競走得点1位選手が最長ラインにいた時の成績

競走得点1位でさらにレースで最も長いラインを組んでいるという、どう考えても強い布陣です。

この最強の布陣の時の1位選手の成績をラインの長さやポジション別に集計してみました。

3車ラインの先頭ではA級で信じられないような成績を残しています。対象レースが286レースあるにもかかわらず勝率約60%、3着内率約90%という成績には驚きを隠せません。

S級でも軸として信頼できる数字です。(対象93レース)

3車ラインの2番手でも十分すぎるほどの好成績です。

対象:A級213レース、S級104レース

3車ラインの3番手となるとさすがにきついですね。ただ対象となるレース自体も少なくなります。

対象:A級25レース、S級8レース

4車ラインの先頭はラインも強烈で、さらにその先頭に競走得点1位選手がいるとなるとA級では無敵に近い状態。問答無用で軸筆頭です。

対象:A級69レース、S級9レース

S級で100%なのは対象レースが少なすぎるからですね。A級では勝率こそ先頭より下がりますが、2着3着はほぼ外しません。

対象:A級48レース、S級2レース

4車ラインでも3番手となるときつくなります。

対象:A級13レース、S級2レース

競走得点1位選手が、4車ラインの4番手になることはあまりありません。対象レースもかなり少ないので数値はあまり参考になりませんね。ただ4番手はやはり厳しいでしょう。

対象:A級4レース、S級1レース

得点1位選手の成績(最長ライン、最長ライン以外)、最長ライン(得点1位不在)

それぞれの比較はデータ分析記事にて掲載しています。

レース前に絶対に見ておきたいデータ

最長ラインにいなかった時の競走得点1位選手の成績

競走得点1位選手+最長ライン」この組み合わせが強烈ということが過去データで明らかになりました。

では、1位選手が最長ラインにいなかった時の成績はどうなるのかをラインの長さとポジション別に見ていきましょう。

2車ライン先頭では競走得点1位といっても3着内率約55%となり、やはりちょっと微妙な成績になります。

対象:A級394レース、S級210レース

2車ライン2番手となるとさらに下がります。

対象:A級394レース、S級210レース

3車ライン1番手では一気に対象レースが減ってしまいました。特にS級では一気に下がります。

ですが、2車ラインに比べ3車ラインになると成績自体は上がる傾向があります。

対象:A級28レース、S級6レース

3車ライン2番手では、先頭の時よりは下がりますが、2車ラインに比べると好成績です。

対象:A級28レース、S級6レース

3番手では一気に成績が落ちます。やはり先行有利の伊東温泉競輪場では3番手は厳しいようです。

対象:A級28レース、S級6レース

得点1位選手の成績(最長ライン、最長ライン以外)、最長ライン(得点1位不在)

それぞれの比較はデータ分析記事にて掲載しています。

レース前に絶対に見ておきたいデータ

競走得点1位選手が不在時の最長ラインの成績

競走得点1位の選手が最長ラインでなかった時の成績を見ていきましたが、今度は最長ライン側の成績も見ていきましょう。

最長ラインとはいえ、競走得点1位選手でなければ一気に成績が下がりますね。

これは先頭の選手が得点2位の選手の時もあれば、6位の選手の時もあるというのも理由の1つでしょう。

これは深堀りで得点順位別の成績を集計して見ても面白そうですね。

対象:A級408レース、S級233レース

A級では勝率は下がりますが、3着内率は上がります。S級では勝率は変わりませんが、3着内率は上がります。

対象:A級408レース、S級233レース

3番手はやはり厳しいですね。A級なら3着なら一考といったところでしょうか。

対象:A級408レース、S級233レース

4車ラインとなると、競走得点1位選手でなくても勝率が一気に上がります。

対象:A級42レース、S級10レース

2番手は2着3着なら無視できない存在です。

対象:A級42レース、S級10レース

3番手はやはり厳しいですね。

対象:A級42レース、S級10レース

4番手はさらにきつくなります。

対象:A級24レース、S級10レース

得点1位選手の成績(最長ライン、最長ライン以外)、最長ライン(得点1位不在)

それぞれの比較はデータ分析記事にて掲載しています。

レース前に絶対に見ておきたいデータ