熊本競輪の過去のレースデータ(再開後となる2024年7月~2025年7月)をもとに様々な角度からデータを分析。そこから見えてきた勝利へのヒントをデータとして掲載!
1着2着の決まり手分析!クラス別に見える傾向
全体:差し中心。逃げ捲りは同じくらい。2着はマークが多い。
S級:圧倒的に差しが多い。差し足が強い選手には要注意。2着はマークが多いが差しもくる。
A級:差し有利もS級に比べ逃げの割合が10%以上高くなる。2着にはマークが大半を占める。
ガールズ:ガールズは1着は捲りが抜けている。次点で差し。2着もマークと捲りが大半。


レースで競走得点1位の選手のクラス別成績
レースの中心となる競走得点1位の選手の成績をまとめて掲載。見ての通りの圧倒的な成績でまずは得点1位の選手をどうするかが予想の要となります。
全体的に1位の選手は圧倒的な成績を残している。特にガールズでは勝率約70%、3着内率約90%と、とても逆らえない状態。
1番低いS級でも約65%が3着以内にきている。

競走得点1位の選手のラインの長さや位置取り別成績
競走得点1位の選手は、基本的にレースにおいて中心となる選手。得点1位の選手が、そのレースで1番長いラインにいたときどんな成績になるのか見ていきましょう。今回は最も多いケースの3車ラインの結果に注目。その他2車ラインや4車ライン、5車ラインは別記事にてまとめて掲載しています。
3車ラインの先頭の時
A級・S級ともの勝率の高さが目立つ。特にA級では勝率も64%と驚異的な数値になっている。

3車ラインの2番手の時
差しが多くなるS級では勝率はほぼ同じくらいだが、2着、3着と車券内に入る頻度が上がる。

3車ラインの3番手の時
競走得点1が3車の3番手になることはあまりなく、期間内ではA級で6回、S級で1回だけとなったので参考程度に。

ラインの長さと位置取りでどれだけ勝率や連対率が変わるのか調査!
さきほどは競走得点1位の選手について、最長ラインでの各位置取り別に成績を見ていきました。
今度は、競走得点1位が最長ラインにいない時、レースでの最長ラインがどのような成績を残すのかをラインの長さやライン内の位置別に見ていきましょう。
条件:レース内で最も長いラインに競走得点1位の選手がいない。
※同じ長さのラインが他にもいる場合、そのレースは対象外とする。
競走得点1位の選手が複数いる場合、そのレースは対象外とする。
例:3車、2車、2車の3分戦で、3車ラインに得点1位がいないようなケース
こちらも最もサンプルの多い3車ラインで見ていきます。
3車ライン先頭の時
得点1位の選手が最長ラインの時と比べるとA級では大きく勝率が下がる。それでも最長ラインということもあってか、3着内には5割弱きている。

3車ライン2番手の時
先頭と比べると3着内率が上がる。S級では勝率、2着内率もアップしている。

3車ライン3番手の時
先頭、2番手と比べると3番手は絶望的、S級なら3着なら多少押さえられるといったところ。よほど買う理由がなければ、ここから勝たれたら諦めた方が良さそう。
