測ができます。
京王閣競輪場では、実際どのくらいの成績なのかを見ていきましょう。
単騎・少数ラインの得点1位は「危険な軸」
競走得点1位選手が最長ラインとならなかった場合、その成績は最長ラインの時とくらべ大幅に下がるようです。
| ライン状況 | 勝率 | 2着内率 |
| 単騎 | 20.00% | 35.00% |
| 2車ライン1番手 | 26.10% | 45.16% |
単騎戦では勝率はわずか20.00%に過ぎず、これは得点1位選手が最長ラインにいる時(52.79%〜62.12%)と比較し、信頼度が半分以下であることを意味します。京王閣ではラインの組織力が個の能力を上回るため、得点1位選手が孤立した場合は、軸としての評価下げる「消去法的な車券戦略」も判断の1つとなります。
単騎の時の成績
単騎では、A級では勝率が低いものの、S級ではそれなりに戦えています。
対象レース:A級31レース、S級9レース

2車ラインの時の成績
1位選手が最長ラインにいなかったケースで、対象レースが多いのがこの2車ラインです。
対象レース:A級241レース、S級100レース


孤立した得点1位選手の年齢別信頼度
少数ラインの得点1位選手を狙う場合、20代の若手先行選手に注目が集まります。
• 20代の選手は、単騎戦で勝率37.50%、2車ライン1番手で勝率30.83%を記録しています。これは、ラインの援護が少ない状況でも、若さゆえの地脚と爆発力で、長い直線や風圧に打ち勝つ傾向があるためです。
• 一方、A級戦の単騎勝率は12.90%と低く、特にA級戦で得点1位が単騎の場合は、頭は避けた方が賢明です。
競走得点1位不在時の「最長ライン」を狙う【穴戦略】
競走得点1位選手が少数ラインにいる場合、残された最長ライン(得点2位以下の選手で構成)が対抗軸として機能します。
最長ラインの組織力が個人の得点差を埋める
得点1位が不在の最長ラインでも、ラインが長ければ長いほど、その結束力で高い信頼度を発揮します。
| ライン長 | ポジション | 勝率 | 2着内率 |
| 4車ライン | 1番手 | 35.90% | 56.41% |
| 4車ライン | 2番手 | 20.51% | 51.28% |
4車ラインの1番手は、得点1位の単騎選手(勝率20.00%)よりも遥かに高い35.90%の勝率を記録しています。これは、「ラインの人数差(4車)は、得点1位の選手の孤立(単騎/少数ライン)に勝る」という京王閣のライン戦の鉄則を証明しています。得点1位選手を無理に軸にするよりも、最長ラインの1番手・2番手を軸にする方が得策です。
4車ラインのポジション別成績
競走得点1位選手が最長ラインにいなかった時、最長ライン側の各位置取り別の成績をまとめました。
対象:A級34レース、S級5レース
4車ライン先頭では、1位選手が最長ラインの時とくらべると、若干下がりはするものの好成績と言えます。S級は対象が5レースと少ないですが、4レースで車券に絡んでいます。

2番手ではA級では先頭に比べるとガクっと成績が落ちます。

3番手になると勝利がなくなり、2着も厳しい状態となっています。

4番手では、車券の対象から外してもいいかもしれません。

3車ラインは番手が1番手を逆転する傾向
得点1位が不在の場合、京王閣の差し優位の特性がより顕著になり、番手選手の活躍が目立ちます。
| ライン長 | ポジション | 勝率 | 2着内率 |
| 3車ライン | 1番手 | 15.41% | 36.63% |
| 3車ライン | 2番手 | 21.22% | 38.37% |
3車ラインの場合、2番手(21.22%)の方が1番手(15.41%)よりも勝率が高いという逆転現象が起きています。これは、ラインを率いた自力選手がハイペースで風を切った結果、直線で力尽き、番手選手が差し切る展開が多く発生しているためです。このケースでは、30代の2番手選手が勝率26.72%を記録しており、ベテラン勢の差し脚の精度が光ります。



先頭・番手以外の信頼度は壊滅的:4車ライン3番手勝率0%
得点1位選手が不在の最長ラインでも、3番手以降の成績は極めて低くなります。
• 4車ライン3番手は勝率0.00%、2着内率10.26%です。
• 4車ライン4番手に至っては、1着はわずか2.56%です。
京王閣では、得点1位がラインにいようがいまいと、ラインの3番手以降の選手を軸として買うのは非常にリスクが高いと判断できます。