青森競輪場での過去のレース結果を集計して、競走得点1位の選手の成績や、ラインの長さやラインの位置別での成績など、いろいろな角度から青森競輪の予想に役立つ傾向をデータでまとめています。
2000レース以上をもとに分析しているので、ある程度傾向は読み取れるかと思います。

青森競輪場:周長400m、みなし直線は58.9mとやや長め。
青森競輪の1着の決まり手の割合
青森競輪場でのクラス別の1着の決まり手の割合をまとめました。
S級とA級では捲りで決まる割合はほぼ同じですが、逃げや差しでは10%以上の差がありました。
S級では約6割が1着は差しで決まります。

青森競輪の2着の決まり手の割合
2着の決まり手も見ていきましょう。
2着はS級では差しかマーク、A級ではマークが多くなります。

競走得点1位の選手のクラス別成績
青森競輪での競走得点が1位の選手の成績をまとめています。
ラインの長さや位置取り、脚質などの考慮はせずレースで1番競走得点が高い選手の成績は、S級で勝率約33%、A級で約40%、ガールズでは約65%となっていました。
3着内で見ると、S級は約70%、A級は約75%、ガールズでは約90%が3着以内に入っていることがわかります。

競走得点1位の選手の2車ライン先頭の時の成績
ライン別で競走得点1位の選手の成績を見ていきましょう。
ライン別の成績は、1番長いラインにいた時の成績をまとめています。2車ラインであれば、得点1位の選手が2車ラインにいて、その他は全て単騎の選手だったレースの成績を見ています。
まずは、2車ラインで得点1位の選手がラインの先頭にいた時の成績です。得S級全体でみると、3着以内率は70%ありましたが、2車ラインで先頭になると他が全て単騎だったとしても3着以内率は40%まで下がります。
A級では全体で75%だったのが、47%まで下がります。

競走得点1位の選手の2車ライン2番手の時の成績
得点1位の選手が2車ラインの後ろにいた時の成績です。
A級では先頭にいた時よりも成績が落ちるという結果が出ました。逆にS級ではほぼ同じか微増となっています。

競走得点1位の選手の3車ライン先頭の時の成績
得点1位の選手が3車ラインの先頭にいた時の成績です。
A級では約60%、S級では約50%と半分以上が車券に絡んできていますが、全体での約70%に比べると落ちています。

競走得点1位の選手の3車ライン2番手の時の成績
次はラインが3車で番手にいたときの成績です。競走得点トップの選手が3車ラインの番手にいて、他のラインが2車以下だったとしても、3着内率はA級S級とも約65%程度となりました。先頭にいる時よりは成績は良いようです。

競走得点1位の選手の3車ライン3番手の時の成績
3車ラインの3番手にいた時の成績は先頭や番手の時に比べて大きく落ち込みます。
A級もS級も3着内率でも約30%、勝率にいたっては約2%まで下がります。得点が高くて最長のラインにいたとしても3番手では勝つのは難しいようです。

競走得点1位の選手の4車ライン先頭の時の成績
4車ラインになると成績は安定してきます。4車ラインの先頭にいる時は、A級では勝率45%、3着内率約77%という高い数字がでました。これは該当のレース数が少ないのかなと思ったら、260レース該当していました。260レース中117レースで1着を取っていました。
対してS級では勝率約10%、3着内率約57%と低い数値となりました。S級では該当が45レースだったため、レース数が増えれば数値も変わるかもしれません。

競走得点1位の選手の4車ライン2番手の時の成績
4車ラインの番手にいる時はA級、S級の両方で好成績が見られます。
A級では勝率こそ約28%ですが、3着内率で約78%と8割近くが車券に絡んでいます。S級でも約71%が3着にきています。

競走得点1位の選手の4車ライン3番手の時の成績
4車ラインでも3番手の位置になると、勝率もガクっと落ちます。A級もS級も勝率は約6%とほぼ勝つのは難しくなり、3着内率も50%程度まで落ち込みます。

競走得点1位の選手の4車ライン4番手の時の成績
4車ラインの4番手となると、たとえ競走得点が1番高かったとしても3着以内に入ることすら難しくなってきます。該当レース自体も少なく、あまりこういうケースは見ることがないでしょう。
